なぜ人間は温血(?)動物に進化したのか?

Ғылым және технология

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哺乳類や鳥類は体内で発熱し
体温を一定に維持するという意味で
「内温性恒温動物」と呼び
一方、爬虫類のように外部環境によって体温が変わるものは
「外温性変温動物」と表現するようになりました。
しかしよく考えてみると
体から発熱して体温を維持するシステムは
本当にとても非効率的です。
実際、体温が10℃上がるたびに
エネルギー代謝率は2倍ずつ増えてしまいます。
つまり人間を含む内温性の哺乳類と鳥は
体温維持のためにたくさん食べなければならないことを意味するのです。
そのため平均的に哺乳類は爬虫類より
30倍以上のエネルギーを使用します。
分かりやすいようにいうと人が1日に食べる量で
爬虫類はなんと1ヶ月間生きていける計算です。
こういった理由から、自然界では
哺乳類と鳥類を除いては、ほとんどが「外温性」です。
すなわち内温性恒温のシステムは
ある意味、極めて例外的な進化の産物だということです。
だとすると人間はこのように非効率的に見えるにも関わらず
体内で発熱する方へ
なぜ進化したのでしょうか?
#体温 #恒温動物 #変温動物
================================
【参考資料】
- 『ミトコンドリアが進化を決めた 』, ニック・レーン
- en.wikipedia.org/wiki/Homeoth...
- Willem J. Hillenius et al., (2013). "The Evolution of Endothermy in Terrestrial Vertebrates: Who? When? Why?"
【画像】
ShutterStock等
【BGM】
(1)Green Rocket
(2)Lazy Moves
(3)Dark Acoustic western
(4)Lazy Moves
(5)Hey Love
【ナレーター】
森口 裕貴さん
Twittr: / hiroki_kansei
【公式SNS】
Twitter: / qv3px5yydj6a3nl

Пікірлер: 61

  • @user-hc7wm9yw4l
    @user-hc7wm9yw4l3 ай бұрын

    非効率的の背景がハチドリさんのホバリングなの好き

  • @user-jd9qb9rm7p
    @user-jd9qb9rm7p3 ай бұрын

    巨大高温性といえば、カメ類中最大のオサガメは、北極圏近くのかなり高緯度の海でも、体の中心近くの体温は25〜30度を保たれているそうです。

  • @goma8082
    @goma80823 ай бұрын

    動画の途中からマグロはずっと泳いでるし有酸素能力高そうだけど 体温どうなんだろうって思ってたらちゃんと余さず説明してくれた

  • @user-zj7ts9ez1v
    @user-zj7ts9ez1v3 ай бұрын

    動物の進化には、とてつもない凄みがあるッ!

  • @タンガンちゃん

    @タンガンちゃん

    3 ай бұрын

    だから人間をやめて吸血鬼になる必要があるんですね( )

  • @teukleides5452

    @teukleides5452

    3 ай бұрын

    @@タンガンちゃん 最終的には生物と鉱物の中間の生命体になって考えるのをやめることになりそうだぞ。

  • @KAZOOOKI

    @KAZOOOKI

    2 ай бұрын

    そこにシビれる憧れるゥ!

  • @user-fi1xb7pu7g

    @user-fi1xb7pu7g

    2 ай бұрын

    ゴールド・エクスペリエンスッ!! 産まれろ、生命よ!ッ無駄ァッ!!!

  • @user-oq2ic5og5m

    @user-oq2ic5og5m

    Ай бұрын

    動物讃歌は進化の讃歌‼️

  • @アワビさん
    @アワビさん2 ай бұрын

    「要するに分かってない」だけでも、ここまで解説できるのすげぇ。

  • @tagetorisoldman
    @tagetorisoldman3 ай бұрын

    まさか発熱できる植物がいるとは… まだまだ知らないことがたくさんありますね!

  • @user-rp9go5ts4t
    @user-rp9go5ts4t3 ай бұрын

    体温の歴史興味深いものでした!

  • @user-uu4qj5tk8s
    @user-uu4qj5tk8s3 ай бұрын

    待ってた!!

  • @sciencedream_jp

    @sciencedream_jp

    3 ай бұрын

    お待たせしました!!

  • @shomat743
    @shomat7433 ай бұрын

    たしかにヘビは半年ぐらい何も食べずとも平気

  • @user-ln7in2oz8w
    @user-ln7in2oz8w3 ай бұрын

    毎回大変勉強に成ります。進化の過程で色々選択して現在に繋がってる事が良く解ります。

  • @user-er1kh9wr3i
    @user-er1kh9wr3i2 ай бұрын

    数多ある日本語チャンネルの中でも一番聴きやすく理解しやすい声(喋り方)だと思う。

  • @user-wk1zt5lp3q
    @user-wk1zt5lp3q3 ай бұрын

    ホオジロザメ、奇網だけじゃなく赤色筋も持ってたのか。 凄い。

  • @kmr3177
    @kmr31773 ай бұрын

    最高の一言がやっぱり最高

  • @user-wx3ul9mp8j
    @user-wx3ul9mp8j3 ай бұрын

    全滅した海生爬虫類(魚竜と首長竜)は原始的な双弓類に分類されるそうですが、クジラ と同レベルの内温性動物だったらしいですね。高度?な恒温性動物に鳥類、哺乳類とは 異なる第三、第四の系統が存在していたことを考えるとロマンを感じます。

  • @user-jyanome-daisuki
    @user-jyanome-daisuki3 ай бұрын

    新たな知識を得ました。参考に成りました。

  • @ux-ss6ds
    @ux-ss6ds3 ай бұрын

    大体の化学反応は温度が高い方が速く進むので、運動能力を上げるには体温が高い方が有利

  • @user-qd1sn7uu6u
    @user-qd1sn7uu6u3 ай бұрын

    恒温性を捨てたナマケモノさんの進化が気になります

  • @user-jd9vz7md4o

    @user-jd9vz7md4o

    3 ай бұрын

    ハダカデバネズミも変温性であり、彼らの住む地中は一定温度に保たれているので恒温性である必要が無い。また変温性であることで低酸素状態に強く、地中で生きるのに有利になった。

  • @kuubou989

    @kuubou989

    3 ай бұрын

    進化史からみた中温性や巨大恒温性の恐竜も実際はナマケモノと同じで後天的にそうなっただけで元々デフォルトが恒温性の筈やで 恐竜の台頭が始まった三畳紀後期より前のペルム紀初期の時点で鳥頚類(恐竜を含む鳥型爬虫類)や獣弓類(後の哺乳類)は羽毛や体毛と恒温性は獲得してるから

  • @user-ws5ho6ph2q
    @user-ws5ho6ph2q3 ай бұрын

    「俺、参上!」…モモタロスさん!?

  • @shinagawa_pierrot

    @shinagawa_pierrot

    3 ай бұрын

    俺はいつでもクライマックスだぜ!

  • @momonso0821
    @momonso08213 ай бұрын

    植物でもそういうのあるとは! 自然はすごいな

  • @user-cz4qw7fy8w
    @user-cz4qw7fy8w3 ай бұрын

    また新たな知見を…ありがとうございます 30倍ってよっぽどですね…

  • @sau2598
    @sau25983 ай бұрын

    6:33 これカツオに見えるけど

  • @user-pe4zt7dh5o
    @user-pe4zt7dh5o8 күн бұрын

    昔ウズラとヒバカリの卵孵化させた事あるけど 鳥の卵は暖めないと孵化しないのに  蛇の卵は逆に暖めないで霧吹きで湿らせた水苔の上で孵化するから不思議で面白い 卵が冷えてるから1か月間半信半疑で育ててたけど ちゃんと孵化したからめっちゃ感動だった

  • @HitYoutube
    @HitYoutube3 ай бұрын

    初期哺乳類が爬虫類に負けて夜行性になったからだと思ってました。 夜間は日光浴も出来ないし昼間に比べて外気も低いので恒温性を獲得したものが 定常的に活動できて生き残ったのじゃないかなと考えていました。

  • @user-me2nu4fz4e

    @user-me2nu4fz4e

    3 ай бұрын

    動画内でもちょっと言ってるけど、恒温性の出現時期が早すぎるんだよね。 現生哺乳類の祖先が、夜行性の小型生物になる前から恒温性を獲得していた

  • @pupupu8950
    @pupupu89503 ай бұрын

    どうしてタマを体外にぶら下げるようになったんかなあ・・・ 鳥は恒温動物だけどタマは中にある このままでよかったじゃん

  • @tattsan776
    @tattsan7763 ай бұрын

    恒温動物の持久力が高いという話のときにチーターの動画を入れるのは ちょっとイジワルですよね

  • @mibatti1
    @mibatti13 ай бұрын

    アカマンボウも面白い体温維持システム持ってますよ!

  • @user-bq1dv5lg8v
    @user-bq1dv5lg8v3 ай бұрын

    通知くるの嬉しすぎる

  • @grgk3991
    @grgk39913 ай бұрын

    なんか途中ももちゃん憑依した虫いた

  • @saika358-11
    @saika358-113 ай бұрын

    爬虫類は地球に優しい、 エコですね💦💦 羨ましいかも😅

  • @user-jd9vz7md4o
    @user-jd9vz7md4o3 ай бұрын

    原始的な哺乳類である単孔類(カモノハシ、ハリモグラ)は恒温性がやや不十分、有袋類(カンガルー等)も有胎盤類に比べると体温が変動しやすいです。

  • @mititdoll_sugarland
    @mititdoll_sugarland2 ай бұрын

    燃料が違うだけで酸化剤を用いた動力という点ではジェットエンジンに似る、そら燃やせる材料に困らんのなら馬力があるだけ有利さね。

  • @user-ct2yw8fj2w
    @user-ct2yw8fj2w3 ай бұрын

    2:37 なにこの理想的な映像

  • @jun738
    @jun7383 ай бұрын

    体温が発生する原理はわかったけど、体温が下がると死に至るのは何故なんだろう。

  • @Vamikonekoneko
    @Vamikonekoneko3 ай бұрын

    非効率だけど、恒温動物で社会が安定して発展した時代に生まれたことで沢山美味しいものが食べれる幸せを得れている。ハッピィ……😊

  • @user-pp6ff4gj7o
    @user-pp6ff4gj7o3 ай бұрын

    なんか理科で聞いたことある言葉だなあ

  • @user-fq8nq6nj8u
    @user-fq8nq6nj8u3 ай бұрын

    ほぇ〜しゅごいなぁー

  • @nonyanay7106
    @nonyanay71063 ай бұрын

    全球的な領域で頂点捕食者として活躍するような動物は、好気性システムが必要だから、必然的に恒温動物へと進化していくのかね。 ワニさんが変温動物の限界点な気がしてる。

  • @koumei0923
    @koumei09232 ай бұрын

    ハチドリって、食べ続けないと餓死しちゃうって本当?ナマケモノって、満腹なのに、代謝す?のに時間かかるから餓死しちゃうって本当? ATP産生が関係しているならミトコンドリアを取り込んだ時に恒温変温の道が別れることになったのかな?

  • @user-zl7dv8qw4z
    @user-zl7dv8qw4z3 ай бұрын

    5:52〜真っ先に花を咲かせるメリットって何なんですか?

  • @kikaiserseasonform
    @kikaiserseasonform3 ай бұрын

    宇宙人も外音性変温動物だろうな 宇宙船の中なら長距離移動の必要もなさそうだし人工冬眠も短くて済みそうだし

  • @user-km9ow2sg3q

    @user-km9ow2sg3q

    3 ай бұрын

    ☓ 外【音】性 ○ 外【温】性

  • @ch-bo1kv
    @ch-bo1kv3 ай бұрын

    っしゃ!

  • @sciencedream_jp

    @sciencedream_jp

    3 ай бұрын

    っしゃ!

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