【構造塾2024#04】能登半島地震で被害!「瓦屋根の倒壊」誤解を紐解く
Ғылым және технология
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、建物倒壊、液状化被害、津波などにより多くの被害が発生しています。
耐震性能の低い木造住宅の被害も多く見られました。
地震が発生するたびに出る「瓦屋根の耐震性能」、ここには大きな誤解があります。
木造住宅の倒壊は、瓦屋根が真の原因ではありません。
瓦屋根の耐震性能について解説します!
【家づくり応援・業者マップURL】
kouzoucram.com/map/
【構造塾公式LINEアカウント、登録はこちらから】
lin.ee/WnWhiYM
【すべてのリンクはこちらから】
lit.link/kouzou
【著書】 楽しく分かる!木構造入門 改訂版
amzn.to/2Xyl5WD
#構造塾#瓦屋根#能登半島地震
Пікірлер: 48
うちは瓦屋根ですが、設計時に「リビングのこことここの壁は邪魔でしょうけど省けません」と建築士の方に説明されました。ちゃんと耐震性のことを優先していたので、安心して住んでいます。 リノベで壁を取り払うとか、恐ろしく危険なことをしてるな、と思って見ています。
日本瓦の佇まいが好きです、 瓦への誤解を、わかりやすく紐解いてくださって ありがとうございます。
瓦は、防水のためにペンキ塗り変えるコストないし、寿命は一番長いし、雨の音は響かないし、湿気はこもりにくいしで。 きちんと設計するなら、とても魅力的な屋根材ですよね。
@user-uq3fn9oi2k
6 ай бұрын
ランニングコストは少なくて済むとしても耐震性を高めるために建築時のコストは高くなる また地震の際、瓦が落下して危険かつ落下した破片が散乱し場合によっては通行の障害になる 建築資材の選択肢が限られていた昔とは違い代替資材の豊富な現代、地震大国の日本で瓦を使うメリットの方が少ない
@user-qd2le3yi5t
6 ай бұрын
うーん、でも瓦の代替品ってそんな豊富にありますか? スレートとガルバリウム鋼板ぐらいしか知りませんが? どちらも耐力壁を節約できるけどデメリットもありますよね。瓦の落下も釘で固定してない昔の建物のケースがかなりあるのでは? もちろん瓦が最高だとか完璧だとは思いませんが
@k.g.6114
5 ай бұрын
@@user-qd2le3yi5tガルバのデメリットってなんですか?
@user-qd2le3yi5t
5 ай бұрын
私が把握してる限りでは、物がぶつかると傷や凹みができやすく、そうなると錆びやすくなる。 雨などが当たると音が大きく響く。 湿気がこもりやすく、通気工法をしっかりできる業者にお願いしないと、屋根が腐りやすくなる。 ぐらいかな? 調べればまだあるかも?
@user-qd2le3yi5t
5 ай бұрын
あと、塗装の塗替えもありますね。
昔の家はいわゆる大黒柱が太く家の中でひと際目立つ存在感があり、太い梁とともに重い屋根をしっかりと支えていた だから100年200年と耐えることができたが、近年の家は居住空間の確保と見栄えを優先し柱や梁ができるだけ目立たないような設計になっている もちろん耐震計算した上でそのような設計になっているわけだが、その耐震計算の精密度や施工において設計の通りに建築されているのかは疑わしい点があるのは否めない
阪神淡路大震災を経験した救急救命医です。瓦を載せない平屋建築が最大の地震対策と考えます。
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 建物が倒壊した際の救助、その視点で見ると軽い屋根が良いですね そして平屋建て・・・ これから家を建てる場合、既存住宅を耐震補強する場合 この場合は、瓦屋根に合わせた耐震性能を確保するよう設計はできるのですが 現状の耐震性能低めの木造住宅に関しては、 軽い屋根、平屋建てが地震対策には有効ですよね
おっしゃる通り見た目屋根が重い瓦屋根の住宅が倒壊しやすいということは「設計では考慮されているから倒壊しやすいわけではない」です。 とはいえ少し勘違いされているようなので、現場の立場で一言。 実際は、①設計②施工③材質④管理の四つが100%機能した場合に限り目的を達します。 それに、耐震設計は与条件下で一回目の揺れでは倒壊しないことであり、二回三回と揺れがあれば倒壊することも織り込み済みです。 ※ 一回目の揺れでは柱は斜めになっても、空間があるので早く逃げてね 程度です 現実には ①設計段階では、どれくらいの安全率を見込んでいるか ②施工では、職人が設計思想をどこまで理解出来ているのか。 どこまで品質管理に気を使えるスキルがあるのか ③材質では、指定された資財なのか。 指定された品質なのか。 生コンなら、指定強度になっているのか。 ④管理では養生は適切か。 指定の箇所に指定の数量を指定の深さまで施工しているか。 細かく言えばもっとありますが、設計される場合「規定通りの図面を書けば現地に完璧な製品が出来る」という妄想で話されいてる。 未だに手抜きして粗悪な住宅を建てる業者だって存在します。 震度の話をすれば 震度を計測・発表している地点はその地区の代表地点で、倒壊した場所とは限りません。 数キロ・十数キロ離れていることが普通です。 倒壊した所の揺れは、地盤構成の違いからS波の周期・揺れている時間・到達の方向の違いで「震度7」以上かもしれませんね。
今回も解り易いお話、ありがとうございます。 人体の喩えは私自身が体験した事でした。 元々小柄で少食でしたが、成長期には食欲も付き、基礎代謝は高かったのか幾らドカ喰いしても肥えない体質でした。 東日本大震災の時に、郷里の阪神淡路大震災のシーンがトラウマの様に蘇り、倒壊してなくても怖く、暗く不安な中で、それまで甘党では無かったのに活動量低下とスイーツと、発声の為に腹10分目まで食事してたら五十路になり体重が増えました。 足(靴)のサイズも小さいし、荷重に慣れていない膝や足首の関節に水が溜まってしまい曲げられなくなり、しゃがめず、リハビリ施設で働いてるのに自分が介護要りそうになり、ダイエットしました。 足も小さいと支持基底面積も狭く上部の重さを支えるに慣れておらず、瞬発力はあっても、あっと思った瞬間に転ぶ回数が増えました。 なので運動しながら減量に成功してからは関節も柔らかく、転倒しても打撲痕もなく支障は無いです。 さて、わが家はセラミック瓦。後付け太陽光を検討した時にアフターに見積もり出そうとしたら訪問業者は6kwに対し、アフターは1kwしか載せられないと。(お断り用の数値かもしれません) ちょうどその頃、意識高い系の工務店のVoicyで後付け太陽光は屋根荷重が増え耐震性も低下する話を聴き、そうなると優遇措置も解除されるデメリットの方が大きくて諦めました。 わが家はコンパクトですが、住んでみて2年超えで体験した数回のどの地震に対しても「揺れる」とか「振れる」という体感ではなく箱が「微細動」に「ぶるぶる」「震える」感じです。 外皮が厚く内腔が狭いからかなとも思いますが。
「屋根が瓦だと漏れなく地震に弱い」なんて考えちゃう人間って、そんなにいますかねw ・・と思ったら、大まかな話をたとえ話でやってる時点で、そういう次元の話なのに、やたら細かいツッコミ入れてくる人が結構いますね。 情報発信者も大変ですなこりゃ・・
構造塾で学んだことをショート動画にしてみました! 正しい知識が広まるといいですね。
愚問ですがもし全てが板金屋根だった場合どのぐらい倒壊を免れたのか知りたいですね。
瓦を載せる前提で設計してあるのでしょうが地震の時の瓦屋根のあの揺れを見ると軽い方が安心できるなぁ
有難うございます。私は個人的には日本瓦が好きです。 しかし、軽い屋根材に対し、やり過ぎなほどの頑丈な耐力壁で支えれば、より一層倒れにくい建物になるのでしようか。そのようにも思えました。であれば、施主としては、耐力壁を過剰に施すことを希望して、構造計算情報は少し馬鹿げていると揶揄されそうなレベルを敢えて要求すれば良さそうにも思えました。どうなのでしよう。つまり、日本瓦を避けた方がトップヘビーな構造物を避けることに繋がり安全そうに思えます。 ◎ただ、これにより重心が低い家ができそうですが、地震波の波長との兼ね合いもあり、重心が低いのがプラスなのか、重心よりも上が大きく横揺れしてしまわないか、上が大きく横揺れすればバランスが崩れてしまいそうな気もしました。 なお、素人判断ですが、大規模余震か重なると、耐力壁がだんだんヒビが入り弱るとか(更に、ヒビから雨水が入ると壁材によってはザクザクになるとか)、金具がユルユルになるとかで、耐力壁全体が弱体化し…、一方で、屋根の重さは変わりませんから、どうなのだろうか、と思いました。 1発目の大地震後は直ちに退避して、仮にすぐに大規模余震でも、その際には避難所に居るということなら、余計な心配かもしれず、素人としてはいろいろと悩むところです。
@user-dd1ns8gw5h
6 ай бұрын
屋根は軽い方が地震に有利ですよ。 軽いと台風とかの風には弱いです。
@k.g.6114
5 ай бұрын
耐力壁が何回揺さぶっても持つとか、ちゃんと規定通りのピッチと締め具合で釘打ちされてるとか、そんなのは幻想ですよ。そもそも現実には応力集中がある時点で「耐力壁」というのはものすごいマージンがなきゃ成り立たんのです。許容応力限度を出してると言いますが果たしてその精度は?(笑) 耐力面材の釘打ちの指定箇所見たって、角まで等ピッチで打てという時点で頭悪そうな奴が考えているのが目に見えてます。
@k.g.6114
5 ай бұрын
木造住宅の共振点は、被害の大きい大規模地震の典型的な地震波に比べて、わずかに周波数が高いですから、より軽く強靭な構造にしてさらに共振点を高くする方が、より変形を小さくできます。瓦屋根を使う理由などございません。
コメント失礼致します。 当初、瓦屋根で偏心率が0.15以下でした。その後、太陽光9キロつけたのですが、以前の動画を拝見したら、すでに重心は南側にずれていると認識しています。 質問なのですが、屋根材をガルバリウムへ交換すると重心は北側へ移動しバランスは悪くなりますか? それとも下に重心がおち、耐震性もあがりますか?
昨今では集成材で建築する工務店やHMが多いですが、どうなんでしょう。 集成材のデメリットも教えていただけると助かります。
大変勉強になりました。決して認識がないわけではありませんが、ある程度現状をわかってもらう説明はしていきたいと思います。
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 瓦という材料が耐震に対して問題あるとは思っていません 耐震性能は「設計」が重要ですからね・・・ 現状をしっかり伝えてください!
建物の重さや耐力壁の重要性は広く一般に知られつつあると思います。しかし、最も怖いのは建物が持つ固有周波数と共振することではないか?と思っています。じゃあ、どうすればいいの?という解が明確にないように思うので難しいところですけどね。
@k.g.6114
5 ай бұрын
その通りですね。運が悪いと弱い力でも破壊することがありえます。そんなわけで制振も大事って言われてるわけですが、そもそも殺さなければいけないエネルギーを小さくするには、質量が小さい方が有利なんですねぇ。 エライ人だからその辺も織り込み済みなんでしょーね。私は木造在来で絶対に瓦なんて使いませんが(笑)
地震時に家屋が損傷を受けるかどうかは地震動の卓越周期と建物の固有周期の関係で決まります。 したがって、一律屋根の重い瓦屋根の家が倒壊するというのは誤解です。 スレート系や金属屋根(ガルバリウム)などのメーカーが瓦屋根は地震時に弱いと喧伝していますが、 日本の家をダメにしたのは大手ハウスメーカーと大手建材メーカーです。 やはり日本の家は屋根は瓦、外壁は漆喰などの無機材料でつくったほうがメンテナンスフリーとなって、屋根や壁の塗り替えなどの維持管理費はかかりません。 10年前にリフォームをしましたが、屋根は瓦、外壁は漆喰にしました。10年経ても何の問題もありません。
なんで柱の太さが105mm^2とか89㎜×22.25mmしちゃうんでしょうね。 最初から米松で120mm^2とか150mmくらいの通し柱にすればかなり強くなると思うし、ツーバイエイトくらいにすればずいぶん余裕だと思うし、断熱材も余裕をもって入れられる。規格をけちりすぎてませんか?
@user-gc1hn7el3y
3 ай бұрын
コメントありがとうございます 部材寸法は小さいですよね・・・ その割に断面欠損が多い 構法自体、なんとかならないものかと思っています
先生は静荷重でお考えのようですが、その場合は、重さの影響は柱を比例して大きくすればいいのですが、地震が動荷重なので、たてものの固有振動数が変わってきますので、上部の構造体の重量が重いと振動に追従性が悪い、すなわち固有振動数が下がりますので、位相の遅れで上下が余計にねじれる現象が出てその差がかなりの破壊力がありますね。 この位相差をなくすのに、軽い材の屋根が耐震性を上げる効果があると思いますがいかがですか??
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 仰る通り、屋根が重くなると固有振動数が低くなります しかし、重い屋根に応じた壁量増加により、剛性が上がり固有振動数は高くなります したがって、瓦屋根だとしても、軽い屋根と同等の固有振動数と大きな差は出ないと考えています (大雑把にはです)
@user-ph8yg1ff8b
5 ай бұрын
定性的なお話ですが、瓦は約7トンに対しガルバ材は0.7トンと10倍違います。合成を10倍上げるのは大変ですよね。@@user-gc1hn7el3y
ここでのコメント見ているとやっぱり瓦の事結構知らない人多いんだな〜って言う印象 地震が起きると古い和瓦の家が倒れてる映像が多いけど 動画でも言われてる通り土葺き屋根 今は瓦の種類も豊富で平板やカパラスとか頑丈でスッキリした瓦もある釘も全打ちが殆ど おまけに瓦棒という木を打って瓦の爪に引っかける感じで葺くからかなり丈夫
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
瓦に対するイメージは様々です ある側面から見れば、それぞれのコメントは正解であり不正解です おっしゃる通り、倒壊している建物は耐震性能の低い古い建物です その当時の屋根が瓦屋根が多かっただけのこと 瓦屋根の重さと、耐震性能のバランスが悪かったと言えます 今の瓦は、落ちなくなりました あとは、建物の耐震性能を向上させれば問題なしです
瓦屋根が重い建物でキラーパルスの影響はどうなんでしょうか?
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 建物の耐震性能を向上させることで固有周期が短くなります(固くなる) そうすれば、キラーパルスの影響は無くなります
瓦は重い。それを支える身体が無い? ならば軽い屋根しかないと思います 珠洲市宝立町在住だけど、瓦屋根住宅の街は潰れ壊滅している 横の力に全く耐えらえない。我が家は北陸の瓦なので10tほどあったと思う。 バキバキと唸って6寸の柱が十何本もすべて裂け崩壊する家は恐ろしかった 重くない瓦の屋根は瓦が跳ねたように飛び散って落ちてしまってる ガルバリウム鋼板の押し型瓦しか震度7クラスには通用しないと思いますね もしくは相当な耐震対応をするしかないでしょう。 それでも地割れや傾いて住めなくなると思います。
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます ここは、既存住宅の場合と、新築の場合、別けて考える必要があります 仰るとおり、既存住宅の場合は、瓦を鉄板などの軽い屋根に葺き替えることで 耐震性能は向上します 古い建物は耐震性能も低く、瓦屋根で重い 瓦を軽くするか、耐震補強工事を行うか、何らかの処置を行ってほしいですね・・・ 簡単ではないと思いますが 珠洲市在住とのこと、大変でしたね・・・
頻繁に地震に見舞われていれば地震保険に加入するのもいいですよ!
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 地震保険は必須と考えています
とは言え、頭は軽い方が良いですな。
頭が重くて足が太いデブでは膝から崩れるのでは?力士級筋肉質であれば話は変わりますが、見た目の好き嫌い以外に選択肢は無いと考えます。 地震以外にも雨台風による漏水リスク、積雪とその融雪による荷重、雪下ろし作業などの負荷が多いです。 地震の無い温暖な気候の地域であればよろしいのではないでしょうか。
@user-gc1hn7el3y
5 ай бұрын
コメントありがとうございます 耐力壁を増やすことを足の太さに例えているため ここでいる足の太さは、筋肉量の多さという意味です 瓦という材料を、耐震性能という設計と関連付ける現状が問題だと思っています 当然、素材の好き嫌いもありますし、もろもろリスクもあります それは、他の屋根材も同様です 材料の良し悪しと、設計で解決できる部分を ごちゃ混ぜにした考えを整理して行きたいところですよね・・・
瓦を擁護しようとして訳の分からない主張になっていると思います。 「瓦でも耐震設計をすれば問題ない」と言いたいのでしょうが、これは地震に対して瓦がガルバリウムなどに対して同等であるという事を意味してません。 同構造であった場合、瓦はガルバリウムより倒壊しやすいリスクを抱えるのは間違ってないのですから、正しく言うのであれば「瓦はガルバリウムなどより地震に対して大きなリスクがあるので、瓦で家を建てる時は構造を強くしましょう。もしくは瓦を使っている家は耐震性能を上げましょう。」というべきでしょう。 この話は人の生き死にに関わる話なので発信は慎重を期するべきです。
倍くらい質量が違い、かつ構造部材でない屋根材の比較で、建築基準法の必要壁量の係数が4割くらいしか違わないことが不自然と思えない人がこの話を間に受けて聞くんだろうなぁ。