筋交と構造設計パネル、どっちが良いのだろう…
筋交いの場合ですが 外壁側において断熱材は何に密着させるのでしょうか。 内側は気密シートと石膏ボードなのかなと想像しますが。 合板を貼らないとしたら透湿防水シートで外壁側は断熱材を支えてるのでしょうか?
勉強になります。柱がまっすぐじゃないのは理屈があるんですね。
筋交が印象がいいです。
勉強になります! 個人的には筋交い派です。いずれにせよ耐震だけでは不安なので、私は筋交い(90・45)+制振ダンパーMAMORYにしました。また教えて下さい😄
ファンです、いつも楽しく拝見しております。私は建築業界とは全く縁もない建築好きの素人なのですが、しがらみなくまた色々とおもねることなく一刀両断で解説なさって胸のすく思いです。さて興味で読ませていただいた「なぜ新耐震住宅は倒れたか」のP169~P170によると、910ピッチより1,820ピッチの筋交いのほうが部材としては折れやすい状態にあるとの記述がありますが、これについては何かお考えはありますか。ここの1820ピッチはあくまで柱間隔910*2に筋交いを通しているため折れやすいということなのでしょうか。素人質問で恐縮です。
1820にすると耐力壁が長くなるので、910に比べ大きな力がかかります。 なので、筋交は大きな寸法を使う必要があります。同じ寸法だと壊れ易くなります。 1820にするとどの程度の強度が出るか実験しているデーターがあり、そうしたものを参考に検討していく事になります。
構造用合板の耐久性にはムラガ有るし、梁破壊が先行するのを見て来たので梁サイズの検討しなければ合板が良いとは言えないですね
許容応力度計算をすればどちらでも、あるいは混合でも良いのでしょうか?
KAWA Y 許容応力計算とは別の話です。構造計算には混合でも関係ありません。 ですが、混合は避けるべきです。 パネルと筋交は地震に対する変形角が全然違うので、一緒に使うとパネルにだけ先行して力が加わる事になります。
外周の一部の耐力壁、筋かいをたすき掛けて面材としてハイベストウッド張り仕様の場合、面材は必要ないですか。よろしくお願いします。
耐震は建物全体の相対的な判断になるので、部分的な事に対して回答するのは難しいです。
ありがとうございます。
基礎コンクリートと建物を繋ぐのは揺れを建物が直に受ける。連結しなければよいのではないか。昔の建物は地震に柳に雪折れなしで強い。頑丈は洗脳。
勿論、耐震の観点からだけで言えば免震工法でも良いと思います。 ですが免震工法は、コストの問題、敷地に余裕が必要な問題、縦揺れに効果がない問題、台風に効果が無い点、耐久性の問題、強風でも揺れてしまい不安になる問題等、様々な問題があり住宅には不向きで普及が進んでいない現状があります。
熊本地震では全壊の多くが筋交いだったと言う記事をみましたけどどうなんだろう
当社の賃貸住宅は筋交い標準のHMですがオプションでノボパンSTPⅡを外壁全てに貼ってます。
連続使用は構造用パネルの方が強いと思いますが。 筋交いは一点に力が加わるため、疲労による破断がしやすいと思います。
構造塾をご覧ください。 簡単に言うと 筋交とパネルは強度や変形率は違いますが、耐震や住み続けるという前提で考えるとその変形率の差が出るずっと前の段階で考えていくので使えます。 その差が出てくるところというのは筋交だろうが、パネルだろうが既に住めない状態ですw 残念。
xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/na/18/00138/082300004/ 構造パネルや筋交いの種別によりますが、初期段階から変形率は違います。 グラフが示す通りパネルの方が初期段階から筋交いより大きな力を負担する事になります。
@@user-ty6sf4uw7w 初期段階から変形率が違うのがそんなに問題ですか? 面材は限界を超えると突然壊れますが、木はゆっくりです。 つまり木を補助的に使えば面材の限界値を和らげることになると思います。 そうすれば壊れたとしても筋交のみ壊れていて面材はセーフってパターンが出てくると思います。 いきなり崩壊するということはそれが落下する時の運動エネルギーはゆっくり落下してくるものより大きいので当たれば重傷です。 初期から差があるからダメというのは根拠が薄い気がします。 限界値に達した時に地震の影響がそれぞれ独立しているというなら分かりますが、どう考えても木に先に影響が出てくるのでその分面材への負担は減るはずです。いきなり壊れるというのが時間的に先送りになると思います。 耐震等級は人が避難する時間を確保するのが前提ですよね。 突然壊れる方が対応が遅れると私は思います。 警鐘のように筋交がミシミシ言っている方が避難する気にもなります。 みんな自分は大丈夫という認識で逃げない人多いですから。
@@takada5genki532 初期の変形量の差があるという事は、筋交が耐力を発揮する前にパネルに応力が集中する事になり、建物が持っているトータルの耐震性を発揮できないという事を意味します。簡単に言うと計算上の耐震性より実際は弱いという事になります。勿論、木造の場合絶対に駄目という程度の話ではなく、佐藤先生も動画で言われていますが、あくまでも理想的にはパネルであればパネル、筋交いであれば筋交いに統一した方良いという程度の話です。
私の家づくりの優先事項は、孫の代まで安心して住める家でした。 家づくりの勉強をしている時は、金物を使用しない伝統構法や伝統的構法ばかり考えていました。しかし、4号特例の家を建てました。基礎を緊結し、筋違や火打ちを入れれば伝統構法とはよべません。名工西岡常一さんは筋違は、桁や柱に力が集中する。とおっしゃっています。 現代、T IP工法なるものがあります。木ずりの斜め打ちです。無垢の木を手刻みの仕口で繋ぎ最低限のの筋違を入れ、木ずり斜め打ちの耐力壁とする。西岡常一さんには、ちょこまかの猿知恵と笑われますね。 西岡さんの時代、伝統構法は在来工法と呼ばれています。私の家は猿知恵の在来工法です。
位置エネルギーじゃなくて運動エネルギーでは?
いつも楽しく拝見しております。 連続使用 筋交い△ 構造用パネルX 実際に東日本大震災、熊本地震の全壊、半壊、軽微な損壊の住宅を見ました。 (3.11の時は東北の太平洋沿岸から数キロの所にいました) 連続使用 筋交いX 構造用パネル△ でしたよ。私の目にはそう見えた。 筋交いのみの建物は隅柱のHDアンカーが折れたり、HD金物が破断していました。筋交いプレートやフラットプレートも裂けていました。それに筋交いも割れていました。 外周部に針葉樹合板やダイライトなどを張って、内部は筋交いのみの建物は意外と粘っていました。 併用していた建物も被害は軽微でした。 耐震等級3と3相当で半壊と言われた建物を見ましたが、私からすれば全壊と同じですね。 35年以上前に建ったハウスメーカーや2x4の建物は被害が少なかったです。 このことを言っちゃ行けない風潮があるのは不思議です。 阪神淡路と同じく、どこからの指示なのか、同調圧力なのかは知りませんが・・・ 柱1間飛ばしの筋交いには賛成です。 積雪地帯では厳しいですが、3尺幅で筋交いを細かく入れるなら、自分なら筋交い取って合板張りますね。 まぁそれは好みですので。
タイガーEX利用するか迷っていたので、参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ノリサさんって接着剤に厳しいっすね 20年後、日本の合板や集成材がどうなるか楽しみです
20年後はともかく40年後はどうしようもなくなっていると思います。
構造パネルとして木材系と無機系がありますが、繰り返し地震に強いのはどっちだろうって疑問はあります。そして答えが出ないです。無機は固有周期迎えたら、一気に塑性変形で破断しそうで。
以前、もし在来で家を建てるならば、筋交を使って建てるとおっしゃっていましたが、確かに構造パネルも種類によっては危うそうですね。。。
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筋交いの場合ですが 外壁側において断熱材は何に密着させるのでしょうか。 内側は気密シートと石膏ボードなのかなと想像しますが。 合板を貼らないとしたら透湿防水シートで外壁側は断熱材を支えてるのでしょうか?
勉強になります。柱がまっすぐじゃないのは理屈があるんですね。
筋交が印象がいいです。
勉強になります! 個人的には筋交い派です。いずれにせよ耐震だけでは不安なので、私は筋交い(90・45)+制振ダンパーMAMORYにしました。また教えて下さい😄
ファンです、いつも楽しく拝見しております。私は建築業界とは全く縁もない建築好きの素人なのですが、しがらみなくまた色々とおもねることなく一刀両断で解説なさって胸のすく思いです。さて興味で読ませていただいた「なぜ新耐震住宅は倒れたか」のP169~P170によると、910ピッチより1,820ピッチの筋交いのほうが部材としては折れやすい状態にあるとの記述がありますが、これについては何かお考えはありますか。ここの1820ピッチはあくまで柱間隔910*2に筋交いを通しているため折れやすいということなのでしょうか。素人質問で恐縮です。
@user-ty6sf4uw7w
3 жыл бұрын
1820にすると耐力壁が長くなるので、910に比べ大きな力がかかります。 なので、筋交は大きな寸法を使う必要があります。同じ寸法だと壊れ易くなります。 1820にするとどの程度の強度が出るか実験しているデーターがあり、そうしたものを参考に検討していく事になります。
構造用合板の耐久性にはムラガ有るし、梁破壊が先行するのを見て来たので梁サイズの検討しなければ合板が良いとは言えないですね
許容応力度計算をすればどちらでも、あるいは混合でも良いのでしょうか?
@user-ty6sf4uw7w
4 жыл бұрын
KAWA Y 許容応力計算とは別の話です。構造計算には混合でも関係ありません。 ですが、混合は避けるべきです。 パネルと筋交は地震に対する変形角が全然違うので、一緒に使うとパネルにだけ先行して力が加わる事になります。
外周の一部の耐力壁、筋かいをたすき掛けて面材としてハイベストウッド張り仕様の場合、面材は必要ないですか。よろしくお願いします。
@user-ty6sf4uw7w
3 жыл бұрын
耐震は建物全体の相対的な判断になるので、部分的な事に対して回答するのは難しいです。
@ms-hf1yg
3 жыл бұрын
ありがとうございます。
基礎コンクリートと建物を繋ぐのは揺れを建物が直に受ける。連結しなければよいのではないか。昔の建物は地震に柳に雪折れなしで強い。頑丈は洗脳。
@user-ty6sf4uw7w
4 жыл бұрын
勿論、耐震の観点からだけで言えば免震工法でも良いと思います。 ですが免震工法は、コストの問題、敷地に余裕が必要な問題、縦揺れに効果がない問題、台風に効果が無い点、耐久性の問題、強風でも揺れてしまい不安になる問題等、様々な問題があり住宅には不向きで普及が進んでいない現状があります。
熊本地震では全壊の多くが筋交いだったと言う記事をみましたけどどうなんだろう
当社の賃貸住宅は筋交い標準のHMですがオプションでノボパンSTPⅡを外壁全てに貼ってます。
連続使用は構造用パネルの方が強いと思いますが。 筋交いは一点に力が加わるため、疲労による破断がしやすいと思います。
構造塾をご覧ください。 簡単に言うと 筋交とパネルは強度や変形率は違いますが、耐震や住み続けるという前提で考えるとその変形率の差が出るずっと前の段階で考えていくので使えます。 その差が出てくるところというのは筋交だろうが、パネルだろうが既に住めない状態ですw 残念。
@user-ty6sf4uw7w
2 жыл бұрын
xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/na/18/00138/082300004/ 構造パネルや筋交いの種別によりますが、初期段階から変形率は違います。 グラフが示す通りパネルの方が初期段階から筋交いより大きな力を負担する事になります。
@takada5genki532
2 жыл бұрын
@@user-ty6sf4uw7w 初期段階から変形率が違うのがそんなに問題ですか? 面材は限界を超えると突然壊れますが、木はゆっくりです。 つまり木を補助的に使えば面材の限界値を和らげることになると思います。 そうすれば壊れたとしても筋交のみ壊れていて面材はセーフってパターンが出てくると思います。 いきなり崩壊するということはそれが落下する時の運動エネルギーはゆっくり落下してくるものより大きいので当たれば重傷です。 初期から差があるからダメというのは根拠が薄い気がします。 限界値に達した時に地震の影響がそれぞれ独立しているというなら分かりますが、どう考えても木に先に影響が出てくるのでその分面材への負担は減るはずです。いきなり壊れるというのが時間的に先送りになると思います。 耐震等級は人が避難する時間を確保するのが前提ですよね。 突然壊れる方が対応が遅れると私は思います。 警鐘のように筋交がミシミシ言っている方が避難する気にもなります。 みんな自分は大丈夫という認識で逃げない人多いですから。
@user-ty6sf4uw7w
2 жыл бұрын
@@takada5genki532 初期の変形量の差があるという事は、筋交が耐力を発揮する前にパネルに応力が集中する事になり、建物が持っているトータルの耐震性を発揮できないという事を意味します。簡単に言うと計算上の耐震性より実際は弱いという事になります。勿論、木造の場合絶対に駄目という程度の話ではなく、佐藤先生も動画で言われていますが、あくまでも理想的にはパネルであればパネル、筋交いであれば筋交いに統一した方良いという程度の話です。
私の家づくりの優先事項は、孫の代まで安心して住める家でした。 家づくりの勉強をしている時は、金物を使用しない伝統構法や伝統的構法ばかり考えていました。しかし、4号特例の家を建てました。基礎を緊結し、筋違や火打ちを入れれば伝統構法とはよべません。名工西岡常一さんは筋違は、桁や柱に力が集中する。とおっしゃっています。 現代、T IP工法なるものがあります。木ずりの斜め打ちです。無垢の木を手刻みの仕口で繋ぎ最低限のの筋違を入れ、木ずり斜め打ちの耐力壁とする。西岡常一さんには、ちょこまかの猿知恵と笑われますね。 西岡さんの時代、伝統構法は在来工法と呼ばれています。私の家は猿知恵の在来工法です。
位置エネルギーじゃなくて運動エネルギーでは?
いつも楽しく拝見しております。 連続使用 筋交い△ 構造用パネルX 実際に東日本大震災、熊本地震の全壊、半壊、軽微な損壊の住宅を見ました。 (3.11の時は東北の太平洋沿岸から数キロの所にいました) 連続使用 筋交いX 構造用パネル△ でしたよ。私の目にはそう見えた。 筋交いのみの建物は隅柱のHDアンカーが折れたり、HD金物が破断していました。筋交いプレートやフラットプレートも裂けていました。それに筋交いも割れていました。 外周部に針葉樹合板やダイライトなどを張って、内部は筋交いのみの建物は意外と粘っていました。 併用していた建物も被害は軽微でした。 耐震等級3と3相当で半壊と言われた建物を見ましたが、私からすれば全壊と同じですね。 35年以上前に建ったハウスメーカーや2x4の建物は被害が少なかったです。 このことを言っちゃ行けない風潮があるのは不思議です。 阪神淡路と同じく、どこからの指示なのか、同調圧力なのかは知りませんが・・・ 柱1間飛ばしの筋交いには賛成です。 積雪地帯では厳しいですが、3尺幅で筋交いを細かく入れるなら、自分なら筋交い取って合板張りますね。 まぁそれは好みですので。
@fryusuke3490
4 жыл бұрын
タイガーEX利用するか迷っていたので、参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ノリサさんって接着剤に厳しいっすね 20年後、日本の合板や集成材がどうなるか楽しみです
@user-ty6sf4uw7w
3 жыл бұрын
20年後はともかく40年後はどうしようもなくなっていると思います。
構造パネルとして木材系と無機系がありますが、繰り返し地震に強いのはどっちだろうって疑問はあります。そして答えが出ないです。無機は固有周期迎えたら、一気に塑性変形で破断しそうで。
@noband_width6633
2 жыл бұрын
以前、もし在来で家を建てるならば、筋交を使って建てるとおっしゃっていましたが、確かに構造パネルも種類によっては危うそうですね。。。