【成瀬巳喜男 作品】多くの監督を唸らせた巨匠"成瀬巳喜男"の撮影方法とは|"水木洋子"脚本「浮雲」「おかあさん」などオススメの成瀬作品を徹底解説!【めし】【あにいもうと】【驟雨】

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今回は日本が誇る映画監督・成瀬巳喜男について解説します
00:00:OP
00:41:成瀬巳喜男 監督作品|リアルで貧乏くさい?
03:20:成瀬巳喜男 監督作品「あにいもうと」
05:57:成瀬巳喜男の生い立ちと人柄
07:43:出世作「夜ごとの夢」で頭角を現し始める成瀬巳喜男
08:59:成瀬巳喜男 監督作品「めし」
10:45:「めし」を機に成瀬のテーマが確立
11:43:多くの監督を唸らせた成瀬巳喜男の撮影方法
15:53:監督や演者が語る成瀬巳喜男の演技指導
21:10:成瀬巳喜男|"いじわる爺さん"エピソード
23:46:馬場康夫が選ぶ成瀬作品のこの一本
30:30:馬場康夫が選ぶこの一本「おかあさん」
▽紹介した作品はこちら
めし
おかあさん
浮雲
晩菊
驟雨
流れる
あらくれ
乱れる
乱れ雲
出演:馬場康夫(株式会社ホイチョイ・プロダクションズ)
制作・著作:ソニーマーケティング株式会社
制作・編集(OCPX):株式会社クリーク・アンド・リバー社
#成瀬巳喜男 #浮雲 #めし #黒澤明 #小津安二郎 #溝口健二 #銀座化粧 #あにいもうと #浮雲 #高峰秀子 #森雅之 #中北千枝子 #岡田茉莉子 #上原謙 #原節子 #島崎雪子 #杉葉子 #風見章子

Пікірлер: 39

  • @user-yc6df6gc6o
    @user-yc6df6gc6o5 ай бұрын

    いつも楽しく視聴させていただいております.「乱れ雲」を観たとき,トリュフォーのようにみずみずしいと思いました.成瀬は,どちらかというと,同年代の人のホンが多いのですが,本篇だけが,「憎いあンちくしょう」などをを書いた,当時35歳の山田信夫です.この辺に秘密があるのかと思います.成瀬のシャシンを「自然主義リアリズム」として糾弾するのは簡単ですが,それは日本映画を断片的にしかとらえていない偏狭な観かたであり,私は好きですね.

  • @user-qh1kb5ek4m
    @user-qh1kb5ek4m5 ай бұрын

    黒澤を取り上げられた回だったかと思いますが、成瀬についてコメントをしたことがある者です。 成瀬について語られた今回、大変興味深く拝見しました。私も成瀬を観ると無性に聖地巡礼をしたくなり、ロケ地となった場所を数か所訪れました。 成瀬が初めての方は「おかあさん」から入るといいのではないかというのは同感です。成瀬の醍醐味となると少し違うかもしれませんが、「おかあさん」が名作なのは間違いありません。 個人的に好きなのは「稲妻」「晩菊」「流れる」「あらくれ」「女が階段を上る時」あたりでしょうか。「浮雲」や「乱れる」も素晴らしいですけどね。

  • @user-nk8nk4tn8k
    @user-nk8nk4tn8k5 ай бұрын

    「浮雲」が好きで何度か見直しましたが、今回の動画から、どちらかと言えば成瀬的では無いと知り、改めて他の作品に興味を持ちました。 又、監督の人となりを面白くうまく纏められて話されておりましたので、楽しく視聴させて貰いました。 特に「黒澤君のところでやってるみたいなああいう大げさな芝居はしないで」(16.00)には笑いました。

  • @jun4506
    @jun45064 ай бұрын

    素晴らしい解説に「酔いしれて」又、又お邪魔してしまいました❗ 馬場先生の「解説」が成瀬ワールドの「やるせなさ」を的確に表現されて「素晴らしいなぁ🎉😂❤」と感心だらけですね🎵 私的には、「稲妻」「流れる」「晩菊」が成瀬監督の「ベストスリー」ですね🎵又未評価ですが「妻」「夫婦」は、「めし」「駿雨」の「範疇」に入りますが「妻」の「高峰三枝子」の「素晴らしい演技「口ブクブク」」にはたまりません😅😢「フルムーン」にならない「やるせな」満載に「ワハハ」でした😢😅😂 戦前の「妻よ、薔薇の様に」「無声映画「君と別れて」「旅役者」「サーカス五人組」も機会有りましたら、宜しくお願い致します‼️🎉❤

  • @jun4506
    @jun45065 ай бұрын

    いつもアップ楽しみにしてます❤🎉 成瀬監督大好き人間です‼️ 毎日の様に観ています😅😢昨日は「旅役者」一昨日は「妻よバラのように」も観ました‼️「あにいもうと」も10回観ました😅😢😂 最高は「稲妻」の20回、「銀座化粧」は18回、「旅役者」は15回です😅😢何故、あらすじがわかっているのに、観てしまうのでしょうか?当時の「風景」「子供」「チンドン屋」「物売り」「犬🐶猫😺」を上手く取り入れて「やるせなさ」特に「成瀬ワールドを「男のだらしなさ」「女の自立」」を描いています‼️又、私的に「フェリー二監督の「道」「8二分の一」に「作風」が似ている気がします🎉「秋たちぬ」「晩菊」「妻」「夫婦」「無声映画の「腰弁がんばれ」「君とわかれて」「夜ごとの夢」」等も、先生の「解説」宜しくお願い致します‼️

  • @user-qh1kb5ek4m

    @user-qh1kb5ek4m

    5 ай бұрын

    コメント失礼いたします。先日何回目かの「女が階段を上る時」(1960年)を観ていたら、夜の銀座の街並みが映っているシーンの中でバーの看板のひとつに「カビリア」というのがあったんです。おそらくですがフェリーニの「カビリアの夜」(1957年)から取ったのではないかと思いました。

  • @jun4506

    @jun4506

    5 ай бұрын

    @@user-qh1kb5ek4m 様❕ コメントありがとうございます‼️ 素晴らしい「発見」に感動、感謝申し上げます🎵 私も三階「女が階段を」三回観ていますが、全然「スルー」していました‼️ 早速、又見させて頂きます ありがとうございました‼️

  • @Whoootakuasakura
    @Whoootakuasakura4 ай бұрын

    以前、阿部寛さんを取り上げた回でしょうか。是枝監督が成瀬巳喜男から影響を受けている、との話があったかと思います。 今回の特集で、その話がものすごく腑に落ちました。 以前、僕よりもずっと映画見巧者の友人が、「成瀬巳喜男について語り明かしたい」と言っていました。 この回を機に、一通り成瀬作品を見てから、彼の夢を叶えようと思います。

  • @jun4506
    @jun45064 ай бұрын

    又お邪魔しました❗私も「あにいもうと」大好きですね🎵私は「浦辺母さんの「ラムネ屋」の「笑顔」に救われます‼️「あの船越英二に」「饅頭」をあげる😉✋➰✨姿、又「おはぎの「でかさ」」にビックリ🎉😅😊「木村監督」には、此の場面はなかったようです😅😢 成瀬監督の「やるせなさ」が大好きですね😅😢何も解決しないのに、何故か「ホンワリ」します😅😢😂視聴者に投げ掛けますねぇ✨此が、私的には「たまりません😢😅 改めてアップ感謝申し上げます🎉」

  • @starhorse36
    @starhorse365 ай бұрын

    成瀬作品は、とにかく男がだらしないというイメージです。 天下の二枚目・上原謙にあそこまでのだらしなさを演じさせた監督もそうはいないのでは? 淀長さんの言われるのも判りますが、時代を切り取るのも映画には必要で、戦後の空気を体感できる貴重な作品群だと思っています。 「流れる」と「晩菊」は最高ですね。

  • @user-rw2wr7wh3y
    @user-rw2wr7wh3y4 күн бұрын

    浮雲はじめ成瀬映画で高峰秀子さんのファンになりました、いつか高峰秀子さんもお願いします

  • @user-lk1zn5cm4z
    @user-lk1zn5cm4zКүн бұрын

    昔の邦画マニアになったのはきっかけが成瀬監督。しかも「あにいもうと」。次に黒沢監督の羅生門。その次に「浮雲」笑 しかしなんどみても割と飽きないのは「女が階段を上がる時」と「鶴八鶴次郎」なんですよね。でも「稲妻」の母娘のあの最後の感じ!怒りまくって親も拗ねて、でもなんでもないことで笑ってなにもなかったかのようになる。もう私と母をみてるよう。 こういうリアルな映画がもうないですね。

  • @billikenseven
    @billikenseven5 ай бұрын

    前回の感想戦動画で予告されていた様に、成瀬監督特集。 馬場さん自体、成瀬作品はお嫌いじゃないけど、「一本をという趣旨」の縛りの中では万人向けのオススメには上がらないってのが伝わるし、でも、成瀬監督作品ならこれを観ろって、成瀬監督作品がお好きな方々へのフォローもできたのではないかと思いました。

  • @user-ki4um7vb7c
    @user-ki4um7vb7c5 ай бұрын

    私は恩地日出夫監督や石井輝男監督は長編テレビ映画の土曜ワイド劇場や火曜サスペンス劇場などの二時間ドラマで知った世代ですね。もし日本映画が斜陽にならなかったら黒澤明監督や成瀬巳喜男監督などの次に日本映画を支える存在になっていた方々だったと思います。

  • @user-pm1gj7sk1s
    @user-pm1gj7sk1s4 ай бұрын

    黒澤作品には若い頃から全然シンパシーを感じませんでしたが 成瀬作品にはなんか共感してしまいます やはり育ちに影響しているのかな?😢

  • @gonetotea
    @gonetotea5 ай бұрын

    毎回楽しく見ているけど 好きでないのをお話ししてるのを見るのはちょっとつらいかな わからないものはわからないでいいんじゃないかなぁ 誰にでも見えないことがあるだろうから、 また、楽しいお話しを待ってます

  • @user-ii6pj4xs3o
    @user-ii6pj4xs3o5 ай бұрын

    加山ファンなので初めて観た成瀬作品が『乱れ雲』でしたが、あれは成瀬監督が撮った社会人篇若大将ですね。『ブラボー!若大将』を先取りしたようなビターな展開で。

  • @user-hu6kw9mg9r

    @user-hu6kw9mg9r

    5 ай бұрын

    恋愛の事情といいそんな映画とは思わないが、加山ファンからの視点はおもしろい。

  • @user-ii6pj4xs3o

    @user-ii6pj4xs3o

    5 ай бұрын

    @@user-hu6kw9mg9rいやそんな映画ですよ、『ブラボー!若大将』の先取りです。

  • @jun4506
    @jun45068 күн бұрын

    又、またお邪魔してしまいました😅😢「お許し下さいませ😅😢」 サイレントの「腰弁頑張れ」でも「靴底穴開き」「妻の「おもちゃの自動車落ち」「おもちゃ飛行機」「チンドン屋さん」「物売り「声」が成瀬マジックの「やるせなさ」に繋がりますね😅😢 何時も「勉強」に成りました😅🎉❤ 何時も「」ばかり入れて、見づらく、お許し下さいませ😅😢 御活躍お祈りいたします🙇🎉❤

  • @user-bk2cy6wo8u
    @user-bk2cy6wo8u3 ай бұрын

    聴いてると非常にアニメの演出家の感覚と似てるのかな?と思いました。成瀬監督。観てる目線の移動だけでフレーム外の人物が動いてる事を説明したり。 カットに最低限必要な仕種や挙動だけ収めたらカメラを止めるとか。「めし」しか拝見してませんが個人的には派手な姪が闖入者、ジョーカーとして 内容を引っ掻き回す役になってて、楽しめました。上原謙と原節子という絶世の美男美女の夫婦にも倦怠期は避けられんモノかな、、と思いながらの鑑賞 でしたがw 西洋画家で言うとバルビゾン派に該当しそうですね。貧しい農民に寄り添うみたいな姿勢が。

  • @joumyomukusho2719
    @joumyomukusho27195 ай бұрын

    大瀧詠一さんはいつ寝てるんだというほど好事家で多趣味だったらしいですね。趣味趣味ミュージックなんて言ってましたしね。 山下達郎さんが一番好きな映画が山中貞雄監督の「人情紙風船」なんだそうですが、よかったらいつか取り上げてください。

  • @user-my7tm1ym9b
    @user-my7tm1ym9b2 ай бұрын

    1967年の遺作「乱れ雲」 成瀬監督の最後の作品は女性映画メロドラマの秀作 私の大好きな司葉子さんの美しさは絶品 美貌だけでなく当時30代半ばのベテランだけに演技も良い 20代の頃に出演を果たした 小津安二郎監督「秋日和」 「小早川家の秋」のお嬢さん役とは180度ちがうイメージを司さんから成瀬監督はひきだした 一般的に司さんの代表作とされている「紀の川」よりも私は「乱れ雲」と小津監督の「秋日和」での司さんが好きだ ちなみに「紀の川」「乱れ雲」共に音楽は武満徹さんだ 最後に馬場さんのコメントに対してひとこと 「乱れ雲」の主演は司葉子さんだ 加山雄三さんが出演していても 本作の主演は司葉子さんで加山さんはヒロインの相手役だ (厳密には司さんと加山さんのコンビ主役ともいえる) 司葉子さん主演の「乱れ雲」と言って欲しかった 申し訳ないが私個人としては 演技、存在感共に加山さんより司さんの方がいいと思う

  • @user-fp4pq4mp3c
    @user-fp4pq4mp3c5 ай бұрын

    12:05 から一瞬声のトーンが代わりますが、何を差し替えたのかめちゃ気になります。

  • @user-hs1zm8fx6v
    @user-hs1zm8fx6v5 ай бұрын

    馬場監督お願いします。春日太一さんを呼んで、橋本忍さんをお二人で語って下さいか

  • @user-wz3qn2od7x
    @user-wz3qn2od7x2 ай бұрын

    スゴい苦手、てか 良さが分からない感 が伝わってきます😁 ビンボ一ねぇ、成瀬作品には違う豊かさがあると思います。それの極みが 流れる 現代は勿論、当時でもあんな贅沢な映画は成瀬巳喜男しか撮れなかったと思います。

  • @user-zx6wj3px3x
    @user-zx6wj3px3x5 ай бұрын

    加東大介さん特集をお願いします。

  • @user-thx1138
    @user-thx11385 ай бұрын

    戦中の「愉しき哉人生」は戦意高揚みたいな感じはしないけどしっかりと国策映画な感じがしたけどね。

  • @user-jw4hk7ep9v
    @user-jw4hk7ep9v5 ай бұрын

    「浮雲」など数本しか見ていませんが、とにかく男がとことんクズという印象があります。 「おかあさん」観てみたいと思います。 ありがとうございました。

  • @user-uo1dm4vs5o
    @user-uo1dm4vs5o5 ай бұрын

    「放浪記」は大成するまでの林芙美子の描かれ方に、林さんサイドは気を悪くしなかったのかしらw

  • @user-hu6kw9mg9r

    @user-hu6kw9mg9r

    5 ай бұрын

    放浪記も成瀬ですか。知らなかった。

  • @shojimieno9228
    @shojimieno92285 ай бұрын

    成瀬巳喜男さんのファンではないけど、少ない鑑賞した映画の中で、「女が階段を上る時」「乱れ雲」が印象に強い。NHKで以前放送した時に鑑賞したものだけど、どちらも、主演女優(高峰秀子、司葉子)が、何となく忘れ難い印象を持っていた。ただ、腰の強さを感じない映画というのが正直な感想。(物語や画面に起伏というか高揚感でもあればいいけど、スーッと流れて終わる感じが何だかなぁになってしまう)私が尊敬する黒澤明監督は、成瀬巳喜男監督のカットのつなげ方など技術的に絶妙であんな画は撮れないと一流監督と評していたが、その良さが今もって分からない。

  • @konkon5776
    @konkon57764 ай бұрын

    唯我は出て無いの?( `・ω・´)ノ ヨロシクー

  • @user-hu6kw9mg9r
    @user-hu6kw9mg9r5 ай бұрын

    成瀬けっこうみてますよ。ほとんどKZreadで。かなりころがってます。数えていないけど十本以上はあると思う。戦前のものは評判の高い「噂の娘」、山田洋次が題名をいただいた「二人妻 妻よ薔薇のやうに」(これはつい最近)。いずれもよくできていてとてもおもしろかった。戦後では一番好きな「あらくれ」、あと「稲妻」、「あにいもうと」「銀座化粧」等々。わたしは溝口と同じくらい好き。「めし」の原節子は小津のものよりよほど生き生きしてリアルで強い。女性目線を貫いていて、これに比べれば小津は明らかに男目線。出てくる女性はいずれも小津なんかより強く現代的だ。是枝も「歩いても歩いても」かなんかで小津を意識しましたか、と聞かれて小津よりむしろ成瀬と言っている。わたしも人が言うほど小津を褒めちぎる気はしない。黒澤は全く女を描かないし。ま、「わが青春に悔いなし」は例外。原節子も小津ものより強く逞しく美しかった。というわけで4巨匠のうち小津は最も下位となる。だけど大映で撮った「浮」は好き。戦前の「浮草物語」も見た。話を成瀬に戻すと、加山雄三出演の2本も含めて最後何の解決もなくぽんと放り出してエンドマーク。もやもやが残りまくる、というのが毎度。そこがまたいい。人生なんて割り切れるものじゃない、そのままぐだぐだつづくんだよ、そうだろ、といっているようだ。あの溝口さえ「成瀬くんには金玉がついているんですか」と揶揄したという、それほどいってみればリアリストなのだ。日本映画のいい監督はたくさんいるが、わたしにとっては溝口、成瀬がツートップです、断然。あっ、「浮雲」だけは有料しかなく見ていない。(違法アップ(必ずしもそうでもないが)見ても見る方は罰せられないんですよね、現にコメント欄はいっぱいだし)

  • @user-hu6kw9mg9r

    @user-hu6kw9mg9r

    5 ай бұрын

    上の者です。コメディといえば「たのしきかな人生」これ途中まで見た.記憶定かでないが、高名コメディアンが出ていた。

  • @user-hu6kw9mg9r
    @user-hu6kw9mg9r5 ай бұрын

    長文書いた成瀬ファンです。ホイチョイさんに苦言。半笑いしながら成瀬の悪口から始まるとはさすがにファンとしては許し難い。その後で擁護が少し出てきたとしても。それにしても半笑いしながらだから。コメディーといえば「たのしきかな人生」もある。あの山中と肩をならべるのも当然。その山中を小津は熱愛した。ほんとのところ成瀬のことどう思っていたのだろう。正直「負けた」じゃないかな。 小津について追加すれば、あれだけ原節子を使いながら、結局目線は父親だったり上流国民で飲んだり喋ったりしている中年男たちのものだから。原節子は小津の映画に不満を抱き続けていたというのもさもありなん。 多くの後輩監督が成瀬の仕事の速さを言っている.黒澤も映画の作り方としては成瀬さんと言うようなことを言っている。「赤ひげ」で小津、溝口にリスペクトを示した黒澤だが、成瀬には当時もう女優としては活動を辞めていた高峰秀子くらいしか、笠智衆、田中絹代に比肩するカメオはいなかったせいかもしれない。しかしこう考えていくと、成瀬はわたしがベストだとおもっていた溝口より上の巨匠ナンバーワンであるかもしれない。小津など溝口 、成瀬のどの映画も撮れるはずないよ。

  • @user-qd8fz8ry1x
    @user-qd8fz8ry1x5 ай бұрын

    俺も成瀬の映画は大嫌いなんで、淀川長治に共感するね。 淀川は、こういうズバッとして言葉で表現できるあたりが、偉大な評論家だよな。 思うに成瀬が余計なカットを撮らないのは、フィルムがもったいないからというより、他人に編集させる余地を残さない為だった気がするな。 昔の映画監督は大物でも、立場が弱かったんで、後で映画会社の意向で再編集される可能性があった。 余計なショットとか別アングルとか撮影しちゃうと、後で再編集される危険性がった。 最初から余分なショットが無ければ、再編集したくても不可能だからねw ちなみに、大嫌いな映画だけど、「めし」は傑作だよな。 原節子が小津映画みたいな理想化された日本女性でなく、地に足の着いた生身の女としえ描かれてて、とてもよかった。

  • @user-hu6kw9mg9r

    @user-hu6kw9mg9r

    5 ай бұрын

    めし、についてのご意見だけは賛成。別にコメントした成瀬ファンです。

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