2011.11.28 JR北陸本線 福岡駅 JR-Fukuoka Station, Takaoka, Toyama, JAPAN
(全4動画 その1)
建設中の北陸新幹線・新高岡変電所用の変圧器輸送の動画です。
（その1　シキ850Cによる福岡駅への輸送）
※駅・作業敷地外の駐車場内より撮影しています。
Extra freight train Late-night transport, arrived at the transport station.
It is Transformer substations for the Hokuriku Shinkansen(New line).
(There are 4 videos. This is the first one.)
この日、建設中の北陸新幹線・新高岡変電所に設置される変圧器を、陸上輸送開始地点となる福岡駅への輸送が行われました。（11月14日にも実施済み）
00:00 27日に富山貨物駅に到着し、福岡駅への出発を待つ変圧器とシキ850
00:16 福岡駅構内にある保線用引込み線と、輸送用シュナーベル式トレーラー
00:38 DE10-1153が牽引し、シキ850が福岡駅中線に到着
01:58 機関車の入替作業ののち、シキ850と共に下り本線へ進行
03:28 後進しながら引込み線に進入、到着
05:42 DE10-1153とシキ850が解連され、機関車は福岡駅中線へ移動
輸送には日本通運所有の分割落し込み式梁の貨車「シキ850C」が使用されました。この変圧器は、川崎貨物駅を11月25日に出発し、前日の27日に富山貨物駅に到着しました。
富山貨物駅から福岡駅への牽引はDE10-1153が担当しました。区名札には「東新（東新潟機関区）」と「臨時」の2枚の札が挿入・掲示されていました。
前回14日の輸送時に、関係者の方にお話をお伺いすることができました。
この地域では10年ほど前に石動駅にて行われて以来の特大貨物輸送との事でした。新変電所の最寄り駅の福岡駅は旅客のみ取り扱いの駅です。この引込み線は荷卸しや貨物用ではなく保線車両留置用の線路としての線路で、使用するにあたり線路やポイント・枕木などの状態の事前調査なども行われたそうです。
ダイヤ作成の際には、走行速度45km/h以下、駅構内25km/h以下、分岐・ポイント通過時は20km/h以下と、厳しい制限も考慮して作成されたとの事でした。
このあと夜明けを待って、隣に待機しているメルセデスベンツ社製の超重量物・大型輸送トレーラーへの積載作業がクレーン車などを使用して行われました。
ひきつづき、動画その２をご参照ください。
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