菊池家リビングシアター

菊池家リビングシアター

菊池家構成員が青空文庫の作品を中心に、短編小説を自宅のリビングからお届けするチャンネルです。

「読む小説」として、視覚情報と聴覚情報を頭の中で再構成して楽しんでいただく、知的エンターテイメントを目指しています。

新作は隔週水曜日午前10時配信。合間の週は同じ時間に、スタンドFMで音声配信している「キクトーク」にて前週の作品の解説、反省、質問へのお答えなどをした音声をそのまま配信しています。

菊池家のリビングで一緒に飲みながら、まったりゆったりお楽しみください。


<菊池家構成員>

 【菊池敏弘】俳優。舞台で活躍した後、映像にも進出。演出や講師の仕事も。

 【松井みどり】ナレーター。俳優。舞台朗読を教える活動にも従事。


<関連リンク>

【キクトーク】平日朝7時にスタンドFMで配信している音声配信番組       
        stand.fm/channels/60276b9a85b142d0d8835d07

 【Mido Labo】みどりが主宰、敏弘が演出を務める 小説劇ユニット
        ryokkakeikaku.wixsite.com/midolabo
 

Пікірлер

  • @user-qd6gk4wd4t
    @user-qd6gk4wd4t4 күн бұрын

    ぼろぼろないダチョウ倶楽部😢

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s5 күн бұрын

    こんにちは。「ぼろぼろな駝鳥」拝聴しました。高村光太郎さんは初めてなんですね。意外でした。 「人間よ、もう止せ、こんなことは」をはじめとしたストレートな怒りの表現は、日本の詩ではなかなかないですね。みどりさんが解説していたように「治安維持法」による言論や表現の自由が統制していた時代でしたから、芸術家の高村さんにとっては思うところもあったのだと思います。「身も世もないように燃えているじゃないか」の部分に表現者の怒りや苛立ちがよく表現されているようにも思えます。 ただこの辺りの表現は、自分たちの都合で自由や野生を奪った人間たちに対する純粋な怒りと捉えることもできます。 「瑠璃色の風が」吹くのを待ち構えている駝鳥の姿は、まさしくですね。駝鳥のその気持ちも含めて容易に想像できてしまうのです。 高村さんにとっては、その2つの事象を詩という形で統合し表現したのかも知れません。 次回のライブ配信、楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n4 күн бұрын

    ご視聴いただき、ありがとうございました! そうなんです、高村光太郎さんは初めてなんですよ。詩は難しいですが面白くもあるので、折を見てまた読んでみたいと思いました。 おっしゃるように、この詩は単に駝鳥についてだけ書いてあるのではなく、抑制下にある人間の心からの叫び、抗議なのだと思います。表現を変えた方がいいと言われてもなお、ストレートに叫ぶことを選んだ高村さんの悲痛な思いが迫ってきます。読みがいのある作品でした。 次回のライブでは作品を読む予定ですので、どうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s19 күн бұрын

    こんばんは。中原中也の詩、本当に切ない詩が多いですね。 なんと言いますか、中也の心象風景というのは寒々と、そして荒涼としていますよね?敏弘さんが解説する中也の生い立ちも、彼の世界観を構築した要因ではあると思うのですが、それだけでは説明のつかない独特の感覚があるようように思います。その心を常に吹き抜けた冷たく切ない風、吹雪、そして広がる荒野。それらを前にして独白するは、中也の自己愛に満ちた憐れみ。それが中也の天才的な感性に由来するものであるなら、逆にその才能が羨ましくも思うのです。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n18 күн бұрын

    いつもご視聴ありがとうございます😊 中也の、生い立ちだけでは説明できない独特の感覚…確かにそうですね。その感性はどうやって身につき、磨かれたのでしょう。持って生まれたものもあるでしょう。若くして亡くなってしまったのがとても残念です。太宰や芥川と違って自殺ではなかったですから、本人も無念だったでしょう。40、50、60…になった時の彼の詩はどんなものだったのか…読んでみたかったなと思います。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7sАй бұрын

    おはようございます。このお話も佳境ですね。江戸時代に生きた市井の人々の生活や人情に根差した推理展開は、岡っ引きものならではという気がします。推理ものでわたしが印象深いのは、昔NHKで放送していたアメリカのテレビドラマ「刑事コロンボ」です。犯人のアリバイを崩していくあの展開がお馴染みですね。ピーター・フォーク演じるコロンボの「うちのかみさんがねえ」と、とぼけた口調の中にギラリと、鋭く光る眼光、理詰めで犯人を追い詰めていく様は、タイプは違えど半七に通じるものがあります。 実はわたしも敏弘さんに同じく、あまり推理もの探偵ものは読まないのですが(みどりさんごめんなさい🙇)刑事コロンボだけはよく見てました。あの雰囲気、癖になります(笑) 次回も楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4nАй бұрын

    ご視聴ありがとうございます! 半七捕物帳は地味だ、という指摘があるそうです。でもあの時代の人々の考え方、風俗、時代背景などが細かく書かれており、人情ものとしても楽しめるところが私は好きです。 「刑事コロンボ」、私も見ていました!最初に犯人がわかるという展開が面白く、ドキドキしながら犯人が追い詰められていくのを見ていたのを覚えています。 推理物はたくさん読んでいるのですが、いざとなるとパッと出てこないものですね。私の場合その探偵が好きというよりも、物語全体が好きということが多いのでそうなるのかもしれません。 次回はいよいよ事件の真相が解明されます。どうぞお楽しみください😊

  • @ANSoftNagatashi
    @ANSoftNagatashiАй бұрын

    いまさらながらですが、本動画を拝見しました。 素晴らしかったです。このような形でロッパをフューチャーしてくださったことに感謝、そして感激です。 菊池寛とのつながり、そしてその後の確執(笑)は「昭和日記」にも詳しいので、ぜひそちらもいつか、演じていただける嬉しいです。 ロッパの孫の一人 永田昭人

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4nАй бұрын

    ご覧いただき、ありがとうございました! まさかロッパさんの関係者の方にご覧いただけるとは思っても見なかったので、とても嬉しいです!そして楽しんでくださったようで、本当に良かったです✨ ロッパさんの文章は軽妙で大好きなので、また読ませていただくことがあると思います。お時間がある時にぜひのぞいてみてください。今後ともよろしくお願いいたします。

  • @readingdog5410
    @readingdog5410Ай бұрын

    朗読してみたいです。。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4nАй бұрын

    ご視聴いただきありがとうございます😊 ぜひ!読んでみてください😄

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7sАй бұрын

    こんばんは。山川方夫「暑くない夏」視聴させていただきました。 山川方夫さんの作品は「夏の葬列」もそうですが、「夏」というキーワードが本当に切ないですね。ただこれはわたしの主観でしかないですが、山川さんのみならず日本人の中に「夏=切ない」という感覚が…(何故かはわからないですが)存在しているような気がします。少なくともわたしの中には「夏=切ない」はありますね。なんなのかな?とは思うのですが…。 また敏弘さんが指摘している「ハンカチ」ですが、ハンカチとは漢字で表すと「手巾(てぎれ)」と書くため、例えばプレゼントで「ハンカチ」を渡すのは、別れや絶交という意味合いとなるため、男女間ではタブー視されているようです。 すなわち作中のハンカチは「別れ」を意味しており、その暗喩と捉えていいのでは?と思われます。 彼女のこの世を謳歌したありし日々との別れ、いずれ訪れるであろう今生との別れ、そして2人の男女の別れ。 「暑くない夏」に照り付ける日差しとセミの音が降りそそぐ中、失われゆくかけがえのないもの。 こういった感性の作品は、日本文学ならではという気がします。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4nАй бұрын

    いつもご視聴ありがとうございます😊 「夏」=「切ない」なるほど、確かにそういう感覚はあるかもしれませんね。夏といえば活動的な、ポジティブな印象がある一方で、なんとも言えない特有の切なさも感じます。夏の持つ生命力との対比で、その切なさ、儚さはさらに強調されるところがあるかもしれませんね。 「ハンカチ」に着いての考察もありがとうございます!なるほど、別れですか…ハンカチにそういう意味があったことを初めて知りました!そういう視点で見れば、ハンカチの持つ意味も見えてきますね。とても奥深い考察、本当にありがとうございます!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7sАй бұрын

    こんばんは。最後に書き込んだチャットのメッセージを、打ち込んでいる途中に誤って途中で送信してしまいました。 再度書き込みます。 みどりさんの朗読を聴いたわたしの友人の外国人の方が感動していました。心が動いてから読むみどりさんの朗読は、国境を越える力があるのだと思います。わたしの友人はミャンマーの方ですが、今、ミャンマーは大変な状況です。世界は戦争や紛争が絶えないですが、その中でも最悪の紛争地帯となり、避難民は増加する一方です。ただ少しでも、苦境に立たされた人々に勇気や希望を与え続けることができるものがあるとすれば、それは文化の力でしょう。わたしの執筆もみどりさんの朗読も、その役割をきちんと果たしミャンマーの人々の心に届いています。本当にありがとうございました。わたしはこれから新しい作品の創作に入っていきます。共に頑張りましょう。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4nАй бұрын

    ライブにご参加いただき、ありがとうございました! そうでしたか…そんなお話を聞くことができ、本当に嬉しいです!私の力は本当に小さなものですが、それがそのような状況で苦しんでいる皆さんの力に少しでもなるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。励みにもなりました。どうもありがとうございました! そして新しい作品の創作に入られるとか!素晴らしいですね。ぜひ進捗も教えてください。来月もよろしくお願いいたします。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s2 ай бұрын

    こんばんは。この岡本綺堂の「半七捕物長」ですが、「師匠」「隠居」はともかく「御信心」「御代参」「そっち同士の芝居」などなど、現代では使われることはないが、江戸時代では当たり前に使われていた?であろう日常語が小気味よく出てくるのが、いかにも時代物という感じですね。また半七がお登久の色恋沙汰を、知った仲だし仕事でもあるとはいえ詮索するのは、現代ならプライバシーの侵害で変に問題になりそうです。「おふくろに苦労をかけるのが可哀そうだからといって俺をうまく担ごうとしたね。おめえもずいぶん罪が深えぜ」とか?どっちがだよ?みたいに思う人もいそうですね。そういった庶民の生活感の違いに、日本人が良くも悪くも失った原風景があると感じるのはわたしだけでしょうか? 次回のリニューアルされたライブ配信、楽しみにしています!

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n2 ай бұрын

    ご視聴ありがとうございました! そうなんです、いろいろと聞いただけではわからない言葉が出てくるのは、青空文庫作品あるあるですね。でもちゃんとした意味はわからなくてもだいたいの内容は理解できるので、そこは日本人だからかなぁと思ったりします。 半七さんはとにかく顔が広くて、知り合いが多いんです。それもこの時代ならではなんでしょう。さらに、突っ込まれても誰も嫌な顔をしないところを見ると、半七さんの日頃のその人たちとの関わり方が親切で丁寧なんだろうなと勝手に想像しています。これも昔の日本の、良くも悪くもあったところですね。ただ物語ですので、私は素直に楽しむようにしています。 そもそもこの物語自体が、今の考え方で行くと「???」となるところ満載なんですよね。この後もそんな感じなので、今との違いを楽しんでいただけたら嬉しいです。 では、次回のライブでお話しできるのを楽しみにしています!

  • @user-it2zk8wb7t
    @user-it2zk8wb7t2 ай бұрын

    家事をしながら、何気なく、聞いていたのですが…思わず、手をとめ、菊池敏弘さんの顔の表現に、目がいってしまいました。 何も、しゃべっていないのに、下人の心情(芥川の文章)がわかり、まさに、顔から小説を読んでいるような感覚でした。 松井みどりさんがおっしゃっていた「見る小説」 という意味が、わかったような気がしました。 一冊の本を読んだような気分にさせて頂き、ありがとうございました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n2 ай бұрын

    コメントありがとうございます! 「見る小説」を味わっていただけて本当に嬉しいです!このような感想をいただけることが、私たちの目指しているところでもあります! 読み手もですが、読まれている人物の表情や動きなども楽しんでいただけるよう、これからも精進してまいります! これからもよろしくお願いいたします☺️

  • @user-it2zk8wb7t
    @user-it2zk8wb7t2 ай бұрын

    私は、詩が好きで… 谷川俊太郎さんや銀色夏生さん、茨木のり子さん、石垣りんさんなどの詩の朗読を聞いてみたいと、いつも、思うのですが…、著作権の事もあり、なかなか、ユーチューブでは、 お目(お耳)に、かかれませんね💦 また、詩の朗読がありましたら、ぜひ、聞かせて頂きたいと、思います。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n2 ай бұрын

    ご覧いただきありがとうございました! そうですね、著作権のことがあるのでなかなか読めないものも多いですね。 菊池家リビングシアターでは「祝婚歌」「雨ニモマケズ」「汚れちまつた悲しみに」「永訣の朝」などがございます。よろしかったら、ぜひご覧ください😊

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s2 ай бұрын

    こんばんは。小泉八雲さん自分も好きな作家の1人です。この「常識」ですが、読んだ?朗読を聴いた?定かではないですが、お話の内容そのものは知っていました。ただ、題名そのものは忘却の彼方でして「あれ?この話、『常識』というんだ」と改めて認識を新たにした次第です。なんというか、八雲の作品は日本人以上に日本人の心の琴線を捉える作品が多いですよね。そのルーツはどこにあるのか?長年疑問でしたが、敏弘さんの八雲の生い立ちや人生の軌跡に関する解説を聞いて「さもありなんだなあ」と妙に納得した次第です。彼の人生そのものが自身のルーツを探る、またラフカディオ・ハーンとは何者なのか?どこから来てどこへ行くのか?常に自問自答の人生だったのでは?と思うと、自身が育ったアイルランドの風土や民話と、最後にたどり着いた地である日本の風土や民間伝承との親和性に、自身の想いを重ねたのではないか?と感慨深くなりました。彼は己のルーツに関して、常に葛藤があったのだと思います。だからみどりさんが指摘していたように、「常識」の漁師のような地に足をつけた実務的な判断をつけることのできる人間に対し憧れを持ち、その想いが作品に現れたのかな?とも思いました。 ライブ配信29日ですか?近頃、全くライブ配信に参加できていないので、今度こそは🤔 必ず参加しますのでよろしくです。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n2 ай бұрын

    いつもご視聴いただきありがとうございます😊 今回はハーンの生い立ちなども少し細かく見てみたので、私たちも気づくことが多かった気がします。ただ日本が好きになって、日本に帰化した怪談作家…くらいの知識しかなかったので、もっと深く、ハーンにとっては自分探しの旅だったのかな、と私も思いました。 チェーズーさんのご指摘は我々もいつも参考にさせていただいております。ありがとうございます😊 ライブ配信もぜひ!お待ちしております😆

  • @user-it2zk8wb7t
    @user-it2zk8wb7t2 ай бұрын

    朗読ライブと、本について語る読書会が合わさった感じで、興味深かったです。 作品をより深く、知ることが出来たように思いました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n2 ай бұрын

    ありがとうございます! まず作品をご覧いただき、その後に作品や作者についてお伝えするというスタイルです。 よろしければ、ぜひまたお越しください😊

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s3 ай бұрын

    こんばんは。半七捕物長「帯取りの池」視聴させていただきました。 思うのはこういった「岡っ引き物」のようなミステリー小説は、今回のような前段で読み手を引き込む、あるいは釘付けにする手腕が問われますね。「帯取りの池」という曰くつきの池の由来、その池の由来にちなんださもありげな事件。段階を追って読み手をミステリアスな世界に引き込んでいく。岡本綺堂の手腕は見事だし、ミステリーやサスペンスというジャンルが人気があるのも頷けます。わたしはミステリー作家ではないので、こういったジャンルは造詣が浅いですが、だからこそ勉強になるし、読めば新鮮で、益々読まないといけないなと常々思います。 次回から半七の推理が始まるのですね。楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n3 ай бұрын

    ご覧いただき、ありがとうございました! 半七捕物帳は大まかな物語の流れはありますが、毎回始まり方が違います。おっしゃるように導入部分にはいろいろと気を使っていたのでしょうね。シリーズ物として読んでいて飽きません。 当時としては証拠から犯人を割り出していく、という手法は画期的だったようです。現在のミステリーをイメージしてしまうと物足りなく感じるかもしれませんが、半七をはじめとした登場人物の人間味や江戸の風俗も加味してお楽しみいただければと思います。 次回はいよいよ半七が動き出します。どうぞお楽しみに!

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n3 ай бұрын

    チェーズーさん、先ほどチェーズーさんのコメントに返信する時に、自分のコメントを二重に投稿してしまったのでひとつを削除しようとして、誤ってチェーズーさんのコメントを削除してしまったようなのです😭本当に本当に申し訳ございません🙇🙇2度も書き直していただいたというのに…😭😭😭でも、コメントは私もみどりもキチンと読ませていただいておりますので… なんだかKZreadのコメント欄って操作しずらいですね… 今後は気を付けて操作します。 今回もとっても素敵なコメントで、チェーズーさんの感想に共感して、私はとても嬉しかったです! 本当にごめんなさい🙇‍♂️これからもよろしくお願いいたします!

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n3 ай бұрын

    いつもご視聴いただきありがとうございます😊 「手紙は…」のチェーズーさんの考察、私もまったく同感です!「手紙は…」とするだけで犬のプチ公とも相まって、なんとも言えない主人公の切なさというか、不安な気持ちが伝わってくるように思いました。 せっかく書いていただいた文章が消えてしまったのですね…そんなことがあるんですね…2度もコメント書いていただきまして、本当にありがとうございました😊 次回もどうぞお楽しみに❗️

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s4 ай бұрын

    おはようございます。21日の早朝、感想を書き込んでいます。 みどりさんこれから「半七捕物帳」を朗読していくんですね。正直わたしも「半七捕物帳」は読んだことがないです。 ただミステリー好きなみどりさんの、どストライクな作品だということはわかります。推理ものといえば探偵や刑事が定番ですが、岡っ引き物も外せないですね。人情に厚く、物証から固める手堅い人柄。「芸人かなんぞのように表情に富んだ眼を持った」という表現が面白いですね。この表現ひとつで裏表のない、嘘のつけない人間であることが伝わってきます。 そんな半七の活躍、次回から楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n4 ай бұрын

    ご覧いただきありがとうございました! 50本以上「半七捕物帳」を朗読している身としては、今回は「そうそう!」と思わず言ってしまう楽しい作品でした。 「半七捕物帳」は謎解きだけではなく、半七をはじめとする登場人物の人情や、江戸末期の風俗、慣習、人々の考え方なども見どころのひとつです。大どんでん返しや派手なトリックはありませんが、江戸時代に生きる人々の暮らしぶりも楽しんでいただければと思います。どうぞご期待ください!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s4 ай бұрын

    こんばんは。山川方夫「予感」。 率直に申しますと「なんという作品を書くんだ」といった所です。 前回紹介された「夏の葬列」も衝撃を受けましたが、今回はある意味それ以上かもしれません。 夫婦の会話で惹きつけるだけ惹きつけて、あの衝撃的なラスト。そのインパクトのためだけに、山川さんは非情にもあの夫婦を殺したのでしょうか?その心中は作者のみぞ知るですが、自分ではとても書けないシナリオです。 天才といえば天才。またみどりさんの「大好物」という点では、妙に納得です。 自分では書けないという意味では、とても刺激的でしたし、勉強させていただきました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n4 ай бұрын

    早速ご視聴いただきまして、ありがとうございます😊そうなのです。なんという作品を…なのです、本当に!(笑)「夏の葬列」、「箱の中のあなた」など、衝撃のラストが読む者を魅了しますが、また全然違った味わいの作品もあります。近々配信予定ですので、ますます山川方夫の世界に引き込まれていただきたいと思っております。ぜひお楽しみに!

  • @norikotakevcchi8988
    @norikotakevcchi89884 ай бұрын

    拝見して、また栄養になる朗読を摂取できたと思いました。ありがとうございました!みどりさんの能勢の描写が秀逸!そして暗い中に浮かび上がる父親の後ろ姿。継続してこられた、お二人の作業の奥深さを改めて感じました。また楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n4 ай бұрын

    ご視聴いただきまして、ありがとうございました😊みどりの能勢、気に入っていただけて嬉しいです!出演者が2人しかいないので、毎回工夫しながらなんとかやっております。ちょっと見辛いところもあるかもしれませんが、少しでも楽しんでいただけるよう、これからも精進して参ります。引き続きよろしくお願いいたします😊

  • @user-cn1gn4tx2x
    @user-cn1gn4tx2x4 ай бұрын

    懐かしいく拝聴させて頂きました。 人としての本当の幸せとは何か?身の震える思いがしました。生き急ぎ過ぎた天才文学者芥川龍之介の傑作のひとつだ!文学の持つ凄味がひしひしと感じられる。今の自民党議員らは果たして読んだことあるのかしら?

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n4 ай бұрын

    ご覧いただき、ありがとうございました! 芥川龍之介は良くも悪くも人間というものを、本当に鋭く観察して書いていますよね。だからこそ精神の安定をはかれなかったんでしょうけど…。簡単にどちらがいいと決められないところや、登場人物の悩みが普遍的で大好きな作家さんです。 またお時間がある時にご覧いただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s5 ай бұрын

    こんばんは。「杜子春」本当に面白い作品だと改めて思いました。 わたしはみどりさんとは逆に、後半がどういうお話だったか、まるで記憶にありませんでした。読んだのは小学生くらいでしたから、おそらく当時のわたしは、財を得ては豪快に散財する杜子春というキャラクターに漫画的な魅力といいますか、いいようのない面白さを感じ、その記憶しか残っていなかったのだと思います。また自分の父母は常に厳しく、いい思い出もなかったので、クライマックスシーンは感情移入できなかったのでしょうね。 ただこの歳になって、改めて母親とのラストシーンを聴くと、理屈抜きに胸にくるものがあります。去年、母を亡くし、もうすぐに一周忌ですが、それも手伝ってそういう想いになるのかな? また思うのは、この作品はまさに、お手本のようなシナリオとストーリー展開ですよね。憎いくらいに上手いです。だからこそ芥川龍之介は痺れるのです。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n5 ай бұрын

    ご視聴ありがとうございました。 そうですか!私とは逆に後半を覚えていらっしゃらなかったんですね。その時の自分の状況によって覚えていることが違うというのが、小説の面白いところですね。 私は最後に出てくる両親が、頭は人間だけれども体は馬、ということが強烈に印象に残っていました。子どもの頭では奇怪な動物と思ったんでしょうね。歳をとると自分の両親と重ね合わせるようになり、訴えられ方も変わって来たと思います。 芥川作品は、人間というものの本質を鋭く突きつけられることが多いという印象ですが、その中にあってこの作品は穏やかに終わっていますね。長く愛される理由がわかる気がします。 完全版も作りますので、トータルでもお楽しみください。次回もよろしくお願いいたします😊

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s5 ай бұрын

    こんばんは。芥川龍之介にこんな作品があったのですね。能勢が父を笑いものにせざるを得なくなったその心苦しさを慮り、追悼式で「君、父母に孝に」と悼辞の句を述べた芥川の心情。敏弘さんの推察はさすがと納得しました。こういった作品から、気難しく偏屈と思われがちな芥川の、実は心根が優しく情に厚い人柄が垣間見える気がします。 次回は杜子春の後半部分ですね。この作品でも芥川の本当の人間性が良く分かります。楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n5 ай бұрын

    いつもご視聴いただきありがとうございます。 私もこの作品は知らなかったのですが、随所に芥川らしい部分があり、とても素敵な作品だなと思いました。 確かに芥川の人間性も垣間見られますね。 次回は杜子春の後半です。芥川作品が続きますが、楽しんでいただけるよう頑張ります!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s5 ай бұрын

    こんばんは。100作品超えおめでとうございます! 申しわけありません、ライブ配信気がつきませんでした。 わたしも初期の頃の作品は、まだ観ていないものが多いです。第8回の「セメント樽の中の手紙」、これは観ておきたいですね。わたしが今まで観てきた作品の中で印象深いのは、「サンタクロースがやってきた」「山月記」「夏の葬列」でしょうか?特に「夏の葬列」は、みどりさんも言及していた山川方夫の作品ということで、非常に衝撃的でした。また「サンタクロースがやってきた」のような童話作品は大人になって今もなお、朗読を聴くとワクワクする自分がいることに驚かされます。 101作品目の配信も楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n5 ай бұрын

    ご視聴いただきありがとうございます! 今回のライブ配信は、設定ミスで限定公開になっていたようで、みなさん生ではご覧いただけなかったようです💦失礼しました💦 ぜひ初期の作品も観ていただけると嬉しいです。今から見ると、いろいろ未熟な部分も多いですが、それなりに工夫して作ってましたね。ま、暇だったもので…💦 過去作品もご覧いただいたら感想をお聞かせいただけると嬉しいです☺️ 100作品、私たちも感慨深いです。 これからも工夫しながらコツコツと作っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします☺️

  • @user-mc8yd8qt6t
    @user-mc8yd8qt6t6 ай бұрын

    読んでサッパリ理解出来なかったのが、お2人の朗読で 概ね話が分かってしまいました。 不思議なものです、ありがとうございました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n5 ай бұрын

    それは嬉しいご報告、ありがとうございました😊そう言っていただけると、私たちもとてもやりがいを感じられます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s6 ай бұрын

    こんばんは。100作品目、おめでとうございます! 超有名作品「杜子春」きましたね。わたしもこの作品は印象深いです。まあ、なんと言いましょうか、今改めて菊リビの朗読を聴いても、杜子春って本当にバカだよなあ…と思います。たった3年で金銀財宝を使い果たせるのもある意味、すごい才能ですね。逆に言えば、それだけスケールの大きい男とも言えます。放蕩三昧の後は、仙人になりたいとか、その感覚も常人離れ(笑)仙人に見込まれたのも、そういうスケール感のある人間だからこそというのもあるのかな?と思いました。 漢詩も、杜子春と仙人の人間的スケールの大きさを表しているようにも思えます。 ところで後半はどういうお話でしたっけ?まともに読んだのは随分大昔なので、ほとんど忘れてしまってます(笑) だからこそ次回が楽しみです。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n6 ай бұрын

    ありがとうございます!チェーズーティンバーデーさんには毎回支えていただきました。本当にありがとうございます! 「杜子春」は、子供の頃は「杜子春っていい人なんだな」という単純な感想で、少し大人になってからは「なんか説教臭くない?」と、正直あまり好きではありませんでした。 でも100作品めを選ぶにあたっていろいろな作品を読んでいる時、改めて読むと実に面白いんですよ、これが!バカさ加減もここまで来ると逆に潔いというか…。そして後半も「仙人って何者?」という興味が尽きません。 やはり芥川作品が好きなのは、こういういろいろ考えさせるところなんだなぁと改めて思いました。次回もどうぞもお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s6 ай бұрын

    こんばんは。明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 新年の挨拶回り、回礼については今回初めて知りました。 実はかつてわたしは郵便局に勤め、外務員をやっておりました。やはりこの時期は、年賀で忙しかったですね。年賀状の仕分けや配達のアルバイトの子に配達ルートを教えるなど、普段にはない仕事が多く、またクリスマス頃から忙しくなるので、その時分にになると憂鬱になったものです。あの当時は今と違い、メールやSNSのない時代ですから、年賀状の量は今とは比べものにならないくらい多かったと思います。これからの時代、新年の挨拶はデジタルが主流になってくるとは思いますが、それでもわたしが仕事とはいえ悪戦苦闘していたあの時代も、今となっては懐かしく、年賀状が減っていくのもそれはそれで寂しい気もしますね。 今年もお2人のご活躍、期待しております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n6 ай бұрын

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 いつもご視聴いただき、本当にありがとうございます! チェーズーさん、なんと郵便局にお勤めだったと!まさに年賀郵便を扱っていらっしゃったのですね。確かに年賀状全盛のころは、よく配達員や仕分けのバイトなども募集していたように(今でもですかね…)思います。でも、それ以前は挨拶回りが基本だったというのは、私もよく知りませんでした。挨拶にしても年賀状にしても、メールやSNSに比べると手間ですが、その手間をかけるところに価値があるのかもしれませんね。メールで知り合いに一斉送信も今の時代当たり前なのかもしれませんが、我々世代はちょっと味気ない感じもします。年賀状も相手のことを考えながら一筆添えたいと思いますしね。そういう意味では、岡本綺堂の一種の寂寥を感じるというのと同じなのかもしれません。 今年も心を込めて作品作りをしていきます。どうぞよろしくお願いいたします!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s7 ай бұрын

    こんばんは。今年もクリスマスの温かいお話、ありがとうございます。 もう、こういうお話は大好きですね。この作品に関しては、何も語る必要はないと思います。 クリスマスの想い出ですね。同世代なので、お2人はお分かりいただけるのでは?と思うのですが、我が家のクリスマスケーキは毎年、バターケーキでした。2000円そこそこで買えるので安いのですよ。それがある年から生クリームのイチゴショートケーキに。あまりの美味しさに感動した記憶があります。その年から親父のボーナスが上がったのでしょうね(笑) なんか、こういう夢のある作品の後に、妙にリアルなお話で申し訳ありません(笑) 今年もあとわずかですね。 よいお年を!

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n6 ай бұрын

    ご覧いただきありがとうございました!お返事遅くなって、大変申し訳ありません! バターケーキ、懐かしいですね。私もよく食べました。生クリームなんていつから食べたのか…記憶がないほどです。 クリスマスはこういうお話がいいように思うんですよね。この時期くらいは明るい雰囲気で過ごしたいですよね。 今年も1年間本当にありがとうございました✨コメント、励みになりました。来年は3日からスタートですので、またよろしくお願いいたします😊

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s7 ай бұрын

    こんんばんは。先週はライブに間に合わなくてごめんなさい🙏 「春琴抄」の振り返りや、この一年で最も印象に残った回についてなど、ライブ配信のコメント欄に書き込んでありますので、よろしければご拝読ください。 「佐助犯人説」は面白いですね。谷崎潤一郎が誰を犯人としていたかどうかはともかく、佐助の性格や行動などを考えると、彼ならやりかねないなとは思います。この作品は、春琴や佐助がさも実在していたかのように描かれているので、「もしや佐助では?」という憶測が妙にリアリティを持っており、そこに作品の奥行があり、その奥行や世界観を構築した谷崎のなせる技というのは、お二人に同意するところです。 今年も残りわずかですが、最後の配信楽しみにしております!

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n7 ай бұрын

    こんばんは。いつもご視聴いただきありがとうございます😊 まるで実際に起きた事件を扱ったかのような、佐助犯人説という議論が出てくるのも、春琴抄のすごいところだと思います。推理小説でもないのに、読み手をいろいろな角度から熱狂させている。しかも美しい日本語で。 今回はこれで一区切りですが、また数年後に読み返してみれば、きっと新たな発見があることでしょう。数年後にどんな発見があるか、今から楽しみです😊 ライブ配信映像、ご覧いただきありがとうございました!すみません、感想書いていただいていたのに気が付いていませんでした💦ゆっくり読ませていただきますね。 今年もあと一回となりました。ホント早いですね…。いつもご視聴いただき、本当にありがとうございます。チェーズーさんからのコメントは我々の励みでもあり、いつも楽しみにしております。 引き続き、どうぞよろしくお願い致します!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s7 ай бұрын

    まず、この一年間「春琴抄」の朗読お疲れさまでした。「春琴抄」は、ある意味日本文学を代表する文芸作品だと思います。アブノーマルな世界観を芸術的に昇華した、谷崎潤一郎の力量が成せる技を感じました。美貌を持つ盲目の検校、その彼女に仕え、忠誠と愛を貫いた奉公人の物語は、その完成度の高さと、創作における一つの雛形を創った思います。 他の作品では、山川方夫の「夏の葬列」が印象深かったです。戦争によって、残酷なまでに深い罪の意識を刻み込まれる少年の哀しみと人生。傑作でした。 今年も残り一月となりましたが、寒くなりますのでどうかお身体だけは大事に、2023年の締めくくりをお過ごしください。 来年も楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n6 ай бұрын

    1年間ありがとうございました! 毎回ご覧いただきコメントもいただけるので、本当に励みになりました。こういう活動は好きでやっているのでいいのですが、反応があるとやはり嬉しいです。 「春琴抄」は予定通り最後までご覧いただけて本当に良かったです。完全版も早めにアップしますので、お時間ある時に少しでもご覧いただけたら嬉しいです。 「夏の葬列」は、こちらとしては菊リビの代表作のひとつだと思っています。誰が悪いとも言えない状況で背負ってしまった罪をこれからも背負い続ける主人公を思うとなんとも言えませんが、前半の子ども時代の記述が瑞々しくて素敵です。その分、後半が辛くなるのですが…。 今年もいろいろな作品をお届けしたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします😊

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s7 ай бұрын

    みどりさん、敏弘さんごめんなさい🙏 仕事が終わって現在9時41分、今帰ったところです😭 ライブ間にあいませんでした。 今、視聴しているところです。 感想はのちほど、書き込みます。申し訳ございませんでした😓

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n6 ай бұрын

    お返事してなくてすみません!そんなお気になさらず…気にしてくださってありがとうございました。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s8 ай бұрын

    おはようございます。 今日は芋焼酎なんですね。わたしも好きで、わたしの場合はお湯割りが多いですね。 樋口一葉の「うらむらさき」ですが、言葉は確かに難解で、内容を読み解くのも苦労しますが、女性の葛藤や後ろめたさ、それでも抑えきれない女性の性が文体に情緒的に乗ってくるので、それが故の文章の美しさ、芸術性というのはありますね。樋口一葉の「奇跡の14ヶ月」はわたしも聞いたことがありますが、このクオリティのものを14ヶ月の間に次々と生み出しているわけですから、やはり天才だったのだと思います。 ライブ配信も楽しみにしてますね。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n8 ай бұрын

    今回もご視聴ありがとうございました! 平たく言えば恋人のもとに走る人妻…ということで、そんなに新しさもないし大きなドラマがあるわけではありません。それでも心の逡巡をこれほど生々しく書けるのは、一葉ならではだなぁと思っています。声に出してみて初めてわかることもあるんですよね…本当に深いです。 ライブ配信では今年を振り返りますので、ぜひコメントで心に残った作品を教えてくださいね。よろしくお願いいたします!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s8 ай бұрын

    こんばんは。「春琴抄」全10回朗読お疲れ様でした。 舞台も大盛況だったとのことで、おめでとうございます。 この物語に対するわたしなりの感想ですが、確かにアブノーマルで、みどりさんも言われていたように佐助の純愛というよりは「なんだかなあ」という独りよがりな面が強調されがちな作品とは思いますが、谷崎先生の耳触りの良い文体も含めて、非常に芸術性の高い作品だとは思います。ある意味これも「達人の境地」?を描いたと言えなくもないのかな?芸を極めた者のみが成しえる世界観。普通の人の感覚では辿り着けない境地がそこにあるのでしょう。いや、ただ単に佐助が変態なだけか(笑) ただ全体を通して妙に不思議なオーラというか、崇高な輝きを感じる作品ではありました。 次回作も楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n8 ай бұрын

    ご視聴いただきありがとうございます! そうですね、なんといっても文体が美しい!実際に読んでいても心地良いのです。内容に関してはいろいろな解釈がされてきましたが、文章の美しさを否定する人はなかなかいないと思います。文体にオーラ、なるほどと思いました。確かにそんな感じを受けますね。 キクリビ初の、連続朗読の試み、いかがだったでしょうか。またいずれ挑戦してみたいと思います!…が、とりあえず今はまた短編を読みたい気持ちになっております(笑)これからもよろしくお願いいたします。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s9 ай бұрын

    こんばんは。国木田独歩の「初恋」楽しく拝聴させていただきました。 爽やかで読後感も心地よい作品でした。「春琴抄」で少し狂い気味…もとい、独特の世界観に偏り気味だった自分の感性が、久しぶりに均衡を取り戻した感じです(なんのこっちゃ 笑) 自然主義文学といえば、フランスの作家エミール・ゾラが提唱者とされていますが、彼の代表作で「居酒屋」という長編小説があります。この小説は、アラン・ドロン主演「太陽がいっぱい」を手がけたルネ・クレマン監督が映画化しているのですが、この作品がまあ、暗い(^^;) 洗濯屋を営む主人公の女性が、妬みをかい陥れられ、ひたすら不幸になっていく物語なのです(鬱) それに引き換え、この作品のなんと微笑ましいことか。自然主義文学について造詣が深いわけではないし、それほど知識はありませんが、こうも違うものなのかと目から鱗でした。 「春琴抄」もいよいよ舞台が始まりますね。 成功をお祈り致しております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n9 ай бұрын

    ご視聴ありがとうございました!そうなんです。本当に、とても読後感の良い作品で救われました笑 私も詳しくはありませんが、自然主義文学とは、まさにそういった物語らしいです。さすがよくご存知ですね! 国木田独歩さんは後にそちらに行くそうですが、この時はまだ浪漫派と言われる作風だったそうで、そのために爽やかな印象なのかもしれません。 今年、私は毎月違う作家さんの作品をご紹介しているので、初登場の方が多くなっています。それはそれで幅が広がり楽しいですね。 いよいよ「春琴抄」初日です。突き抜けた2人の関係をじっくりお届けしてきます!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s9 ай бұрын

    こんばんは。 「春琴抄」もクライマックス、まさにこの作品のアブノーマルな集大成という内容でした。 盲目となったことを春琴に告げた後の沈黙を「この沈黙の数分間を楽しく感じた」という佐助。「それは本当か?」と喜びに震えた春琴の言葉…。「これがお師匠様の住む世界か…」と望みが叶ったと喜ぶ佐助の心境。「よくも決心した。他の人に見られてもお前にだけは見られたくない。よく決心してくれた」と打ち明ける春琴の心持ち。 このともすれば歪ともとれる純愛を、これほど圧倒的な展開と表現で魅せた、谷崎純一郎の変態的…もとい、天才的な文才に脱帽しました。ある意味で、日本文学の境地という感じもします。 こういったジャンルにはまるで無縁であった自分も、大変勉強させられています。 この作品、舞台もありますね。 公演の成功、お祈りいたしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n9 ай бұрын

    いつもご視聴いただきありがとうございます😊 本当に圧倒的です。私も初めてこの作品を読んだ時、度肝を抜かれました。そして酔いました。文章の美しさはもちろん、物語そのものにも酔いました。そしてハマって現在に至ります。谷崎文学、日本文学の最高峰のひとつだと思います。 春琴抄シリーズも残すところあと一回となりました。ここまでお付き合いいただきありがとうございます😊最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s10 ай бұрын

    「地球儀」朗読ご苦労様です。 確かに解りにくい作品で、わたしも三回ほど聴き直し、ようやくどういう話筋か見えてきたところです。この作品がセンター試験に出てくると確かに困惑しますね。ただみどりさんのこの作品に対する解釈にほぼ賛成です。といいますか、それ以上、わたしには思いつきませんでした。さすがです。 「地球儀」に自由奔放な父への想いを重ね、子どもの頃は回して遊び、大人になった今もなお、消化しきれない父への想いがくすぶる。だから捨てるに忍びない。グルグルと回るその心情は、やがて我が子にも引き継がれていくのか?それとも…。 父が今、この地球上のどこで何をしているのか?アメリカで好き勝手やっているのかな?と匂わせているところもミソでしょうか? 「春琴抄」も舞台も含め、クライマックスですね。楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n10 ай бұрын

    ご覧いただき、ありがとうございました!ラストトークでもお話ししましたが、この話は3年くらい前から知っていたのですが、なかなかやろうという気持ちになりませんでした。しかし改めて調べたり考えたりして見ると、なかなか面白いなぁと思い、収録するに至った、というところです。 父と子はどこか反発するところがありますよね。反抗期とも言いますが、人が大人になっていくための通過儀礼のようなものなんだと思います。でも、牧野さんの場合はちょっと複雑ですね。その想いの詰まった地球儀のことを思うと、切なくなります。せめて息子の栄一くんとはうまくやってほしい…と思うばかりです。 次回の「春琴抄」では、いよいよ事件が起こります。どうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s10 ай бұрын

    こんばんは。 昨日投稿したはずのコメントが消えていました。なにか原因があってまた消えてしまうかもですが、改めてコメントします。 昨日書いたことはほとんど忘れてしまいましたので、今回は手短に。 唐突な「春琴に降りかかった第二の災難」から始まり、利太郎、某少女の父親、某検校某女師匠、とややもすれば、読者置いてけぼりに犯人を推測する流れは、むしろ読み手を惹きつける谷崎純一郎の巧みを感じました。 さすがは文豪ですね。 次回も楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n10 ай бұрын

    せっかく投稿していただいたのに残念です…こちらも原因は分かりませんが… さて、いきなり犯人は誰なのか?と、何が起こったのか具体的には何も書かれていないままにいきなりの展開!でしたが、余計に気になりますね…💦 いよいよ次回がクライマックスです。どうぞご期待ください!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s11 ай бұрын

    こんばんは。 山川方夫「夏の葬列」ですが、終戦記念にふさわしい作品という印象を受けました。 主人公の心理描写に一切の綺麗ごとや虚飾もなく、醜いありのままの人間性が剥き出しで、それが夏の風景や主人公を助けた少女の鮮やかさとコントラストを成す見事な傑作だと思います。戦争の残酷さを表現する作品は数あれど、この作品は異色の表現で、読み手にボディブローのような効かせ方をしてきますね。さすが山川方夫です。 教科書に載っている作品ということですが、わたしはまだ読んだことがなかったので、今日はまさしく「度肝を抜かれ」ました。 こういった作風、わたしも目指すところではあるのですが、なかなか書けるものではないですね。 わたしの中で非常に勉強になったと同時に、お手本のような作品がまた新たに加わったようで、とても有意義でした。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n11 ай бұрын

    ご覧いただき、ありがとうございました! この作品は山川方夫の作品の中でも、トップ3に入る素晴らしい作品だと思います。こんな短い中で過去と現在を行き来し、戦争の切なさだけでなく、主人公の今後の人生までえがいています。実際に戦う兵士でなく、このような一般の人、子どもの視点で戦争というものが書かれているので、おっしゃるようにジワジワと効いてきますね。 山川さんの作品は驚きの事実と共に、その人物の人生まで見えるところがとても好きです。今後も読み続けていきますので、楽しみにしていてくださいね。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s11 ай бұрын

    おはようございます。 いいちこ、いいですね。わたしも好きなお酒です。 今回は春琴のお金にまつわるお話でしたが、謝礼の額へのこだわりや、佐助や奉公人が節約せざるをえなくなるほど、贅沢を嗜んだというのは、三味線という芸術を極めるものとして、彼女なりの矜持だったのではないか?と考えました。春琴の傲慢さとは裏腹な三味線に対する真摯な想いと、その芸術に己の「生」や「境地」を見出した彼女の情念が垣間見える気がします。ただ、付け届けの多い弟子には、一転、優しくなったというのは、そうとばかりも言えないかな? 彼女も結局、お金にうるさい大阪人だったということですね。そこに春琴の飾らない人間らしさが現れて、逆に面白いとも思えました。 この傑作もあと3回ですか。どういう展開になるのかこの後が楽しみです。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n11 ай бұрын

    チェーズーさん、いつもご視聴いただきありがとうございます😊 なるほど、三味線という芸事に対する彼女なりの矜持…確かにそれはあるかもしれませんね。彼女なりに、そこは本気で真摯に取り組んでいたことなのでしょう。チェーズーさんのご指摘、なるほど!と思いました。 またこちらもご指摘のとおり、東京生まれの谷崎が大阪に引っ越して、大阪人の、東京人とは違うお金に対する感覚を肌で感じたこともあるでしょうね。 ちなみに谷崎は春琴抄執筆時に自分でも三味線を習い、なかなかの腕前だったそうですよ。 ここから話は大きく展開していきます。残り3回、どうぞお付き合いください!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。 このお話ですが、「黒い箱」と現れた「老人」に、自分は「浦島太郎」を連想しました。竜宮城の乙姫様に「開けてはならない」と言われていたにも関わらず、好奇心が勝って開けてしまい「老人」となってしまった浦島太郎。竜宮城の快楽に過行く時を重ねた浦島太郎と、空想に耽り過行く時を重ねた青年。黒い「玉手箱」を前にして、とった行動が真逆というのも面白いですね。 現れた老人は、浦島太郎の化身で青年に忠告を与えたのか?あるいは、青年の自ら前へと出れない臆病な心が見せた幻なのか? ただ作者「小川未明」が読み手に伝えたかったメッセージというのは、概ねみどりさんの解釈に賛成です。 振り返れば自分も何度、チャンスを掴み損ねてきたことか(T_T) 気が付けば歳をとり、若い人たちに「チャンスは前髪だぞ」などと、つまらない説教をつい垂れてしまういいオヤジになってしまいました。 ただ気持ちはまだ若いので、人生の挑戦はまだまだ続けていきたいと思ってます! 次回の「アレ」楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    今回もご視聴いただき、ありがとうございました! 浦島太郎、確かに似ていますね!「希望」では、「開けてはならない」と言われていないところが何とも言えないと思っています。「開けてもいいし、開けなくてもいい」という言葉に、人間はとても迷うと思うのです。まさに人生を歩む時には、この連続ですよね。 老人については、私は神様のような、超人間的な何かだったんじゃないかと思っています。人間が選択を迫られた時に勝手にイメージするものというか。そういう意味では、青年の臆病な心が見せた幻、というのも面白いと思いました。浦島太郎の化身!なんだか新しい話が始まりそうで、ワクワクします! 確かに未明の書き方は暗いかもしれませんが、生きていくために大切なことを示唆していると考えると、やはり趣のある文章だなぁと思います。人生の挑戦、続けましょう!次回の「アレ」、どうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。今日はスパークリングワイン、しかもみどりさんが運んでくるのは新鮮ですね。 今回の「春琴抄」盲目の春琴だからこそ、ウグイスやひばりなど、小鳥に馳せる想いが伝わってくる気がします。 同時に今回は佐助が苛められる描写がなかったので、残…いや、ホッとしました(笑) それにしても谷崎さんの文章、燃え上がるように美しく、その激しい情念の乗る文脈が聞く耳に妙に心地よいですね。 次回も楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    チェーズーさん、いつもご視聴いただきありがとうございます😊 そう、今回は…なんだかいつもに比べて平和な回でした(笑) それにしても、ウグイスは鳴き方を後天的に学ぶとか、雲雀の競技会なるものがあったとか、それはそれで興味深い内容でした。この、雲雀を空高く放って、その声を楽しむ姿は、後半にも象徴的に出てきます。心の片隅に留めておいてくださいね。 それにしても美しい文章、読んでいても心地よいです。残りの文章も楽しんでいただけるよう、私自身も楽しみながら読みたいと思います!

  • @readingdog5410
    @readingdog5410 Жыл бұрын

    改めて聞いて、いい詩ですね。私も朗読してみようかな。。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴ありがとうございます!本当にそう思いました。ストレートに伝わってくるものがありますよね。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。 河井酔茗の「ゆずり葉」に謳われた我が子や下の世代に対する深い愛情は、わたしも今、リアルタイムに実感している所です。わたしも今は子どもはいないのですが、わたしが人生で培ってきた経験を伝授していきたい下の世代の人たちはいます。わたしも御二人同様、人生の半ばを過ぎていますので、生き急いでいる感覚もあり、その気持ちが次の世代への想いに転嫁してしている状況です。ただそれが強すぎて「無償の愛」というより、ただの口うるさいオヤジになっていますが😆  来週も春琴抄ですか。みどりさんの笑いが😆  いやいや、楽しみにしております。  みどりさん、舞台もがんばってください。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    今回もご視聴ありがとうございました! 本当に、今までそんなに考えてこなかった若い人たちに何かを残したい、という気持ちが自分の中にあることに気づき、やはり年を取るとはこういうことなんだなと思いました。でもおっしゃるように、ただのうるさいオバサンにならないように伝えるのは難しいですね💦 春琴抄もだんだん佳境に入ってきますので、お楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。 「春琴抄」今回もアブノーマル炸裂でした😆 物語が進むうちに、段々とそっちの世界?が否応なく開いていくようで、その感覚が妙に癖になりますね(笑) ただ、佐助が「若い女性の弟子に親切に教えると嫉妬深くなり佐助を苦しめる」とか、裏を返せば春琴も女性として可愛いところも垣間見えるのが唯一、ホッとできる下りではありました(なんのこっちゃ 笑) 「春琴抄」の舞台も楽しみですね。応援しております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    チェーズーさん、早速ご視聴いただきありがとうございます😊そうなのです、今回も炸裂しております(笑)ここまでもか!と唸らされてしまう程です💦 また私も、春琴が若い女弟子に嫉妬するあたりは、わがままを超えて可愛いとすら思いました。女心とはなんとも複雑…佐助もそんな春琴の態度に苦しめられたとありますが、私でしたら嫉妬されて苦しいやら嬉しいやら…😅 さて、だんだんと後半に移っていきますが、まだしばらく、次回あたりは春琴と佐助の生活について述べられます。春琴の趣味?道楽?についても述べられていきます。どうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんにちは。この作品、国語の授業か何かで読んだ記憶はありますね。わたしもクラムボンとはなんなのか、ずっと疑問に思ってました。宮沢さんは、こういう子ども目線の表現がとても多いですね。しかも彼にしか表せない独特の表現で。  宮沢賢治はとても純粋な方で(童話作家はみんなそうなのかもですが)、穢れない子どもの感性を持ったまま、大人になった人なんだろうなといつも思います。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴ありがとうございました! 本当にその通りですね。子どもの目線というものは大人になると忘れてしまうものですが、作家の中にはそれを忘れず持ち続ける稀有な能力の持ち主がいます。 宮沢賢治も間違いなくそのひとり。そのみずみずしい文体に、蟹の兄弟がこの後元気に生きていってほしいなぁと思わず考えてしまいました。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。春琴抄ってこういうお話だったのですね。御二人の感想と同様に、わたしも「なんなんだこの世界」という感じです。谷崎さんの「春琴ごっこ」という性癖の話も、アブノーマル過ぎてちょっとついていけない(^^;)  そういう谷崎さんの投影が佐助ということならまあ…そういうことなのでしょうね(笑)  ただ盲目であるが故に歪んだ春琴の性格やその心情は察して余りあり、わが子さえ手放してしまう激しい気性とは裏腹な哀しみが滲み出ています。  またこのお話、アブノーマルであるが故に癖になる面白さがありますね。  次回も楽しみにしています。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    チェーズーさん、いつもご視聴いただきありがとうございます。 そうなんです。なかなかついていけないし、共感というものは、あまりないかもしれませんが…😅でもクセになるというか、引き込まれる何かがあるんですよね。 これから後半になっていきますが、ますますアブノーマルな世界は広がっていきます💦そして気がつけば、その世界から抜けられなくなっている自分に気が付きます(笑) どうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんにちは。「春琴抄」のアブノーマルな部分がはやくも示唆されていて、この物語の本旨を垣間見た気がしました。 思うにこの作品については、読了(敏弘さんの朗読終了?)しないと、今の段階ではなんともいえないですね。ただ谷崎さんの文体の美しさは、敏弘さんの「読ませる」朗読で、やはり秀逸であると改めて認識しました。短めですが、今回は以上で😆

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    チェーズーさん、いつもご視聴いただきありがとうございます! 春琴と佐助の関係も次の段階に進みました。アブノーマルな、マゾヒスティックな部分はこれから益々熱を帯びてきますよ(笑) ただ私個人としては、読んでいてそこまでアブノーマルな気持ちにはなりません。谷崎の文体の美しさに騙されて?いるのでしょうか…(笑) 次回もどうぞお楽しみに!

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんにちは。織田作之助「好奇心」は言葉が断片的で、それが独特の作品世界やリズムを生んでいるのが不思議でした。 「お化け」と言われている女性、宮枝さんは、きっと作者の身近にそういう方がいたのでしょうね。独特の思考と男を投げ飛ばすまで技を習得できる遂行力、かなり個性の強い人間です。だから余計、作者の想像だけでこういうキャラクターを生み出すのは難しいかな?と。他県ならいざ知らず、大阪なら居てもおかしくない、そんなことを思いました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴いただき、ありがとうございました! 本当にテンポが良いんですよね。このあたり、さすが大阪ということでしょうか。織田さんは他の作品にもモデルがいることが多いので、どなたかを思い描きながら創作したのかもしれません。内容というより、勢いで楽しんでしまう作品も新鮮に感じました。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    こんばんは。芥川もこういった大衆的な作品も書いたのですね。 ただみどりさんの解説にあったように、一筋縄ではいかないところが芥川らしい。 ところでこの作品の舞台である洋食屋に違和感というか、いわゆる「西洋料理」の店とは風情が違うなと思い、大正時代の洋食屋について調べてみると、ソースをかければなんでも「洋食屋」と呼ばれていたようです。カレーライスやオムライスなど、現代でもお馴染みの料理があり、今でいうところの大衆食堂の走りだったみたいですね。だから「洋食屋」なのに日本酒が飲めるのかと妙に納得しました。  大正時代は、庶民の生活が豊かになりつつあった時代で、そういう世間で芥川も、仲間と青春を謳歌する普通の青年と変わらない大衆的な人だったんだなと認識を新たにしました。 敏弘さん、舞台頑張ってください。応援してます。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴いただき、ありがとうございました! 洋食屋について調べてくださったんですね。ソースをかければなんでも洋食屋、っていうのが面白いです。時代が移り変わる時にありそうな話で、いろいろなものがごっちゃになってもそれなりに受け入れてしまうところが、日本人らしい気もします。 芥川の青年時代の貴重なひとコマ。仲間に囲まれ、楽しい夜もあったんですね。いろいろ考えると複雑ですが、彼の普段の生活や考え方、やり取りなどを知る上でも貴重な話だなぁと思いました。

  • @yousukeangel
    @yousukeangel Жыл бұрын

    菊池寛のこの寄稿、大好きで、ここ数日何度も読み返したり、ノートに書いたりしています。芥川氏の晩年の心持は幸せではなかったかもしれませんが、亡くなった後、このように親友によって温かいメッセージとともに、理解が得られたのは大変幸せだと思っています。 自分ごときを述べるのは恐縮ですが、もし私が死んだら、ここまで周囲から理解や温かい想いが寄せられるだろうか、、たぶん否だ。と、そんなことを考えていました。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴いただきありがとうございます! 菊池寛が芥川の死を受け入れ、このような文章を書くことは大変なことであったろうと思います。いつもベッタリと一緒にいるのが親友というものでもなく、それぞれの生活がありながらも、常に心のどこかで思いやっている…そんなものなのではないかと思います。 ただ、何かあったときはすぐに駆けつけられる関係…そう考えると、芥川が何度か自分を訪ねてくれた時に会えなかったのは、菊池にとって本当に悔しい思いだったでしよう。 私も自分のことを理解し、温かい想いを持ってくれている人がどれだけいるか分かりませんが…私自身は大切な人との関係は、大事にしていきたいと思っています。

  • @user-mz3yq4yw7s
    @user-mz3yq4yw7s Жыл бұрын

    おはようございます。 「春琴抄」第二回目ご苦労様です。 「春琴抄」わたしは読んだことがないので、菊理リビを聴くことで読破という形になりそうですが、序盤で早くも春琴の性格、春琴と佐助の関係がじわりと伝わってきますね。 谷崎潤一郎の文体も美しく、流れる水の如くでした。 春琴や佐助の後日談も興味深かったです。 三回目も楽しみにしております。

  • @user-rt2xy2rc4n
    @user-rt2xy2rc4n Жыл бұрын

    ご視聴いただきありがとうございます😊 私もそうでしたが、最初は耳から入るのが、この作品に関しては良いのではと思っています。難しい言葉も出てきますが、意味は分からずとも語感を楽しめますよね。本当に文体が素晴らしい!と思います。 菊リビで読破…嬉しいやら、有難いやら、責任感やら…💦とにかくこちらも楽しんで読んでいきますので、どうぞお付き合いくださいませ!