【中華英字紙】北京天津タイムス 1931.6.27

列国が…軟弱なる態度を示しつつある間に、条約上の権利を回復すべくシナに対して断然兵力に訴えた国が一つある。それはソヴィエト・ロシアだ。…満洲のシナ官憲が東支鉄道の回収を企図するや、ロシアは不戦条約に基づく総ての抗議を排除して、北満に兵を出し、満洲官憲との直接交渉に依って問題を解決した。…当時ニューヨーク・タイムズは次の如くに論じた。『東支鉄道に対するシナ側の無謀な態度はシナが外人駆逐の念に駆られ、歴代の政府が快諾せる諸条約を遵守するの意志なきことを示すものである』と。又マンチェスター・ガーディアンもまた同問題を論じて曰く、『東支鉄道に対するシナ側の高飛車的態度は現在のシナ当局が兵力の支持なき協定は無視して可なりとなすものであることを示す。他の諸国もこれに対しては大いに警戒を要す』と。
 南満洲鉄道及び満洲に於ける経済的権利の日本にとって重要なる点は、東支鉄道のソヴィエト・ロシアに於ける比ではない。…条約を侵害せられ、シナより侮辱を受くることに於いて、日本が他の諸国より甚だしきものありしは、苟(いやしく)も極東の事情に通ずる者の熟知するところである。(上海イヴニング・ポスト紙、1931.10.21)

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  • @user-tq4nz6oe2d
    @user-tq4nz6oe2d2 жыл бұрын

    コメントがないだと