自律神経失調症の代表的な症状5つ【精神科医が7分で説明】吐き気|動悸|息苦しさ|頭痛|めまい

0:05 (1)はじめに
0:30 (2)自律神経失調症について
2:45 (3)自律神経失調症の代表的な症状5つ
3:09 ①吐き気
3:45 ②動悸
4:20 ③息苦しさ
4:51 ④頭痛
5:27 ⑤めまい
6:05 (4)まとめ
検査で異常はない一方で体の不調が続く「自律神経失調症」。自律神経は体の様々な所に作用するため、自律神経失調症では様々なからだの症状が出る事があります。
「自律神経失調症の代表的な症状5つ」につき、精神科医が要点を約7分の動画にまとめています。
出演:春日雄一郎(精神科医、医療法人社団Heart Station理事長)
こころ診療所吉祥寺駅前 kokoro-kichijoji.com
府中こころ診療所 fuchu-kokoro.com
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↓↓内容の詳細は下記になります。
(1)はじめに
精神疾患セルフチェック。今回は「自律神経失調症の代表的な症状5つ」です。よろしくお願いします。
体にさまざまな症状が出る一方、検査では異常がない「自律神経失調症」。
自律神経が体の様々なところを走っているため、自律神経失調症では様々なところに様々な症状が出ます。
今回は「自律神経失調症の代表的な症状5つ」です。
(2)自律神経失調症
「検査で異常がない体のさまざまな症状」です。
<自律神経失調症とは>
自律神経失調症は体を整える「自律神経」がバランスを崩す不調です。
体にさまざまな症状が出ますが、検査では異常は出ません。
うつ病や適応障害などが背景のことが多いです。
<自律神経神経症の特徴>
まずは「症状がストレスと非常に連動しやすい」。これは体の病気との違いです。
また、「場所や症状がいろいろ動きやすい」というところもあります。
その中で、「検査で異常がなくて、内科の薬もなかなか効きづらい」のが特徴です。
<自律神経失調症の背景>
この大半はいわゆる「交感神経の働き過ぎ」です。
「交感神経」は、自律神経の中で「緊張や覚醒」をつかさどる方の神経です、
まず緊張が強くあって、そこから交感神経が強く働き過ぎて「自律神経失調症」になる、こういった順番になります。
<緊張が強まる背景>
人によっては「生来の緊張しやすさ」が影響する場合があります。
あとは「ストレス」が続くとリラックスは難しく、緊張が強くなります。
そして「休養がとれない」と緊張を和らげる時間がないので、緊張が続いてしまいます。
もう一つあるのが「精神疾患」の影響、そこが絡んで出ることがあります。
<主な背景の精神疾患>
まずは「うつ病」うつ状態に伴って自律神経症状が出ることがあります。
そして、「適応障害」ストレスがかかったときに自律神経失調症のような症状が出ることがあります。
また「不安障害」不安や緊張が強いことによって自律神経失調症になることは少なからずあります。
<自律神経失調症予防のコツ>
まずは「なるべくリラックスを図る」ことが、緊張の逆ですから基本になります。
その中でストレスが影響するため、なるべく「ストレス発散」をすることも大事です。
そして「休養の時間」をしっかり確保し、緊張を和らげる時間をつくるのも同様に大事です。
<自律神経失調症の治し方の例>
直接自律神経に働きかける薬などはないので、周辺から働きかけていきます。
まずは「リラックスや休養を図る」ことは、先程同様大事です。
そして環境のストレスが大きければ、「環境調整」環境を変えることで、緊張を和らげます。
その中で背景にうつ病等の精神疾患があれば、その治療が解決策になります。
(3)自律神経失調症の代表的な症状5つ
「さまざまな場所に」不調が出ることがあります。
<自律神経失調症の症状>
自律神経失調症の症状は、体のさまざまな場所へさまざまな形で出ます。
そして、症状は固定しなくて、なかなか変動しやすい面があります。
その中で、人によって「出やすい場所」は違う一方、同じ人だと基本的に似た場所に出ます。
①吐き気
「おなかの症状」が出ることは多いです。
<吐き気>
おなかの自律神経症状として吐き気が出ることは多くあります。
ストレスが強くなった時に出現しやすい面があります。
人によっては通勤前に出現し、欠勤や休職の原因になることもあります。
<他のおなかの症状>
人によっては「胃痛・腹痛」で出る方がいます。
また、いわゆる下痢が出る場合があります。
そして「食欲が低下する」方もいます。
②動悸
心臓関係に症状が出ることもあります。
<動悸>
心臓関係の症状として動悸が出ることは少なからずあります。
ストレスがたまった時に出まして、違和感や不快感を合併します。
これを繰り返す場合は、背景に心臓の病気がないかの除外は、現実的には必要かと思われます。
<他の心臓関係の症状>
人によっては「胸痛」胸の痛みが出ることあります。
人によっては「立ちくらみ」起き上がった時のいわゆる「起立性低血圧」が出る事があります。
そして中には血圧の変化で「ふらつき」が出る場合があります。
③息苦しさ
呼吸器にも症状が出ることがあります。
<息苦しさ>
肺など、呼吸器の症状として息苦しさが出ることは多いです。
これもストレスがたまった時に発生し、しばしば不安を合併します。
そして、「息苦しさへの不安」からさらに悪循環になることがあるので注意が必要です。
<他の呼吸器症状>
人によっては「過呼吸」になる場合があります。
そして「胸の圧迫感」の形で出る方もいます。
人によっては、いわゆる「のどのつまり」という形で出る方もいます。
④頭痛
「痛みの形で出ることも」あります。
<頭痛>
痛みの症状として「頭痛」が出ることが多いです。
ストレスがたまった時に、特に痛みが強まって行動にも影響が出ます。
そして、痛みから更に緊張が増して悪循環になることは少なくありません。
<他の痛みの症状の例>
まずは「腰痛」腰痛の中で、特にヘルニア等がない方で、ストレスが影響する自律神経の影響の方もいます。
また「背部痛」背中の痛みの形で出る方もいます。
もう一つあるのが「神経痛」手先などにしびれを伴う痛みが出る方がいます。
⑤めまい
「耳に関係した症状」が出ることもあります。
<めまい>
耳に関係して「めまい」が出ることが少なからずあります。
ストレスがかかった時に悪化して影響が強く出ることもあります。
そして、これは影響強いと生活が難しくなったり、仕事などに困難が出ることもあります。
<他の耳鼻科関連の症状>
まずは「耳鳴り」がストレスによって出る場合があります。
後は耳鼻科関係で「鼻づまり」などがストレスも関係あう方も中にはいます。
そして「難聴」突発性難聴はストレスが影響する方は少なからずいます。
(4)まとめ
今回は精神疾患セルフチェック「自律神経失調症の代表的な症状5つ」を見てきました。
ストレスなどを背景にさまざまな体の症状が出る「自律神経失調症」、代表的な症状は次の5つです。
①吐き気(おなかの症状)
②動悸(心臓関係の症状)
③息苦しさ(呼吸器関係の症状)
④頭痛(痛み関係の症状)
⑤めまい(耳鼻科関係の症状)
まず対策としてリラックスや休養を図り、背景にもし精神疾患があればその治療を行っていきます。
こころ診療所グループ(医療法人社団Heart Station)
府中こころ診療所(東京都府中市宮西町1-1-3三和ビル2階、☎042-319-7887)
こころ診療所吉祥寺駅前(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-3ニューセンタービル6階、☎0422-26-5695)
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【解説者】
医療法人社団Heart Station 理事長 府中こころ診療所院長 春日雄一郎
精神科医(精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医)
2005年東京大学医学部卒業、NCNP病院、永寿会恩方病院等を経て、2014年に府中こころ診療所を開設、その後医療法人化し理事長に就任、2021年8月に分院「こころ診療所吉祥寺駅前」を開業。メンタルクリニックの現場で、心療内科・精神科の臨床に取り組み続けている。

Пікірлер: 4

  • @mihos.1224
    @mihos.1224

    全部当てはまってます😅

  • @user-gk7px9ek7c
    @user-gk7px9ek7c28 күн бұрын

    約6ヶ月前、胃カメラしてもらい酷い逆流性食道炎と診断されました。

  • @user-hc3mt6no4p
    @user-hc3mt6no4p

    じりつしんけいしちょしょー

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