雪に青い空

年があけてから 言葉にならない想いのかたまりみたいなものがずっとある。
考えることはやめて ただ 自分がやるべきことをやって毎日を過ごして 7日の日曜に何も考えないようにして掃除していたら 浮かんだ音のつらなり。
そういう時は 素直にかきとめておくと決めている。言葉よりは心に忠実なはずだから。
考えることはしないと決めていたので 出てくる音をただ書きつらねていくのだけど 鳴らしてみると混沌としていて 日により聴こえ方が変わりうろうろする。少しずつ 形が見えて。
見あげると 雪が舞っていて‥雪は好きに降るから少し調子っぱずれ。どこにいくかわからない。
その雪によりよけいに青く見える青空。
青空は広がっている。
どこまでも広く。
どこまでもやさしく。
ちらちら降る雪と ふわり舞いあがる雪。
青空のイメージの旋律には自然に絡む旋律もついて 目で見ているものと 心で感じているものが同時に流れているみたいな感覚になる。
それ 片方は明るい旋律で片方は悲しい旋律だったりするので 笑ってるけど泣いてるみたいになったり 泣いてるけど笑ってるみたいになったり。
音は正直だなと思う。
20240130録音
作曲と演奏: Yoshiko Arioka

Пікірлер: 2

  • @viptanava
    @viptanava5 ай бұрын

    ピアノを独学ではじめて1年経ちました。ああ、こんなに言葉にできない概念を表現できるようになりたいなと思う者です。

  • @da11ria

    @da11ria

    5 ай бұрын

    すっごくありがとうございます。 そのようにおっしゃってくださってたいへん嬉しいです。