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日本の履物に左右が無い理由 ~下駄・雪駄・草履・草鞋・藁草履~

下駄屋をやっていますと、多く聞かれる質問があります。
「下駄って左右がありますか?」
日本の履物は総じて左右同形のため、見分けでの判断が出来ない履物です。
なぜ左右が無いのか?
この理由を探ってみました。
参考文献
今西卯蔵著 「はきもの変遷史」
潮田鉄雄著 「はきもの」
丸屋履物店
www.getaya.org/

Пікірлер: 8

  • @user-pb6ii1eb8z
    @user-pb6ii1eb8z3 жыл бұрын

    「なぜ」からどんどん発展していって歴史をさかのぼって深く探求する姿勢に敬服します。 大学の「日本文化部 履物科」を受講してる気分で楽しく勉強させて頂いてます。

  • @user-cg3om6ge4q

    @user-cg3om6ge4q

    3 жыл бұрын

    ありがとうございます。

  • @user-ms4ob3kc2r
    @user-ms4ob3kc2r3 жыл бұрын

    なるほど、私も左右同じに疑問があってその確固たる答えがわからなかったが、この考察は鋭いですね。

  • @user-cg3om6ge4q

    @user-cg3om6ge4q

    3 жыл бұрын

    ありがとうございます!

  • @torunade
    @torunade Жыл бұрын

    正解は、重い下駄や和装草履の鼻緒を親指側に寄せると、そこが重心となって斜めに振り出され、反対の足に当たるからです。

  • @taibo-
    @taibo-2 жыл бұрын

    とても面白い動画でした。プロの方が、素人相手にざっくり断言して終わらせる形ではなく、ああでもないこうでもない…とお話ししてくれるのは本当にありがたいことだなぁと思っております。 素人ながらに(左右同型じゃないと生産コストが高くつくんだろうな)とは考えていましたが、重心や畳表など新しい視点をいただき大変勉強になりました。 左右の履き替えは片減り対策以上に、鼻緒の紙芯が型崩れしてフィット感やパリッとした感じが損なわれてしまうデメリットがあるように思います。鼻緒を揉むのも、最初の硬くて履きづらい感じは解消できますが、同様の難点を感じています。 自分の場合、片減りしたらノコやヤスリで平らにしています。木を削ることで下駄の寿命が短くなってしまうのがまた悲しいところですが…(涙)

  • @user-pb6ii1eb8z
    @user-pb6ii1eb8z3 жыл бұрын

    近所の履物屋さんに見て頂いたら、私の礼装用草履は左右があり、外側の鼻緒が深めについていて「良いものだ」と言われました。 婚礼時に親が良いものをあつらえてくれた様です。

  • @wint7
    @wint7 Жыл бұрын

    なるほど、納得しました!いうならば、「藁草履パラダイム説」ってところですね。パラダイムシフトって難しいですね。

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