【LUMIX GH6 試し撮り】SENNHEISER MKE 440 audio technica AT9946CM【比較してみた】

Ғылым және технология

ゼンハイザー(SENNHEISER)のステレオガンマイク「MKE 440」。ステレオ的臨場感とガンマイク的指向性を両立させるべく、2本のガンマイクをV字に配した異形ぶりは、果たして見かけ倒しか理屈どおりか。オーディオテクニカ(audio-technica)の AT9946CM と比較してみました。
お値段の違い(両製品を型番で検索してみてください)が音質の違い......と言ってしまえばそれまでですが、そこそこ満足していたはずの AT9946CM を、MKE 440 は「それより上の世界があるんだぜ」とばかりに蹴っ飛ばしてしまいます。
MKE 440 の特徴は「画として狙った範囲の音は確実に押さえつつ、その周囲の音も確実に拾う」こと。遠くの音もしっかり押さえるので、電車の走行音やレールの振動音も早い段階から捉えはじめ、遠ざかるにつれて自然に消えていきます。普通電車の発車時に駅メロディが鳴りますが、そのディテールもキチンと写し取ってくれます。
半面、MKE 440 を「感度:0dB」で使うと、AT9946CM より低めに収録されるようです(MKE 440 のマニュアルには「レベルはカメラ任せにせず、手動で調整しろ」と書いてあります)。本作では、AT9946CM で撮影した素材を基準とし、MKE 440 で撮影した素材のレベルを編集時に上げました。どれだけ上げたかはテロップに記載していますが、Final Cut Pro の「オーディオメーター」基準で、最大レベルが AT9946CM の素材と同じになるようにしてあります。
編集する側からすると、素材の時点でレベル高すぎて音が割れ気味になるよりは、レベルが低めなら編集時に上げてやればいいので、MKE 440 の方が扱いやすかったりします。
万人受けする「いい音」、あるいは「きめ細やかな音」を録れるのが MKE 440。
ガツンと刺激のある音を録れて、ある意味「キャラ立ち」しているのが AT9946CM。
これが私の印象ですが、音にうるさい皆さまはどう感じられたでしょうか?
厳密に同条件で比較したわけではありませんが、両マイクのキャラクターの違いは感じとっていただけるのではないかと思います。
★ショートカット★
0:00 タイトル&前提条件
0:24 大阪環状線 普通(323系)
0:28 ・AT9946CM
1:39 ・MKE 440
2:51 関空・紀州路快速(225系 5100/5000番台)
2:56 ・AT9946CM
3:17 ・MKE 440
3:47 大和路快速(221系)
3:51 ・AT9946CM
4:12 ・MKE 440
4:37 特急くろしお(287系 パンダくろしお「サステナブル Smile トレイン」)
4:43 ・AT9946CM
5:02 ・MKE 440
◇撮影日:2022年4月25日
◇撮影場所
・大阪環状線 今宮駅 4番ホーム
◇撮影機材
・動画:Panasonic LUMIX DC-GH6
   + LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
・マイク:
 SENNHEISER MKE 440 c/w Dead Cat Windscreen MZH 440
 audio-technica AT9946CM c/w Dead Cat Windscreen
・タイトル写真:iPhone 13 Pro
◇元動画 録画/録音品質
・AT9946CM:Apple ProRes 422 HQ 5.7K(5728×3024)29.97p, 1.9Gbps
・MKE 440:シネマ4K(4096×2160)59.94p, 10bit 4:2:2, All-Intra, 800Mbps
・音声(共通):LPCM 24bit/96kHz(モノラル4chを編集時にステレオに変換)
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