【両統迭立】二人の中継ぎ天皇/伏見・後宇多期【ゆっくり歴史解説】#3

Ойын-сауық

ある意味鎌倉時代を終わらせ、南北朝の動乱を招いた「両統迭立」を解説していきます。
今回は、両統迭立・第二世代、伏見天皇(持明院統)と後宇多天皇(大覚寺統)期の紹介です。
予期せず登場した「中継ぎ天皇」に両統はどう対処したのか。
足利尊氏のアイドル(!)後醍醐天皇の数奇な生い立ちとともに、定説・新説を解説します。
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【参考文献】
「皇子たちの南北朝 後醍醐天皇の分身」森茂暁
「後醍醐天皇 南北朝動乱を彩った覇王」森茂暁
「陰謀の日本中世史」呉座勇一
#ゆっくり解説 #両統迭立 #鎌倉時代 #後醍醐天皇 #後宇多天皇 #亀山天皇

Пікірлер: 16

  • @user-nr1wl4cv2x
    @user-nr1wl4cv2x5 ай бұрын

    後醍醐天皇が醍醐天皇に憧れて院号を選択したことは知ってましたけど、父の後宇多天皇にあやかっているという説は初めて鳥肌が立ちました

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    5 ай бұрын

    コメントありがとうございます! 私もずっと、後醍醐天皇はひとえに、醍醐天皇に憧れてこの院号にしたと思っていましたので、今回の説を初めて見た時は私も鳥肌が立ちました。そして、後醍醐がますます好きになりました。 この説が本当だったら素敵だと思います!

  • @user-zz9dr2ib5p
    @user-zz9dr2ib5p5 ай бұрын

    一番悪いタイミングでヤバい人物が出るところが歴史の面白いところだよなあ。

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    5 ай бұрын

    コメントありがとうございます! おっしゃるとおり、後醍醐が出てくるタイミングってあらゆる意味で絶妙(?)ですよね。 おまけに、嫡子で生まれてくればまだましだったのに、よりにもよって次男坊な上、嫡子の兄貴が早世して「中継ぎ天皇」へ。 良くも悪くも、神様か何かの差配としか思えない(苦笑)

  • @bluedawn49
    @bluedawn494 ай бұрын

    石清水八幡にきっちりお参りするエピソードひとつとっても後醍醐は生真面目で義理堅い性格で、この動画の最後にあるように父親への恩返しのためにどこまでも信念を曲げずに突き進んだだけだったのかもしれません。 後醍醐は人格的なスケールが大きすぎて現代でも人々に理解されず、単なる自己中心的な権力欲の権化のような評価だけど、和歌も繊細で人間味があるし、愛情深いし、音楽、文学(源氏物語)、さらにはお茶とか美術、密教にも造詣が深いし、政治への意欲もあり。何より強い者を恐れない勇気がありますね。 定説に惑わされずに後醍醐を肯定的にみていくと本当に日本の歴史の中で最高レベルで興味深く魅力的な人物だと思います。

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    4 ай бұрын

    コメントありがとうございます! おっしゃるとおり、調べれば調べるほど、父親との生真面目でいじらしいエピや、多彩な芸術家だった側面、和歌から窺える繊細さ、妻との愛情深いエピなどなどがざくざく出てくる、大変魅力的な人物で、単なる自己中暴君というレッテルが何とも悲しくなってしまいます。 幕府を倒してでも樹立させた建武政権がわずか数年で瓦解してしまったのが、イメージを悪くさせている最大の原因と思いますが、駄目だと言われていた建武政権の政策も近年では見直されつつあるようですし、これからもどんどん、本当の後醍醐に迫る研究が進んで行ってほしいです!

  • @bluedawn49

    @bluedawn49

    4 ай бұрын

    @@yukkuribanbii 返信ありがとうございます。後醍醐を肯定的にとらえる貴重な動画を作ってくださりありがとうございます。私はこの数年で後醍醐関係の史跡のほとんどを訪れました。隠岐など4回もいきました。船上山にも笠置山にも登りました。後醍醐をまつる吉野神宮にも何度もいきました。 こんな話ができる相手が近くにいないので話させてください。笑 私はパワースポットが好きで神社めぐりもしていたのですが、後醍醐がいた場所はどこも強い光を感じました。特に隠岐の黒木御所や船上山がそうです。 実は最初は後醍醐についてよく知らずに隠岐にいき、たまたま西ノ島の黒木御所を訪れて、なんて美しいエネルギーの場所なんだ、ここにいた後醍醐天皇ってすごい人なのでは?と感じて、後醍醐を調べるようになり、後醍醐オタクになったんです。 その後、友人達を案内してもやはりみんなこの黒木御所は特別に気持ちよく、強い光を感じるといっていました。 それが後醍醐の本質なんだと思います。その体験が核にあったので、定説に惑わされなくなりました。 個人的に特に好きなのは、この2つの歌です。「世治まり 民安かれと 祈るこそ 我が身につきぬ 思ひなりけれ」 「てらしみよ御裳濯川にすむ月もにごらぬ波の底の心を」 どちらも後醍醐の純粋さを感じさせる、とても普遍的な美しさがある歌ですね。私の心は天照大神に隅々まで見られても全く恥じいるようなことはないからどうぞご覧あれ、という感じだと思いますが、とても魅力的で少年のような純粋さがありますね。

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    4 ай бұрын

    @@bluedawn49さん コメントありがとうございます! 後醍醐関係の史跡のほとんどを訪れた。すごい!私は後醍醐のことを本格的に調べ始めてまだほんの数カ月なのでお恥ずかしい限りです。 実際ゆかりの地に訪れて感じた感覚は、史料を読むだけでは得られない貴重なものだと思うので私もいつか行ってみたいものです。 少年のような純粋さは私も感じます。父親に対して、妻に対して、政に対して。どうして尊氏の最推しになったのか、日に日に納得していく今日この頃です(笑)

  • @harigane4773
    @harigane47734 ай бұрын

    前回リサイタルなかった分ゴウダ節全開w タカハル→タクェハリェ→タケハリィー→タケシー! 後宇多から後醍醐への早めのリレーは後世の徳川家康やら秀忠へのリレーを彷彿しました。やはり効果的なアピールなんですな。 後醍醐の子沢山の裏にはこんなNTRモノの竿役みたいなムーブがあったとは…!!

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    4 ай бұрын

    コメントありがとうございます! この回が一番、後宇多のゴウダ節がさく裂した回だったと思います。 後宇多から後醍醐へのリレー、おっしゃるとおり、体調のこともあったでしょうが、家康と秀忠のそれに近い狙いもあったかと思います。後醍醐が中継ぎと言う立場を受け入れていれば。。。 後醍醐初っ端の女性遍歴を見るとぎょっとするんですが、実は……近々その解説動画を上げようと思っているので、お付き合いいただけますと幸いです!

  • @EverydayTamagoSand
    @EverydayTamagoSand10 күн бұрын

    後醍醐天皇のはっちゃけぷりはおじいさまの英才教育の賜物だったのね!

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    10 күн бұрын

    コメントありがとうございます! 後醍醐天皇は、十五歳くらいまで祖父・亀山院のもとで育ちますが、あの性格は亀山院にかなり影響を受けているとしか思えません(笑)父・後宇多院に育てられたなら、少しは……いやでも、後宇多院も後醍醐にはやたら甘いので、やっぱり駄目か(苦笑)

  • @user-rp9gu1lg4b
    @user-rp9gu1lg4bАй бұрын

    弟を可愛がってしまうのは 「下の子が可愛い」みたいな感情もあるかもだけど、 長男の長男を天皇にすると長男が治天の君になるから、 自分が権力の座を降りるのが早くなってしまう、みたいな事情もありそう。

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    Ай бұрын

    コメントありがとうございます! 自分が権力の座を降りるのが早くなってしまうから弟に…。そのケースも十二分あると思います。 でも、大覚寺統の面々にはどうにも、そういう下心が見えないんですよね。ホント、ただただ純粋に「弟きゅん可愛い!皇位継承権も子々孫々まであげちゃう!」みたいな。 後宇多はそれが中途半端だったがゆえにとんでもないことになってしまいましたが(苦笑)

  • @user-nm6mk2eh9n
    @user-nm6mk2eh9n5 ай бұрын

    宇多→醍醐 後宇多→後醍醐 ……目から鱗

  • @yukkuribanbii

    @yukkuribanbii

    5 ай бұрын

    コメントありがとうございます! 私も最初聞いた時は、偉大な「醍醐天皇」にあやかりたいから後醍醐にした説でしたし、そもそも父親とは不仲だったとも聞いていたので、この説を初めて見た時は驚きました。 というか、後醍醐って調べていけばいくほど、こういう可愛いというか、いじらしいエピが出てくるので、やはり魅力的な人だなあと思います!

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