【歴史探訪】法然上人の足跡をたどる | 第5章 法難篇② 栽松山阿彌陀寺・宝瓶山十輪寺

【今回の遺跡】
①栽松山阿彌陀寺
所在地:兵庫県神戸市中央区脇浜町2‐5‐13
神戸市中央区にある浄土宗寺院です。
この地において法然上人が小松を浜辺に植えて念仏の教えを説いたことに由来する「法然松」や、上人が念仏行に使用したという「山越鉦」などが伝わっています。
②宝瓶山十輪寺
所在地:兵庫県高砂市高砂町横町1074
法然上人二十五霊場第三番札所に指定される浄土宗西山禅林寺派の寺院です。
弘法大師空海が弘仁6年(815年)に創建したことが始まりとされ、のちに法然上人がこの地を訪れ数多くの人に教えを説いたとされています。中でも老漁夫・八田治部太夫夫妻とのやりとりは寺伝や『法然上人行状絵図』にも記されており、十輪寺には関連する数多くの品々が伝えられています。
○撮影協力:栽松山阿彌陀寺、宝瓶山十輪寺
○ナレーション:林 恒宏
○監修:浄土宗総合研究所(研究員 青木 篤史)
【「法然上人の足跡をたどる」シリーズ】
法然上人によって開かれた浄土宗は、令和6年に開宗850年を迎えます。
「お念佛からはじまる幸せ」をキャッチコピーに種々の事業を展開する中で、「公式チャンネル浄土宗」では、新たなコンテンツの一つとして「法然上人の足跡をたどる」シリーズを制作いたしました。
法然上人のご生涯をなぞり、各所の逸話や上人のお気持ちにふれていただくことで、より一層、浄土宗や上人の教えに興味を持つ契機としていただければ幸いです。
(注)法然上人の生涯や逸話には諸説あります。予めご了承ください。
【参考資料】
・法然上人のご生涯を訪ねて―『四十八巻伝』をてがかりに―(増上寺布教師会/2019)
・浄土宗聖典 第六巻(浄土宗/1999)
・【現代語訳】法然上人行状絵図(浄土宗/浄土宗総合研究所[編]/2015)
・法然上人二十五霊場 公式サイト www.25reijo.jp/ 
など
※一部書籍は浄土宗出版にてご購入いただけます。
浄土宗出版:press.jodo.or.jp/
【各リンク】
・次回「第5章 法難篇③ 珠光山徧照寺如来院・遊女塚・極楽山西明寺・清凉山浄運寺」
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・浄土宗公式Webサイト
jodo.or.jp/
・浄土宗開宗850年特設Webサイト
850.jodo.or.jp/
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