【チェス名局】1.ニコリッチ vs 羽生善治 - グランドマスターを破った羽生さんの棋譜を解説します
チェス名局解説では、面白いと思った対局を解説していきます。
チェスを全く知らない方はルール解説動画などを見てから本動画を見ることをおすすめします。
今回は将棋の棋士として有名な羽生善治さんのチェスの棋譜を紹介したいと思います。
羽生さんは趣味でチェスを指していると言われていますが、
世界的な大会に出場し、何度かグランドマスターを破った記録もあり、
チェスにおいてもかなりの実力を持たれています。
読みが非常に鋭く、かなり攻撃的な棋風なので実際に並べてみると非常に面白いと思います。
今回、紹介するのは2007年にブリュッセルで行われたラピッド公式戦の棋譜になります。
相手はボスニアのグランドマスター、プレドラグ・ニコリッチ(Predrag Nikolic)さんで、
様々な大会で優勝した経験を持つ、棋力を表すFIDEレートでは2650に位置するプレイヤーです。
羽生さんが2400なので250近くも差があり、通常では勝つことが難しい、かなり格上のプレイヤーと言えます。
この棋譜ではプレドラグ・ニコリッチさんが白、羽生さんが黒を持った対局のものとなります。
本対局はラピッド戦でだったのですが、双方ともかなり読みが深く、攻撃的でかなり面白い棋譜だと思います。
また、ミドルゲームにおける羽生さんのクイーンサクリファイスの大局観には目をみはるものがあります。
それから後半の複雑な局面の鋭い読みは、さすがプロ棋士ならではと改めて実感できます。
ツイッター / kihitochess
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F.Chopin:Nocturn No.2 in E-flat major, Op.9-2
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サムネの羽生さんのポーズが乙女チックでかわいい
Netflixでクイーンズギャンビット全部観てめちゃめちゃ面白かったけど、観終わってもチェスのルールさっぱりわからなかったからこういう解説助かる
チェスやったことないけど、このチャンネルは凄くわかりやすい。
この対局は初めて知りました。すぐによくなる順があるわけでもないのにクイーンをサクリファイスできる精神力は尋常じゃないですね(クイーンはマイナーピース3つと交換でやっと互角というのが通例と思うので、ナイト2つとの交換で成立するのは常識を覆す一手と思います)。
なぜ投了になったかわからなかったから3回くらい見直した。。。
ディスカバードアタックとかサクリファイスとか聞くとかっこいいけど、将棋でいう開き王手や駒を切るってことだよね。
とても分かりやすくて良かったです!
いやー初心者ですけどめっちゃ見てるの面白いです!字幕とか大変でしょうけど頑張ってください!
センターを取り返してからの攻めが鮮やかですね。
この人たちはなんて先まで読んでるんだ…
おもしろいー!!!
10:00
終盤の読み合いは将棋でもチェスでも問題ないですねw
俺もいつかクイーンを捨てて盤面を取れる日が来るのだろうか…
チェスにもグラマス以上のタイトル戦欲しい
個人的考えで将棋指しにはチェスで弱点があり、クローズ局面(双方ポーンが連結して閉じた局面)で弱くオープン局面(ポーンがなくなった列が多い開いた局面)で強いという説を持っています。この対局もその説通り、正直序盤の12手(将棋的カウントでは24手)くらいは後手側パッとしないなあ…と感じていましたが、局面がオープンになり始める13手目の先手のポーンアンパッサンを境に後手の羽生さんが生き生きしているようにも自分には見えました。なので、コンピュータ評価など一般的な評価では別の見解かもですが、相手が羽生さんということを考えるとその先手アンパッサンが敗着だったんじゃないかなあと感じたりしました。長文失礼。