デザイン解説 / 知識【やんチャンネル】

デザイン解説 / 知識【やんチャンネル】

デザインの解説を行っています。
歴史やデザイナー、有名なデザインを解説していく予定です。

デザインに興味はあるけどよくわからない、
デザインについてもっと知りたい、
デザインの歴史に興味がある、

そういった方々に見ていただけると嬉しいです。
ゆったり更新しています。
数ヶ月に一回程度の更新頻度ですので、ご容赦ください。

大体しかあってません。
気になることは自分でも調べてみてください。


■Partner
株式会社346 : 346design.com/


■お問い合わせ
このチャンネル・コンテンツへの質問・相談等は下記メールアドレス
またはTwitterアカウントへご連絡ください。

動画の作成について

動画の作成について

Пікірлер

  • @user-wy4bf3ir7y
    @user-wy4bf3ir7y8 күн бұрын

    この動画を見て思ったことですが、モダニズムは人が使う上で合理的なデザインで、後期モダニズムは素材や技術を使う上で合理的なデザインになっているという理解は合ってますかね…

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch8 күн бұрын

    コメントありがとうございます! その理解で正しいと思います。コルビジェの言う合理性とは装飾をしないこと、建物の形が機能(建物の目的)に忠実であること。サーリネンらのいう合理性とは構造に無駄がない(単調な建物にはしたくないが構造的に理にかなっていない建物はおかしい)ということです。ざっくり言うと合理的に建物を作ろうというのがモダニズムの考え方なので前期後期モダニズムとか呼んでますが、ちょっとわかりにくいですよね。

  • @motidaruma7969
    @motidaruma796916 күн бұрын

    わかりやす!

  • @aoao_ponpon
    @aoao_ponponАй бұрын

    ものすごく勉強になりました。分かりやすい。もっともっと色々なチェアの動画がみたいです!! この動画に出会えて最高に嬉しいです!

  • @brucenew
    @brucenewАй бұрын

    いろんなところ間違ってますよ

  • @user-od5db1lf6n
    @user-od5db1lf6n29 күн бұрын

    素人にはちょっとわからないのでどこが間違ってるのか教えてください!

  • @brucenew
    @brucenew28 күн бұрын

    @@user-od5db1lf6n モリスは利益なしでもいいから工業製品に抵抗したいという考え方の持ち主で、工業製品よりは高価格になっているが、基本的に赤字商売でした。しかしモリス商会のものは国外で大人気となり、いろんな転売屋さんを経て高くなっちゃうんですね。一般市民がモリス商会から一旦購入→転売屋に高価で売る→転売屋が海外に売り込むという流れができたわけです。元々赤字商売でやっていたこともあり、これら総合的な原因で商売が続かなかったわけです。決して作ったものが売れずというわけではありません。モリス商会のものは当時かなりの人気を持っていたし、時代を経ても高い評価を得ています。

  • @brucenew
    @brucenew28 күн бұрын

    @@user-od5db1lf6n モリスのこういう思考の源となったのはジョン・ラスキンです、ジョンラスキンは機械ではなく人々の手<意識を持った主体的な労働>によってものを創造する大切さを主張した人物です。なのでモリスはどちらかというと儲けようとするより、思想としてやっていたことでもあります。

  • @user-od5db1lf6n
    @user-od5db1lf6n28 күн бұрын

    ⁠​⁠​⁠@@brucenewさんの返信を読んだのちウィリアム・モリスの生涯を調べてみましたが、詩集を書いてみたり、ステンドグラスや刺繍、多分野の商品を手がける芸術集団を仲間と作ったりとアーティスティックな人生を送られていたと知りました。 確かに商売商売している感じではなさそう?なんかジョン・ラスキンの人生もwikiから溢れる傾奇者感が… 現在調べてるのがモダニズムと北欧家具の歴史についてなんですが、ここもまた沼の香りがします

  • @brucenew
    @brucenew27 күн бұрын

    @@user-od5db1lf6n まあデザイン史について有名な著作たちはモダニズム史観のもとで20世紀30-40年代?ごろに作り上げたもので、建築も家具もそう、モダニズムを正当化させるためのものでした。正しい歴史かというと必ずしもそうではない、おしゃった通りモリスは多面性が溢れる人物でしが、モダニズム史観ではあまり評価されていないのはモダニズムの思想と正反対のものだからです。少なくとも、20世紀後半からはモダニズムに対しても反省がなされ、今はモダニズム観点以外の色んな論考が世の中に出ているんで、いまだに戦前の論考で語っても困りますね。この動画の次編からはみてないんですが、おそらく『モダンデザインのパイオニアたち』1949の論考からの本たちを見てるんじゃないかなと思いますね

  • @user-zx5bp9wz8p
    @user-zx5bp9wz8pАй бұрын

    自分は 建築や歴史にそれほど詳しくありませんが、トーハクの黒門(長屋門)は 武士の時代を象徴する 建築物だと思います。(上野に来るたいていの人が素通りだと思いますが、、、) 長屋門自体は地方にもありますが あれだけの格式の長屋門が日本にいくつあるでしょう?

  • @2ag612
    @2ag6122 ай бұрын

    テーブルのデザインが好みで軽い気持ちで見始めたら解説が分かりやすい&おもしろく、次々と他の動画も見てしまいました! やんチャンネルさんのモチベが上がって更新されますように〜!!!

  • @2ag612
    @2ag6122 ай бұрын

    めちゃくちゃ分かりやすくてデザインの知識が全く無くても楽しめるし、もっと深掘りしたくなりました!!機械の声じゃないのも聞きやすくて有難い!!

  • @user-ig1iz5ov5g
    @user-ig1iz5ov5g2 ай бұрын

    すごく面白いです!!新しい投稿待ってます!

  • @classical_music_ch
    @classical_music_ch2 ай бұрын

    まってます

  • @Tomoki-fp2lq
    @Tomoki-fp2lq3 ай бұрын

    非常に質の高い、面白いチャンネル。更新を望みます。

  • @user-vg6cq3yn2q
    @user-vg6cq3yn2q3 ай бұрын

    知りたかったことを面白おかしく学べるチャンネルに出会えて本当に嬉しい!

  • @user-lz1mz3kk3s
    @user-lz1mz3kk3s4 ай бұрын

    めちゃくちゃわかりやすかったです!ありがとうございます!

  • @user-lz1mz3kk3s
    @user-lz1mz3kk3s4 ай бұрын

    めちゃくちゃわかりやすい動画でした!ありがとうございます😭

  • @user-vx3kr8xo4i
    @user-vx3kr8xo4i4 ай бұрын

    初めまして!!コメント失礼します。 デザインや建築について勉強するために、やんチャンネルさんを見つけました。 噛み砕いて説明してくれるので、非常に分かりやすいです。 これからも応援してますので、動画楽しみにしてます!!!

  • @tigerjacky2621
    @tigerjacky26214 ай бұрын

    第10回以降の更新を楽しみに待ってます!!

  • @user-lr9bl6tn9f
    @user-lr9bl6tn9f4 ай бұрын

    素晴らしい動画ありがとうございます。 私自信、デザイナーを目指しているので、このような分かりやすい説明をして頂けると、非常に良い学びになります。 これからも素晴らしい動画、よろしくお願い致します。

  • @ugo3943
    @ugo39434 ай бұрын

    はじめまして。 全ての動画を拝見しました。デザインについて体系的に勉強したことがなかったので、やっと腑に落ちました。 もし、これからも動画を作られるのなら、 ①北欧モダン ②照明のデザイン ③日本の建築史 (西洋の建築史では、○○様式など時代と共に変わっていきますが、日本はどうなのか知りたいです) 宜しくお願いします。

  • @combu-combu
    @combu-combu5 ай бұрын

    ときどき見学会やってますよね! 今はマツダのショールームではなく、葬儀場であるようですよー

  • @Nellie3311
    @Nellie33115 ай бұрын

    全動画見ました!とてもわかりやすくて最高です。気長に続編お待ちしてます…!

  • @Nellie3311
    @Nellie33115 ай бұрын

    ダイヤモンド、マシュマロ、ココナッツ、このへんもSPY×FAMILY表紙のやつだ!

  • @user-vj5tt9pm4v
    @user-vj5tt9pm4v5 ай бұрын

    とてもわかりやすく見応えのある動画でした!動画の見せ方にもこだわりを感じます!!

  • @takashinakao1907
    @takashinakao19075 ай бұрын

    是非プルーヴェやペリアンもお願いします

  • @servile8663
    @servile86635 ай бұрын

    とてもわかりやすく面白い動画をありがとうございます! 早速チャンネル登録しました🌟

  • @user-po9wo2mi2v
    @user-po9wo2mi2v6 ай бұрын

    神動画ですねぇ【一年遅かった】

  • @user-df9eb1wv1w
    @user-df9eb1wv1w6 ай бұрын

    はじめまして この一分で解説動画がざっくり解説から来た自分にはとてもおもしろく感じました(ざっくり解説デザインの歴史もすごくよかったです) もっと一分解説を他の建物でもしてほしいなあ、と同時に、差し出がましいかもしれませんが、椅子の動画みたいに他の建物と影響しあってるかとかもわかると嬉しいなあと思いました。 最近では木造高層建物なんかも結構着手されたりしてて、昔の高層ビルにも目が向くと思うので賞味期限のないいい動画だなあと感心してしまいました。

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    中東の勢力がヨーロッパに攻め込んだから、十字軍が反撃したみたいな解説ですが、なんの文献を参考にされていますか?十字軍遠征は、勢力の膨張によりキリスト教徒が引き起こしたご都合主義の侵略戦争、というのが一般的な解釈だと思うのですが...。現在もアメリカのプロパガンダでイスラム教がまるで悪の信徒のような誤解を植え付けられていますが、そうした悪い印象を助長する(昔から欧州をイスラム教が侵略していたかの)ような解説は、取り消した方が良いと思います。(別に私自身は無宗派ですが、イスラム教の友人はアメリカの印象操作には辟易していると話していました。IS等の過激派は、ムスリムとは認められない、とも。) ちなみに、ソットサスの椅子、いいですね。両親は一時期メンフィス系の事務所で働いていて、短期間ですが父はソットサス事務所で働いていました。

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    追加で、世界史の窓からの引用を下記に載せておきます。もっとひどい内容が書かれた文献はたくさんあります。それまでイスラム圏は交易も盛んで文化的に進んだ多くの国際都市があったわけですが、それを破壊して略奪し、それを礎にルネッサンス(という呼び名の運動が実在したのかも今議論になっていますが)へ昇華させたのがヨーロッパです。彼ら中心の歴史解釈を学ぶのは、決して正しくない(というか人間のためにならない)と思います。この解説動画も"人類の歴史"と言いつつ"ヨーロッパの歴史"ですよね。 以下、『「世界史の窓」 "十字軍/十字軍運動" 十字軍(第1回) 十字軍によるイェルサレムの大虐殺』より引用 ●URL:www.y-history.net/appendix/wh0603_1-008.html 「十字軍兵士は街路に逃げまどう非戦闘員も含めて大虐殺を行い、略奪をほしいままにした。アラブ側の史料に拠れば虐殺・略奪は1週間に及び、7万人以上の人が殺され、岩のドームの財宝は空になった。キリスト教側の年代記類もこれらの残虐行為を別に隠そうともせず淡々と語っている。サラセン人という総称で、アラブ人・トルコ人・エジプト人・エチオピア人などのイスラーム教徒が殺されただけでなく、ユダヤ人も例外でなかった。7月16日の朝、十字軍兵士は市内の東北地区で多数のユダヤ人を駆り出し、中心街のシナゴーグにとじこめ、扉を外から密閉して火を放ち、全員を焼き殺した。また、イスラーム教徒は金貨を飲み込んで隠しているといううわさがあり、十字軍兵士は捕らえたイスラーム教徒の腹を割いてしらべたり、殺したうえで死体を山のように積み上げ、火をつけて灰にして金貨を探そうとしたという。」

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch6 ай бұрын

    興味深いコメントありがとうございます。 質問にお答えする前に私のスタンスについて説明しておきます。 動画概要欄、チャンネル概要欄に書いていますが、「大体しかあってません。気になることは自分でも調べてみてください。」というのが基本的な私の姿勢です。 そのため動画の内容は絶対的に正しい物ではありません。私の動画群で大切にしているのは「正確な情報」ではなく「大まかな流れ」や「デザインの文脈」です。そもそもネットに転がっているような情報が正しい物だと思わないでほしいので、あくまでも参考程度、興味のきっかけ程度の内容を目指しています。 加えてこの動画を見ている人のほとんどが「歴史」や「デザイン」のプロフェッショナルではないと想定しております。誰が見ても知らない言葉が出てこないよう、可能な限り「難解な言葉を避ける」という事を意識しています。 こういった理由から内容の一部に語弊や誤りがあったとしても「デザインの文脈」の理解を優先している場合が多分にあります。そのため「大体しかあっていない」わけです。 その上で十字軍についてお答えすると、「1000年頃にヨーロッパに攻めこんだ」というのはセルジューク朝のビザンツ進出のことを言っています。これが十字軍運動のきっかけの1つだと、高校生の教科書にも書かれていたと記憶しています。(※たとえキリスト教徒が引き起こしたご都合主義の侵略戦争のための建前だったとしても。※正確には進出したのはビザンツの中でもだいぶ東寄りでヨーロッパというよりは小アジアだと言われそうですが、これが”大体しかあってません”という部分です。本動画では「小アジア」という言葉が難解だと判断し、「ヨーロッパ」と表現しています。) 本動画で最も伝えたいのは、イスラーム文化に触れる事で中世の社会や思想を客観的に見る事ができ、考え方が変化する要因の1つになったということです。それ以外のことは大体しかあっていませんし、興味があれば是非ご自身で調べてみてください。 それと、念のために申し上げておきますが、私は「イスラム教が悪」等と一言も言っておりませんし、そのように考えてもいません。この点についてははっきりと言わせていただきます。 「悪い印象を助長する」と仰いますが、動画の内容をどう読み取るかは視聴者次第です。私は「こう理解しろ」と押し付けることも指図をするとこもありません。何度も言いますが「自分でも調べてみてください」というのが私のスタンスです。ネットで軽く検索をする程度でも、自分で調べれば「イスラム教が悪」等と考えることはないと信じています。 ただ、他の動画でもご指摘いただきましたが、できる限り齟齬・語弊がないよう、言葉の使い方には留意します。今後の参考とさせていただきます。 またよければまた動画を見に来てください! コメントありがとうございました。

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch6 ай бұрын

    追加で「"人類の歴史"と言いつつ"ヨーロッパの歴史"ですよね」についてもご返答致します。 その通りです。確かに「人類の」という言葉には語弊があるかもしれませんね。ただ少なくとも「日本のデザイン史」において「西欧史」というのは非常に大きな影響を与えています。なぜならば現代日本のデザインの基礎になっている「モダニズム」という考えが西欧で生まれたからです。 この動画は椅子を通じて「デザインの歴史」の流れをざっくり知ろうという内容です。日本における「デザインの歴史」を理解する上で「モダニズム」を避けることはできません。そのため動画の構成上「西洋史」をベースに「モダニズム」を解説するのがベストだと判断しこのような内容になっているわけです。 歴史にとてもお詳しそうですのでよければイスラム史やラテンアメリカ史をベースとして「デザインの歴史」の動画をぜひ作ってください!!現代のデザイン文脈にどういった影響を与えているのか、私はとても興味があります。 それと「彼ら(西欧)中心の歴史解釈を学ぶのは、決して正しくない(というか人間のためにならない)と思います」とのことですが、私はそう考えません。私にとって「歴史」とは多角的に様々な情報を精査し、自身の中に「一筋の物語」を作ることです。アカデミックな人間ではない私にとって、「歴史学」として正しいかどうかはどちらでもいいです。参照した歴史書に嘘が書かれていないと証明することはできませんし、文献に残っていない出来事などいくらでもあるでしょうからね。 大切なのは「私が歴史をどう語るか」です。そのためには様々な視点で描かれた「歴史」を学ぶ必要があります。西欧史もイスラム史も私にとっては「歴史を語る」ための情報の一つでしかありません。 ちなみに、その昔ヨーロッパの人々がイスラム文化圏に限らずラテンアメリカ、アボリジニ、さまざまな地域に破壊を行なったことは理解しています。同様のことを大和民族は行なっていないんですか?「日本史」に対して「彼ら(大和民族)中心の歴史解釈を学ぶのは、決して正しくない」とお考えですか?シンプルに興味があるのでよければご返答いただけると嬉しいです!

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    ​@@yan_design_ch ご返信ありがとうございます。 まず初めに、貴チャンネルはとてもわかりやすいため、多くの方にデザインの良さを伝えるという点で大変優れたコンテンツだと感じていることをお伝えします。難解な用語を避けるというのもその通りで、できればデザインを知らない友人にも紹介したいと考えています。だからこそ、細かい(とはいえ重要と自分が感じられる)点で気になったため、ここに書かせていただいたということです。以上を踏まえた上で、いただいた返信・質問にお答えします。 問)西洋史を学ぶ必要性について 答)私がお伝えしているのは、"対象"ではなく"視点"の問題です。 もちろん西洋史を学ぶことは意義があると思います。デザインに限らず、近代国家や民主主義、資本主義も(偶発的とはいえ)西洋が生み出した産物であり、それがいかに生み出されたかを学ぶことは、その制度設計の問題点を知ることにもつながります。デザインや建築もそうですが、欧米産の思想や事物を受け入れる際に、自国の歴史や文化に適応させたり改良していくためには、西洋史の分析は不可欠なものです。これが、"対象"の意味です。 一方で、歴史は多くの場合、常に勝者によって都合よく語られてきたという事実があります。例えば、ネイティブアメリカンにとっては侵略・惨殺された歴史でも、西部開拓者にとっては英雄的フロンティアの勝利ということになります。その歴史的事象への様々な視点は、大抵"勝者(そして多くの場合加害者)"のもの一色に塗りこめられてしまうものです。しかし、2度にわたる未曾有の世界大戦を機に、西洋ではサルトルやさらに彼を批判したレヴィ=ストロースによって自己批判が生じました。ポストモダン以降は、西洋(並びに近代)が"優れている"という考えが、如何に大きな間違いを引き起こしたか顧みられました。 重要なのは、勝者による視点は広まりやすく、また痛みが包み隠されてしまうことも多いということです。その点で、西洋を中心として捉える歴史観は現在、欧米において多く反省が試みられています(例:コロンブスの"新大陸"という言葉の修正、英雄視されていた奴隷商人の像の破壊、等々)。それだけでなく、欧米の蛮行を世に問いただす内容の映画も、近年力をつけてきたアジアの国々において製作されています。上記を踏まえ、「人類の歴史はヨーロッパを中心に」など、いくつかのコメントが気になった、ということです。 ちなみに、哲学者のハーバマスは、「真実(もちろん歴史も含め)とは物語に過ぎない」という趣旨の発言をしています。ことほどさように、歴史は見る人の数だけ見え方があるので、投稿主様が仰るようにご自身の中で「歴史とは一筋の物語を作る」ことでもあるのでしょう。問題なのは、このチャンネルが多くの人に見られた時に、せっかく素敵な内容なのに、そういった「痛みを包み隠す」旧時代的な視点を、恣意的ではないにせよ、採用してしまっているということです。同じ内容で物語を紡ぐなら、より素敵でより痛みのわかる言葉を加えた方が、いいのかなと考えた次第です。 問)同様のこと(西洋の列強が行った破壊行為)を大和民族は行なっていないんですか?「日本史」に対して「彼ら(大和民族)中心の歴史解釈を学ぶのは、決して正しくない」とお考えですか? 答)日本人である以上、日本の歴史を学ぶ意義は大きいでしょう。しかし上記と同様に、視点の多様性を見失ってはいけないと思います。 例えば『新しい歴史教科書』では、ひめゆり学徒出陣や南京虐殺をはじめ様々な日本軍の悪虐な行為に関する記述が欠落していたり、故意に簡略化されていたりします。日本軍の南方進出については、「アジアに広がる希望」などと書かれています。一面的にはそうだったかもしれませんが、実際は、侵略当初からフィリピン政府は日本の介入を疑問視していたし、占領後の東南アジアにおける日本軍による残虐行為については、同教科書には全く記載がありません。これは、日本政府とまでは言わないにしろ、日本会議や一部自民党による(つまり攻めた側の視点による)、被害(実害の量)の矮小化に他なりません。 歴史教科書に限らず、平和資料館や戦争に関するドキュメンタリー番組などを見てみても、その多くは「原爆」「空襲」「疎開と食糧難」など、被害に関することが主になっています。無論、それを伝えていく行為は大変に重要ですが、それと同じかそれ以上に、日本がアジア諸国に何をしてしまったのかを伝えることが重要なのではないでしょうか。そうでないと、「あんなひどいことがあったから、次回はそうならないようにもっと強い国になろう」という思想があり得てしまいます。真に平和主義を希求するのであれば、「あんなひどいことをしたのだから、もう人の国を攻めるのはやめよう」という方向の反省が必要なはずです。 つまり、その対象を”学ばない”のではなく、学ぶ時にその対象が”持っていない”視点を組み合わせて歴史を立体的に掘り起こすことが必要なのだと思います。 もちろんこのチャンネルでそこまでは求めませんが、注釈を入れたり、「〜という考えもあります」などの西洋中心目線以外の多視点的なコメントを一言付け加えるだけで、友人に紹介できる素敵な動画になる、と思った次第です。 なんかめっちゃ長くなってしまいましたね。もし最後まで読んでいただけたのなら、ありがとうございました笑

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch6 ай бұрын

    貴重なご意見ありがとうございます。 「(複数の)視点を組み合わせて歴史を立体的に掘り起こすことが必要」というのは全くもってその通りだと思います。ご指摘の要所は私の動画ではそれが一面的に語られているように見えるという点だと理解しています。もちろん私にそういった意図や狙いはありませんが、今後の動画制作の参考とさせていただきます。 日本史についてのお考えも興味深い内容でした。私が世界史や日本史という「教育」を受けたのは遥か昔ですし昨今の表現や内容の変更については勉強不足な面があったと思います。大変参考になりました。 よければまた動画を見に来てください! コメントありがとうございました。

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    いい感じですね😎 タンゲとニーマイヤーの建物もby Saarinen になってるけれど😎

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    うーん、わかりやすくて素晴らしいんですが、アメリカを”未開の土地”っていうのは、ネイティブ・アメリカンに失礼では…。”未開”だったのは、あくまで白人にとって、ですよね。 (リベラルやかましいわ、と思う方もいるかもしれませんが)この動画を今英語で流したら怒り出すアメリカ人も多いくらいにセンシティブな話だと思いますよ。文化相対主義への反省は、半世紀以上前に当たり前の考えとなってます。レヴィ=ストロース(も全てが絶対ではありませんが)が、西洋中心の考えに強く反省を促していたくらいですから。

  • @dadaismboy
    @dadaismboy6 ай бұрын

    建築の細かい様式などの知識についてとてもわかりやすいし、ありがたいチャンネルです!後半も楽しみ〜 ただ、人類の歴史はヨーロッパを中心に発展...というのは、やや白人至上主義っぽいですね。 少なくとも、十字軍によって荒らされるまでは中東が文化的に世界をリードしていたし(西洋は十字軍が簒奪した技術や文化によって発展)、西洋の大航海時代の300年前には中国(明)がすでにアフリカまで到達する"大航海時代"を迎えていました。 西洋思想が心の拠り所としている古代ギリシアも、現在のトルコにあたるリディア王国を通じて、チグリス・ユーフラテス文化圏の学問的遺産を大いに受け継いでいた可能性がありますね。 主たる内容に関係ないのに小うるさく書いてしまい申し訳ありません。インテリの人たちの間に蔓延する西洋中心史観が以前から気になっていたので、つい書き込んでしまいました笑

  • @user-xz4vs5vv3l
    @user-xz4vs5vv3l6 ай бұрын

    思ったことを「こう思ったと思うのですが…」と指摘してくれるの神!

  • @user-xz4vs5vv3l
    @user-xz4vs5vv3l6 ай бұрын

    なぜ凄いのか。まさに知りたかった情報。

  • @hazynack3684
    @hazynack36846 ай бұрын

    いつも楽しみに視聴してます!散り散りになったバウハウスのメンバーのその後をぜひ見てみたいです!

  • @user-vr6oj4gl2n
    @user-vr6oj4gl2n7 ай бұрын

    スパイファミリーから来た訳ではないけど好きで視聴してますよ。寧ろここの動画のお陰であの作品の時代設定 社会背景が明瞭化できました。

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch7 ай бұрын

    いつもコメントありがとうございます! 少しでもこの動画がお役に立っていれば光栄です!

  • @jnfunvufb
    @jnfunvufb7 ай бұрын

    イームズ的究極のフィット感で言えば、ビーズクッション(よぎぼ)が複雑な人間の構造にフィットした、とも思うのですがそこら辺はどう思いますか?

  • @yan_design_ch
    @yan_design_ch7 ай бұрын

    とても鋭い質問ありがとうございます! おっしゃる通りフィット感でいうと、ビーズクッションはイームズの1歩先に感じます。 実際、フィット感を求めるなら柔らかい素材の方がいいのでは?と考えた人は何人もいます。 小さなビーズを沢山詰めたSacco Chair(1968) www.minniemuse.com/articles/musings/the-sacco-chair 風船のように空気を詰めたBlow Chair(1967)等です。 www.moma.org/collection/works/92868 これらの進化系がYogiboだと思います。 技術が進歩すると、椅子の形も変わるというのは面白いですね。 ただビーズクッションはその柔らかさ故に、食事や仕事には向いていないという欠点もあります。 50年代は娯楽も少なく、「一家団欒」という言葉があった時代です。 家族で食卓を囲み、みんなでテレビを見る、そんな時代だからこそしっかりと自立する硬い椅子が好まれたのかもしれません。 逆に現代はスマホやPCが普及し娯楽が多様化しています。 どこでも、1人でも、好きな事ができる時代だからこそ、柔軟なビーズクッションは人気なのかもしれないですね。

  • @FoxInFlame
    @FoxInFlame7 ай бұрын

    イラストや文字が可愛くて面白い!全く関係ないゲーム動画を探してたのですが、おすすめに出てきたので見てみたら説明の方法もすんなり頭に入ってきて、まじで神動画に出会いました。3年越しだけど伸びろ〜

  • @user-us1bb6ej4j
    @user-us1bb6ej4j8 ай бұрын

    何となくオシャレ〜って感じてた物がどういう考えの元に作られたのか、その考え方がどれだけ凄いのか新しい発見なのか、初めて知ることばかりで楽しいです! わかりやすい解説とてもありがたいしもっと動画見たいです。

  • @user-vr6oj4gl2n
    @user-vr6oj4gl2n8 ай бұрын

    説明の上手さが尋常ではないチャンネルだと思います。素晴らしい。

  • @user-vr6oj4gl2n
    @user-vr6oj4gl2n8 ай бұрын

    説明がめちゃくちゃ巧い解説。

  • @user-gu1fk2hg1r
    @user-gu1fk2hg1r8 ай бұрын

    とても面白いですし、わかりやすいです。もう麻布台ヒルズの写真が登場していて、現在に近づいた話になってきたなと実感します(*^_^*)

  • @user-cj3ff8fz8l
    @user-cj3ff8fz8l8 ай бұрын

    めちゃくちゃ面白い! 自分は今プロダクトデザイナーを目指していて、目指すにしては知識が足りなすぎるのでこのチャンネルを拝見させていただいてます!椅子に興味があるので、時代背景まで解説していただけるこういう動画は本当にありがたいです!もっと家具や、椅子についての動画が見たいです!次の投稿待ってます!

  • @user-dc1zp7ye1c
    @user-dc1zp7ye1c8 ай бұрын

    デザイン界版ぴよぴーよ速報

  • @user-dc1zp7ye1c
    @user-dc1zp7ye1c8 ай бұрын

    椅子おくぶけぇー! 編集もめちゃくちゃキレイで見やすい。応援してます

  • @siroNT
    @siroNT9 ай бұрын

    落合陽一がごたごた言ってたのこの辺だったのな

  • @user-wq9er5ck6f
    @user-wq9er5ck6f9 ай бұрын

    非常に面白かったです。投稿されてる動画全部見ちゃいました。

  • @syamisen3
    @syamisen39 ай бұрын

    すごく楽しい動画ありがとうございます! 北欧編もぜひ……

  • @lovemyhair04limi56
    @lovemyhair04limi569 ай бұрын

    IC試験がんばります!

  • @januarym.5915
    @januarym.59159 ай бұрын

    椅子のデザインが面白くて本シリーズの動画見始めたのですが全部めちゃくちゃ面白くて感動してます!!大学の時に特に好きだった現代建築論がこんなに分かりやすく面白くyoutubeで見れるなんて!!本当にありがとうございます!!これからも動画楽しみにしています!!

  • @sakamotoke
    @sakamotoke9 ай бұрын

    最高のチャンネルを発見して嬉しい……!BKFチェアも是非動画で取り扱ってほしいです!!

  • @user-gr8fm5br6z
    @user-gr8fm5br6z9 ай бұрын

    わっかりやすい!

  • @ho9503
    @ho950310 ай бұрын

    目から鱗! ミッドセンチュリーの椅子が大好きです。 本を読んでも、雑誌を読んでもいまいち理解できなかった知識、歴史的な背景を10分で学べるなんて本当に素晴らしい動画です。応援しています!