長期の経営計画に役立つ会計手法「DCF」:リスクと利子に振り回されない【財務・会計19】

中川功一:
やさしいビジネススクール学長/経営学者/経済学博士(東京大学)。
元・大阪大学大学院経済学研究科准教授。専門は経営戦略、イノベーション・マネジメント。
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Пікірлер: 10

  • @nasu462
    @nasu4622 жыл бұрын

    いつも大変勉強になっています。今回はただの雑談コメントです。 僕は最近ポーカーが趣味になっているんですが、今回の最後のお話がその考え方に似ているなと思いました。 ポーカーではチップをベットとしないと利益は得られませんが、全額を一気にベットしてはリスクがあるわけで。一度に勝負を決めようとせず、期待値を考え撤退も選択肢に入れながら資金を投入するというポーカーのマインドが、自分にとっては経営や資産運用のヒントになるなぁと感じていました。

  • @user-cs6co6ub5k
    @user-cs6co6ub5k Жыл бұрын

    いつもわかりやすい抗議ありがとうございます。 こちらのお話で一番最初に頭に浮かんだのが、 数年前に流行った「ナタデココ屋さん」です。 はやりの時にお店を出店し、収益が悪化したら店を閉める。 短期の事業ですが、これは「DCF」に合致しているのでしょうか?

  • @yasabi-jp

    @yasabi-jp

    Жыл бұрын

    そう、そんな感じですね!稼ぐことだけを考えるなら早期に稼ぎ切って、そのお金で次に乗り換えていくのが吉…ということです。人間、そんな合理性だけでは人らしくは生きていきにくいですけれども、これが一番儲かるのだということですね。

  • @chokujin0509
    @chokujin05092 жыл бұрын

    質問させてください。 第一問の回答から理解が出来ないのですが、ここで言う「利子」とは、このお金を元に、投資なりなんなりして稼げるお金という理解で合っていますか。

  • @yasabi-jp

    @yasabi-jp

    2 жыл бұрын

    はい、そうです。あまりにも金利が低い日本ではイメージしにくいのですが泣、たとえば10億円儲かったならば、金利3%の国ならば預けているだけでも3000万円増えます。実際は投資運用をするのでもう少しリターンはよいはずです。 なので、1年後に10億円稼げる事業と、3年後の10億円稼げる事業だったら、1年後に10億円のほうが「会計的には」そちらのほうが優れた事業である、と考えます。

  • @chokujin0509

    @chokujin0509

    2 жыл бұрын

    なるほど、理解できました!ありがとうございます! 社会人7年目にして企画営業職に異動となって、会計知識ゼロの中、本動画を見つけました。本を読むよりも面白く勉強させてもらってます。 引き続き、こういった、とっつきやすい動画期待しています。

  • @yasabi-jp

    @yasabi-jp

    2 жыл бұрын

    @@chokujin0509 この動画でも、また別の動画でも、疑問質問がありましたらお気軽に連絡ください!

  • @Alightmainchannel
    @Alightmainchannel8 ай бұрын

    起業を目指していつも勉強させていただいています。リスクプレミアムを考慮すると行動経済学の価値関数は会計的にはとても合理的なものである気がしますが、投資の世界では損大利小の考え方になってしまい矛盾しているように感じてしまいます。どのように整理して理解するべきでしょうか?

  • @yasabi-jp

    @yasabi-jp

    8 ай бұрын

    起業の鍵はリスクを取らないことです。大きな挑戦をしているのだから、回避できるものは回避し、潰せるリスクは潰す。 その意味で、行動経済学(価値関数)が伝える人間心理…人は損失時には取り返そうと突っ込みがちで、利益については早期利確してしまいがちという心理は、知っておくとリスク管理がしやすくなってよいわけです。 リスクが少なくなればより少ない投資リターンでも投資家が納得するようになり、資金調達も容易になります。これがリスクプレミアムの考え方ですね。 疑問の解決に協力できたらと思います、わからないこと、引き続きご質問ください!

  • @Alightmainchannel

    @Alightmainchannel

    8 ай бұрын

    確かに、行動経済学の価値関数は損失が大きくなると人はギャンブル的思考に陥る、ということを示してくれているだけなので、価値関数通りに意思決定をしてしまうとむしろリスクプレミアムの高い会計的にも非合理的である選択をしてしまう気がしました。 起業はリスクを最小にするべきということなので、価値関数を反面教師としてそれに従わず会計的に正しい選択をするよう心がける、ということが大切なんですね。

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