諸葛亮曰く「光武帝は本人が優秀過ぎて部下は地味な話ばかりを世に残し、高祖（劉邦）は本人がいい加減すぎたので部下は華々しい逸話が世に残った」と評している。

皇帝になって出身地の村へ里帰りした際、昔世話になった近所のおっちゃんおばちゃん呼んで宴会して、自身で酒を注いで回ったって話、超好き。

あまりにも優秀すぎて、それが逆に欠点、面白みがないという難癖をつけられる稀有な英傑。

劉秀が東漢復興後、二十年も生きてくれた事は後漢王朝にとって、その後の中華世界にとって、もっと言えばそれに影響された東洋世界にとって幸福だったと思う。

夜中に酒飲みすぎて帰ってきたら、カミさん（陰麗華？）に締め出し食らったという、コメディ顔負けのネタを披露する完璧超人

中華どころか世界史上トップレベルの名君

嫁もすごけりゃ本人もチートというか本人がチート過ぎて嫁さんも感化されたといった感じなのかな？光武帝の話で好きなのは門限を過ぎて帰ったら宮廷に入れてもらなくて野宿したという話が好き。あと処刑を嫌ったという話もありますよね。

何より晩節を汚さないというのが一番凄い。大きな実績を持つ人物は特に難しいと思う

故郷に帰った劉秀は、おばちゃん達に「あなた様のようにおとなしい方が皇帝になるなんて信じられないです」と言った時、劉秀は顔を赤らめたそうです。彼の人間性が出てますね。

中国に長い歴史においても最優の皇帝といえる人物

宮城谷昌光の「草原の風」は良かったなぁ。

皇帝になった後に、

権力と言う人を狂わせる怪物に一度も屈しなかった人

旧友で学友だった鄧禹が劉秀の元に来た時、

学問が得意で善良なだけの田舎の坊ンに終始したの本当にすき

後漢の皇帝は初代の光武帝以外目立たないですね。「赤心を推して人の腹中に置く」といわれた人柄も本当に良いですね。

会議室に秘蔵のグラビアポスター貼ったら部下に没収されたとか、

おかしな動画があふれてる中で、こういう知的な内容の動画を見ると、ほっとする。

民衆「三皇五帝を超えた聖帝だ」

「仕官するなら執金吾、妻を娶らば陰麗華」といった劉秀もまさか自分が皇帝になるとは思っていなかっただろうが、陰麗華もまさか自分が皇后にされるとは思わなかっただろう。権力者になった後の2人の素朴さを思えば、当人同士は平和な世の中であまり重責を担わないような生き方が最も幸せだったのかもしれないとも思う。