音響創造 ―電子の技術―東京シネマ製作
音響創造 ―電子の技術―
作品概要
製作:東京シネマ 企画:松下電器産業 (現PANASONIC)
1961年 35mmイーストマンカラーネガ 28分 トレーラー5分
所蔵先:東京国立近代美術館フィルムセンター
著作権管理者:株式会社東京シネマ新社
人間がはじめて聞いた電気の音は雷鳴でした。いま20世紀(収録当時)の音饗技術は、エレクトロニクスによって美しくゆたかな音を開発しつつあります。この映画では今日のすぐれた音響技術とその発展の姿を描き、世界を美しい音の響きで包もうとする科学技術のたゆみない努力を紹介します。
スタッフ
製作:岡田桑三
脚本:吉見泰
撮影監督:小林米作
演出:大沼鉄郎
撮影:加藤和三
照明:田畑正一
造型:武田謙之助
録音:片山幹男
音楽:松村禎三
解説:城達也
進行:岡良吉
現像:東洋現像所
解説補足
1960年代、日本の家電製品は3か月ごとにモデルチェンジを繰り返していた。そのため、家電製品を扱った企業PR映画は殆ど製作されなかった。作品が完成するころには、登場商品は過去の遺物になる恐れがあったからだ。
渋るスポンサーを説得するべく映画製作会社が思いついたのが、本編からは商品のカットを排除してストーリーを構成し、いったん作品が完成した後に、商品宣伝トレーラーを作品に加えるやり方だ。こうすれば、トレーラー部分のみを必要なら差替えられるという訳だ。
1958年の映画『ミクロの世界 結核菌を追って』で世界的名声を勝ち得た東京シネマは、スポンサーを製薬会社だけでなく、他業種に大きく広げることを目指していた。家電業界に有力スポンサーを獲得するため、大いに力を入れた作品が本作である。その努力が、続く映画『パルスの世界』を経て、東京シネマ新社発足後の映画『マリン・フラワーズ』へと繋がっていったのである。
Пікірлер: 41
今や日本では絶滅危惧種となってしまったスピーカー・コーンの製造工程、DSPではなくスプリングによる残響装置、レコード盤の溝をトレース、あるいは4個のコイルの間を行き来するスタイラス、初期のトランジスタの構造、トレーラー部の「2バンド」ラジオがAM/FMではなくMW/SWと、興味深い映像ばかりです。ありがとうございます。
久々の再アップありがとうございます 若い頃のナベサダ(渡辺貞夫)さんやそのお師匠さんの林リリ子さんの姿を演奏シーンで見る事が出来る貴重な映像です
18:13 渡辺貞夫=ナベサダさんがいる❗スゲー❗😳😆😆😆。…それはともかく、 「心地よい音響」の「創造」が、森林で樹を切り出す作業から始まるこの記録映画は、1950〜60’s前半のパナソニック製オーディオ装置が当時すでに高いレベルにあったことを紹介してくれているのがうまい👍🎵。
オーディオの世界。何もかも懐かしい!(遠い目) NHK-FM(Stereo)にDL103が採用されたのが1965年。その少し前のXtalからMMへ、 MM最高!と言う時代の動画か?レコード針、スピーカー技術、いずれも現代では ロストテクノロジーの領域と言えよう。一億総オーディオファンだったからこそ、 量産効果で高品質な製品が安く買えた輝かしい日々。かくゆう自分も裕福な家庭では ないが、小学生時代にはDL103を始め、いくつかのカートリッジが家にあったものだ。 音に対する鋭い感性は、絶対音階と同様に、出来るだけ早くホンモノに接した方が 勝ち組である。もちろん、後年、多大な努力によって感性を身につけることは出来る。 しかし、幼年期に環境からごく自然に習得できてしまう点は、言語学習と同じだ。 さて、ステレオ原音再生理論には、当時、オーディオ評論家だった長岡御曹司が 早世するまで、音場再生派は異常かつ不当にに肩身の狭い思いを強いられた。w もし、現代に長岡氏がご存命なら、5・1chや7・1chの興隆をどう思われたであろう? なお、動画中の登場人物に関しては枚挙の暇がないが、なかでも午前零時の案内人、 「ジェットストリーム」の城達也氏の声が別人に聞こえるぐらい高く、若々しい。 城達也氏が早世された報に接した時にはショックを隠せなかったが、 また、いつの日か雲の彼方でお会いしましょう!ʅ(‾◡◝)ʃ
お疲れ様でした! テクノロジーと人間についての古い映画を見るのはとても興味深いです。
貴重な映像を毎度毎度ありがとうございます😭
28:34 「今日は雨になりましょう」 今では聞かない表現ですね。
木を切るシーンってスピーカーのコーン紙が出来る工程だったんだね。 レコードのステレオ信号の構造、昔何かで見たぞ。 クリスタルピックアップよりMMタイプの方が優れているのは何となく解る。 臨場感出したりエコーかけるのにスプリングの両端に磁石とコイルみたいな部品有ったな~。懐かしい~。 子供の頃はステレオやテープレコーダーなんか無かったぞ。 良い所の子供の家庭には有ったんだろうな。
再度のアップ有難うございます。「トレーラー」部分が大人の事情で削除されたのかな??🤔と勝手に考えた次第です。城達也さんの穏やかな語り口が素晴らしいです。
当時の社会がこの美しさで見れるのはすごいな。 そろばんパチパチしてたけど、まだこの時期だと電卓が生まれてすらいないか。
28:34 これ、実家にまだあります! 新婚時の家財道具で父は大事にしたが、結局使っているうちにチューナーが壊れてしまいました。
アンサンブル型ステレオにスプリングリバーブが内蔵されている のが時代ですね。松下はこの手の疑似サラウンドを結構凝って いて70年代のコンサイスコンポに別体のアンビエンスコントローラ を出したりしてましたね。今でいう疑似サラウンドモード (2chソースの付加モードの方、スピーカーシュミレーターではない) 仙台の電力ホールのシステムはRAMSA以前のものですかね。
当時のオーディオマニアの顔が目に浮かびます。
トレーラー部は「歌のない歌謡曲」のナレーションみたいだ
8P-W1は説明書付きで持ってます。イコライザ球が美しいです。
ゲンコツ懐かしい。
おぉー!また白黒画像のゴジラでも出てきそうな音楽やなぁ!
ビートルズがデビューする以前にロンドンのアビーロードスタジオの技師やらは外に出かけて色々な生活音を1930年代後半から録音してたらしいですよ。それらコメディーレコードに使われたらしい。
⭐️
うおー! ヴァーツラフ・スメターチェクのライブ映像が日本で撮られていたとは! 全編残ってないのかなー!
前にも見たことあるような
城達也さんか
23:00 回転式のエコーだね。初めて見た。 もっと読み取りヘッドの数の多いものの現物を見たことがある。 記録から末端の読み取りヘッドまで3秒くらいのものだった。10個くらいついていたのかと。 音質を重視すると1秒ほどだったかと。1メートルほど横長の機械。 1/4インチテープだったのか? どこかの博物館だったと思うが、実演映像がながれていた。現物は展示だけ。
今と違い製造に手介入が多いので、スピーカーもマニア同士で「これは当たり、これは普通、これはハズレ」とか会話していそう。
小さい頃には既にサビサビになったステレオが祖父の家にありましたよ。細い4本足の生えたタンスみたいの。 そこにツマミでエコーの長さか強弱なのかを変える機構があったけど、それは多分コイル式のもの。 そんなモノとは知らずに、ラジオを鳴らしながらステレオ本体をバンバン叩くとバシャンバシャン音が出るのが面白かったっけ。 怒られたけど。(^^ゞポリポリ 音量ツマミを回すと大音量でバリバリと雷のような音が出るので、真空管が温まるまでスキにツマミをクリクリ回して予め馴染ませておくんだよね。 真空管アンプが温まってゆくに従って城達也さんの「ジェットストリーム」のOPのようにだんだん音声が大きくなってゆく。 1970年代後期になって、スイッチポン!の直後にフルパワーってスゲー!って思ったもんだ。 諸行無常
レトロステレオラジオレトロ車沢山
当時の庶民が買えたのはトランジスタラジオぐらいでは。 この時代はテープレコーダーすら珍しいんじゃないかな
🌹🌹🌹🌹🌹🌸🌸🌸🌸🌸
後のPanasonicでsる
テレビに人工頭脳?この時代にAI?😳
@tateyokocrt
Жыл бұрын
アナログテレビはキレイに見るために色々と調整が必要なのですが、それを自動で行う機能が搭載されたんですよ。現状を判断して理想的な状態に近づけようとする回路を人工頭脳と表現したのでしょうね。
@sysop.google
Жыл бұрын
1960年の白黒TVですから、今で言う所の「オートホワイトバランス」と 「オートコントラスト」それに、輪郭が二重に見えてしまうのを補正する 「ゴーストキャンセラー」あたりではないかと。知らんけど。そんな感じです。 ʅ(‾◡◝)ʃ
@nishimurat.1254
11 ай бұрын
家のテレビは東芝でしたけど 人工頭脳と紙の札がかかってました 可変容量ダイオードを使った自動周波数調整のことです。 今でいうAFCです。
音シャリシャリじゃねーか
@sysop.google
Жыл бұрын
そりゃ60年以上前の録音ですし。それと、現代は当たり前の音場再生は、 当時は「アコースティックな音」として叩かれていました。なんの飾りっ気もなく 残響や反響で盛られていない「原音再生」が良しとされて、モテ囃されましたが、 これは、ナガオカの2代目がオーディオ評論家として、オーディオファンの間に 強い影響力を持っていたからです。そう、あのレコード針メーカーのナガオカです。 推して知るべしというか、ご察しの通り、今から思えば家業の繁栄と安泰に直結した 偏向でしょうが、当時はオーソリティーとして絶大な権力をお持ちでしたからねぇ~w
@kamepo
Жыл бұрын
こんな古い16ミリフィルムのサントラに音質求めても無理ですよw
@readmail379
Жыл бұрын
@@sysop.google 長岡鉄男氏の事ですか? そうであるなら彼はスタイラスメーカーのナガオカとは何の関係も無いはずですよ。
あのさ、でも、ワシもオーディオ、車も家も、クルマに限って言えば、プロやけども、天然の雷の臨場感と、重低音は、どんなオーディオシステム使っても出せん。
いきなり馬鹿かが、作ったBGM?有り得ないわ