伝統京野菜トウガラシ産地のための脱臭化メチル栽培マニュアル

Ғылым және технология

臭化メチル剤は、土壌伝染性病害虫の発生を防ぐ最も効果的な薬剤として長年が広く使われてきました。しかし本剤は、1992年に「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」第4回締約国会合においてオゾン層破壊関連物質と指定され2012年12月31日で全廃となりました。農研機構・中央農研では、農林水産省の「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」において、農研機構を中心に13機関が参加する「臭化メチル剤から完全に脱却した産地適合型栽培マニュアルの開発」に2008年度から5年計画で取り組んできました。本事業では、既存や新規開発の個別技術を体系化し、2013年から生産現場で利用できる脱臭化メチル栽培マニュアルを開発することを目指してきました。私たちは、このDVDビデオを通じて全国の関係者の皆様に本プロジェクトで得られた研究成果である地域適合型新規栽培マニュアルを広くご紹介させて頂きたいと考えています。また、本事業の研究期間が2年間延長されたことで、新たに京都府もDVD動画の地域伝統野菜トウガラシの栽培マニュアルを制作しました。そこで、2014年度から他の動画と同様に広く全国に公開し技術普及に努めたいと思います。

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