2017.12.16 AizawaNote vol.2−相澤直人 指揮者の軌跡−合同ステージ混声合唱とピアノ連弾のための「手から、手へ」 1. 弓 2. 古いノート 3. 銀河のむこうで 4. 手 5. 手から、手へ作詩:池井昌樹作曲:名田綾子於:第一生命ホール指揮:相澤直人ピアノ:小田裕之、名田綾子撮影:(株)チャンネル2
感動しました。この演奏を聴いて、「手から、手へ」の本を買いました。素晴らしい演奏を、ありがとうございます。今後も応援しております。
やさしいちちと やさしいははとのあいだにうまれた おまえたちは やさしい子だから おまえたちは 不幸な生をあゆむのだろう やさしいちちと やさしいははから やさしさだけをてわたされ とまとまいながら 石ころだらけな けわしい道をあゆむのだろう どんなにやさしいちちははも おまえたちとは一緒に行けない どこかへ やがてはかえるのだから やがてはかえってしまうのだから たすけてやれない なにひとつ たすけてやれない そこからは たったひとり まだあどけないえがおにむかって やさしいちちと やさしいははとは うちあけようもないのだけれど いまはにおやかなその頬が痩け その澄んだ瞳の凍りつく日がおとずれても 怯んではならぬ 憎んではならぬ 悔いてはならぬ やさしい子らよ おぼえておおき やさしいさは このちちよりも このははよりもとおくから 受け継がれてきた ちまみれなばとんなのだから てわたすときがくるまでは けっしててばなしてはならぬ まだあどけないえがおにむかって うちあけようもないのだけど やさしいちちと やさしいははとがちをわけた やさしい子らよ おぼえておおき やさしさを捨てたくなったり どこかへ置いて行きたくなったり またそうしなければあゆめないほど そのやさしさがおもたくなったら そのやさしさがくるしくなったら そんなときには ひかりのほうをむいていよ いないいないばあ おまえたちを こころゆくまでえがおでいさせた ひかりのほうをむいていよ このちちよりも このははよりもとおくから 射し込んでくる 一条の ひかりから眼をそむけずにいよ
Пікірлер: 2
感動しました。この演奏を聴いて、「手から、手へ」の本を買いました。素晴らしい演奏を、ありがとうございます。今後も応援しております。
やさしいちちと やさしいははとのあいだにうまれた おまえたちは やさしい子だから おまえたちは 不幸な生をあゆむのだろう やさしいちちと やさしいははから やさしさだけをてわたされ とまとまいながら 石ころだらけな けわしい道をあゆむのだろう どんなにやさしいちちははも おまえたちとは一緒に行けない どこかへ やがてはかえるのだから やがてはかえってしまうのだから たすけてやれない なにひとつ たすけてやれない そこからは たったひとり まだあどけないえがおにむかって やさしいちちと やさしいははとは うちあけようもないのだけれど いまはにおやかなその頬が痩け その澄んだ瞳の凍りつく日がおとずれても 怯んではならぬ 憎んではならぬ 悔いてはならぬ やさしい子らよ おぼえておおき やさしいさは このちちよりも このははよりもとおくから 受け継がれてきた ちまみれなばとんなのだから てわたすときがくるまでは けっしててばなしてはならぬ まだあどけないえがおにむかって うちあけようもないのだけど やさしいちちと やさしいははとがちをわけた やさしい子らよ おぼえておおき やさしさを捨てたくなったり どこかへ置いて行きたくなったり またそうしなければあゆめないほど そのやさしさがおもたくなったら そのやさしさがくるしくなったら そんなときには ひかりのほうをむいていよ いないいないばあ おまえたちを こころゆくまでえがおでいさせた ひかりのほうをむいていよ このちちよりも このははよりもとおくから 射し込んでくる 一条の ひかりから眼をそむけずにいよ