ルーマニアでは9日、全土で市長、地方議員、県議会議員、国会議員を選ぶ地方選挙が行われる。1,800万人の有権者が熱い視線を注いでいる。
投票は午前7時から全国約1万9,000の投票所で開始される。有権者は身分証明書を提示し、特別電気通信局が提供するタブレット端末で本人確認を受けた上で、5種類の投票用紙を受け取り投票する。
同国では、居住地以外からでも郡議会や欧州議会選挙への投票が可能だ。一方的に不在者投票はできないものの、移動する有権者の投票環境は一定程度確保されている。
投票所での公正な投開票を期し、特別電気通信局は国内各地で技術テストを実施。問題が発生した場合は、同局のテクニカルサポートセンターに電話でサポートを求められるよう体制を整えた。
カタリンチリカ広報担当者は「サポートセンターでは技術面などあらゆる問題について、ガイダンスを提供します。投票管理や結果の集計補助なども行います」と力を込める。
投票が終わると各投票所で開票作業に入る。部門ごとに結果を纏め、報告書を作成する。その上で、同局のタブレットオペレーターとともに、結果を国立統計研究所へ送信する。同研究所は常任選挙管理局のウェブサイトに、リアルタイムでデータをアップロードする。
課題が見つかれば、県や地方の選挙管理委員会と連携し、再検査や再入力を行う。こうした取り組みを通じ、正確かつ公正な選挙結果の確保を図る。
投票所は午後10時に閉鎖される予定だが、混雑次第では2時間の延長となる可能性もある。
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引用：
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「VOICEVOX:剣崎雌雄」