熊本県在住の蓑毛星二さんからご提供頂いた映像資料から山陽本線「臨時快速ふるさと」をお届けします。
臨時快速ふるさとは…
昭和62（1987）年12月26日～30日の5日間、広島⇔下関間で運行された臨時快速列車。
牽引は宮原区の残留機EF58150 客車は当時茶色の「SLやまぐち」12系5両編成を使用。
さらに、その年の3月にJR発足を機に復活した一等展望車マイテ49 2を最後尾に連結され、とても貴重なイベント列車だった。
EF58 150は…
昭和33年(1958)3月に東芝府中工場で製造され、東海道本線から山陽本線へと電化が進む幹線の特急牽引用として活躍。
宮原機関区、宮原運転所(現在の宮原総合運転所)を起点に長い間活躍し続けましたが、平成23年(2011)に引退、現在は京都鉄道博物館に展示されている。
マイテ49 2は…
昭和13年(1938)にスハ32系客車 スイテ37040形として製造された。当初は特急「富士」用として活躍し、その後「マイテ49-2」へ称号改正。
特急つばめなどでも使用され昭和36年(1961)に一度廃車。大阪交通科学博物館に展示保存されていたが、昭和62年(1987)に改修され復活を遂げる。
JR西日本への継承後は、一般形客車のオハフ33、オハ46とともにイベント列車として各地で運行。
令和4年(2022)10月11日に京都鉄道博物館に収蔵、現在はオハ46とともに展示されている。
今回は下関駅入線シーンや貴重な走行シーンがご覧いただけます。
#鉄道 #jr西日本 #山陽本線