2022年10月、バングラデシュ人民共和国にて、当社が施工した「モドゥモティ橋」が開通しました。
周辺の南アジア地域の国々をつなぐとともに、バングラデシュ国内において主要な国際幹線道路網を整備し、経済成長の加速化および社会脆弱性の克服をするための「クロスボーダー道路網整備事業」。
モドゥモティ橋は、アジア・ハイウエイ1 号線（AH1）※の一部区間にあたるダッカ－ベナポール間のモドゥモティ川に架ける橋であり、インド東部とバングラデシュの主要な国際貿易ルート上に位置します。
※アジアハイウェイ（Ａｓｉａｎ　Ｈｉｇｈｗａｙ：略称ＡＨ）は、アジア諸国をハイウェイによって有機的に結び、国内及び国際間の経済・文化の交流や友好親善を図り、アジア諸国全体における平和的発展を促進することを目的とした道路網です。
またアジアハイウェイ１号線は東京からトルコとブルガリアの国境までの計14カ国、約21,000kmを結ぶ路線であり、日本国内を通過する唯一の路線です。
■工事概要
工事名称：バングラデシュ国クロスボーダー道路網整備事業
発 注 者： 道路交通橋梁省道路・国道部
設計監理：オ リ エンタル ・コ ンサルタ ン ツ ・グ ローバル、 オ リ エンタル ・コ ンサルタ ン ツ 、パデコ（PADECO）他 5 社
工 期：36 カ月
工事内容：カルナ橋 橋長 690m（ニールセン・ローゼ橋構造部 150m、PC-I 桁橋構造部 540m）
アプローチ道路 4.2km、料金所
施工会社：鉄建建設、アブドゥル・モネム・リミテッド社、横河ブリッジ 共同企業体
鉄建建設は、国際的な社会基盤整備にも貢献しています。
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