あまり知られていないのではないかと思いますが、EXボスの攻撃を受けて耐えしのぐことが実は可能です。あの問答無用の99万ダメージの連撃を、です。だいぶ長くなりますが実験とその詳細を以下に解説していきます･･･
■ 「鉄壁の構え」を使ってDEFバフ5重で受けてみる (00:20)
まずは確認。「鉄壁の構え」と「無動」を使って簡単な実験を。
「鉄壁の構え → 無動 → 鉄壁の構え」の手順でもってDEF 5重掛け（DEF +175% up）によるカチカチ防御（加えて敵方にはATKデバフ付与）でEXユリウスの攻撃を受けてみました。DEFは計算上1.5万を超えるくらいに達した状態で90％ダメージカットの防御となります。･･･しかし案の定、99万ダメージを受けて爆散。
･･･基本的にEXボスの攻撃は固定値な為、こちらのDEFをいくら上げようと、敵方のATKをいくら下げようとも影響は有りません。ともすればこの99万という数値は強制的な既定値であり、どのような条件で受けようとも必ずこのダメージを受ける仕様なのではないかとすら思えます。
しかしよくよく検証していったところ結果的にわかったのは「EXボスの攻撃は固定値 1000万ダメージである」ということ（表示の上限は 99万）、そして「属性相性」と「ダメージ軽減率」はしっかり反映するという事でした。
･･･こちらが有利属性として対し、高いダメージカット率の防御スキルで受けた場合に 99万という数値を崩すことが可能となります。
（こちらが有利属性として対し）
・「鉄壁の構え」や「受け捌き」（90％カット防御）で受けると70万（×2発）ダメージとなる
・「無動」（95％カット防御）で受けると35万（×2発）のダメージとなる
内訳は、（基本値）1000万 → （有利属性で対することで属性相性により30％低減して）700万 → （鉄壁の構えのダメージカット90％で威力が 10％になり）70万 、ということです。
しかしまぁ、プレイヤー側の闘技者のHPはガン積みしてもせいぜい4～5万が限度。無動ですら 35万x2発食らうダメージなど普通に考えて耐えようが有りません。しかしここで「無動」の防御に加え、そのボーナス効果の「受け流し確率アップ」を活かせる黒木さんで実験してみたところ、見事にこの連撃を受け流せました。受け流されたダメージは大きく威力が減衰し、35万 → （受け流して）12930 x 2発 に。これなら耐えることが可能となります。不利属性として対した場合はおよそその倍近い威力になってしまいますが、踏ん張り効果をつけることでこちらも耐えることが可能に。その実演が以下･･･
■ EXユリウスの攻撃を受け凌ぐ (02:09)
　不利属性の為、踏ん張りスキル使用。
　また2発目のEX攻撃は防御せずに受け流しています。
（その際の受け流したダメージ数値は 47.79万。これは元値 1300万ダメーシからの減算値。）
■ EX刹那の攻撃を受け凌ぐ (04:00)
■ EX御雷の攻撃を受け凌ぐ (05:41)
　こちらは有利属性の為、踏ん張り無用で耐えられる。正拳六連撃装備の余裕有り。
■ EX関林の攻撃を受け凌ぐ (07:13)
　不利属性の為、踏ん張りスキル使用。
　EXボス最低レベルながら強さは関係なく属性のみが肝要です。
実質、高確率の受け流しが可能となる無動＋黒木（筋肉はHPとTECを優先して構成）が条件となりますが手順として 一手目は特にすることはなく、二手目で「鉄壁防御」により敵方のTECを下げ（より受け流し易くなることを意図）、三手目で「無動」で防御、EX攻撃を２発とも受け流してくれることを期待するというものです。無動黒木で防御した上で同時に二連撃を両方とも受け流し発生すればご覧のようにEXボスの攻撃を受けて耐えきることが可能でした。元の基礎威力が1000万であることを考えると驚きの顛末ですね。黒木さんはHPを3万近くまで上げた影響でTEC値はベストではありませんが（5600程度）無動ボーナス効果のお陰で低レベル相手ならかなり高い確率で2連続受け流しが可能でした。
ちなみに、防御スキルによるダメージカット率に加えて、特定の攻撃スキルが持つダメージカット効果も重ねるとダメージカット率が100％を簡単に超えるように思えますが、これはダメージカット率は一括で合算はされず計算が二段式となっており、まずガードによるダメージカットが計算されそこで出た数値を分母にそこから攻撃スキル側のダメージカットが計算されるためダメージをゼロやそれに近い値にしたり劇的に減らすというようなことはできませんでした。
※ 2020年4月以降に開始したプレーヤーです
※ Androidエミュレータ「NoxPlayer」を利用しWindows PC上でブレイ・録画しています
#ケンガンUB #ケンガンアシュラ #kengan