【和風BGM】ワタリビト ~紫炎鈴はいかが?~ / 幻想世界の音楽たち

Музыка

紫炎鈴はいかが?
【Discography】
1st Full Album『幻想世界の物語。』
▼ CD
gensosekai.theshop.jp/items/8...
▼ Streaming & Download
linkk.la/story-of-the-fantasy...
【Production team】
- 長谷川真生 / / hasegawamaiki
- はる
- 霜月ひでり / / ckocrwcapvuu6ww
【Illustration】
inika 様「紫炎鈴はいかが?」
inika.booth.pm/items/5251714

Пікірлер: 40

  • @gensosekai_bgm
    @gensosekai_bgm3 ай бұрын

    1st Full Album『幻想世界の物語。』 ▼ Streaming & Download linkk.la/story-of-the-fantasy-world ▼ CD gensosekai.theshop.jp/items/81773439

  • @user-pr1wv5ni2w
    @user-pr1wv5ni2w4 ай бұрын

    文豪ニキ達の物語が待ち遠しい…

  • @sayoty
    @sayoty3 ай бұрын

    水は流れ、花は散り、音は消えるから美しいんだよ。 貴方という重さがこの世から消えて、五年が経った。振り返ってみれば愛しているという言葉すら本当だったのか不確かで、その台詞に感情が伴っていたのかはよく分からない。でも考え直してみると全部が全部夢幻だったのかなとすら思う。それが一番怖かった。 はじめは偽りであった。愛も恋もいとおしさも、何も無い空っぽの私達が共に酒を口元へ運んだあの日は、早く終わってくれとすら思う儀式的な一日だった。率直に言ってしまおう。好きではなかったのだ。寧ろ嫌いであった。私は独りが好きなのだ。ずっとずっと昔から独りでいることが安心だった。 豪商の我が家に一人娘として生まれた私が蝶と花よと育てられ、何不自由なく大人へと近づく。父上と母上の言うことに逆らったことすらない私は、いや、……逆らうことなんて知らなかった私は、自身の生涯を定める婚姻すらもその意向のままに任せた。だか、彼と私は全くと言っていいほど馬が合わないのだ。好みも違えば考えも違い、価値観も趣味も何もかも。絶望でしかなかった。私の一生はこのつまらない男一人の隣で幕を閉じるのだという現実を飲み込むことが難しかった。だか、冷静な私が心を閉ざす一方で彼は私に歩み寄ろうとしたのだ。 衝撃だった。我が屋敷では、私の心中に勝手に踏み入ろうとする者など一人としていなかったからだ。なのに彼は、黒髪で星屑を散りばめたような夜空を思わせる瞳を持つ彼は、私の許可もなく私を愛そうとした。この結婚は互いの家の利益のためだと腹をくくり、形式だけで実を伴う必要すらないものだと思っていた私にとって彼の行動は理解できなかった。経営も、お商売もこなす彼に時間などないはずなのに。休みの度に私を連れ出し、お仕事から帰るごとに珍しい土産を片手に私へと差し出した。 いつしか、彼の笑う顔が、繊細な表情と細かな所作が、私に触れる時の指先が、伏せられたときの儚げな視線の落とし方が、私の唯一の宝物になっていった。初めて彼がその口で私の名を型取り、声に乗せて名前を呼んでくれたとき、むらさき色のかんざしを愛しているという言葉とともに髪にさしてくれたとき、その星空を集めたような目に視線を奪われたとき、ああ、私はこのお方の光る姿を支えていたいと心から思えたのだ。これこそが愛なのだと。彼一人が私にすべてを与えてくれたのだ。 そんな彼がいない世界になんて、生きている価値がない。 彼の訃報を聞いたのは、夜桜の美しい春の日だった。私は彼を追いかける。彼のもとに渡りたい。それに理由が必要なの?私は彼の隣で、彼の輝く姿を支えていたいと思ったのだから。それだけで十分ではないの?それなのに残酷にも、私は彼に逢うことができなかった。哀れと思った御国の使いは、私に条件を与えてくれた。【命を集めなさい】 さっぱり意味のわからない私が、あれやこれやと模索して五年が経った。彼は言っていた。水は流れ、花は散り、音は消えるから美しいと。そう言う彼の儚げで、全然掴めなくて、不思議な雰囲気が好きだった。私は、コロコロと表情の変わる彼の表情と明るしさい声を鈴に見立てて、彼が好きだと言った紫の炎を灯し始めた。私の勝手な自己満足にほかならないが、これを見ているときは彼を近くに感じる気がする。そしてその灯火は今日も多くの人を魅了する。「ねぇ、これ欲しくない?」 私は命を集める。彼のために。私のために。なによりもこの愛のために。いずれ私達に訪れる、あたたかい再会のために。

  • @nekosandayou

    @nekosandayou

    3 ай бұрын

    すごく素敵なお話し有難う御座い ます!最高です!

  • @Toubi_Issui212
    @Toubi_Issui2124 ай бұрын

    【紫草の花言葉を、鈴守のあなたへ】長文失礼します 夜の山には、火の玉が出ると言われてきた それが人に姿を変え、村の幼子を山へ誘うのだと 山頂のお社へ続く麓の鳥居へ、夜は誰も近づかなかった  だが、俺は見た  その"人"と共に、導くべき未来の姿を__ その人は中性的な顔をしていた そして涼し気な面持ちで俺を手招きする 「君、これを受け取ってはくれないか」 そうして差し出された小さな鈴 大きさの割に、鳴らすと辺りに響き渡るような音が鳴る 「それはね、紫草(ムラサキ)という花の魂。もうこの山に育つ古来の野生種が居ないの。だから君がどこぞへ運んであげてくれ」 鈴はその人の声に応えるように紫色の炎を中から溢れ出させ、プカプカと浮かぶ 「これは火の玉なんかじゃない。山にいられなくなった紫草の枯れた魂が彷徨い、次の山へと種を運ぼうとしていたんだよ。もう自生のものは我が統べるこのモノ達しかいない………我もいづれ_」 一瞬悲しい表情を作る 俺はそのまま消えてしまうのではと思いその人の名を問う その人はとても儚い笑顔で別れを告げた 「我はワタリビト。紫草の命を繋ぐ鈴守だ。どうかこの鈴の音は忘れないでくれ」 またリン_と紫草の声が鳴る そうしてワタリビトは鈴の音を響かせながら、山頂へ登る参道を彼らと登る まるで村で見る神輿のような段へと座ったワタリビトの後ろ姿は、1輪の"白花"のようだった__ それから何年経っただろうか 彼の人が言った、もう村の山には自生できないという話をどこか信じきれず、俺は村の大人に掛け合い花が育つ環境を模索した 最初は取り合ってもくれなかったが必死な様子の俺を見て1人、又1人と手を貸した すると、まるで息をふきかえしたようにこの山には紫草があちこちに姿を見せた しかし、俺はまだ彼の人から貰ったあの紫炎鈴を土へ還せていない まるで"何か意味があるかのように"俺は離しがたかったのだ__ その晩、彼の人は鳥居の柱へ静かに佇み俺を待っていた やはりその人は人ならざるモノだった 姿があの日から全くと言っていい程どこも変わってはいない 「君、我のいいつけを2つ破ったな」 確かに俺はどの場へも運ばずこの山に息吹を入れた どうやらそれがお気に召さなかったらしい 「しかし山の"同胞"は喜んでおるようだぞ。君からは温かな愛を育んでもらったと」 そしてこちらをじっと見つめる 「君は知っているか、紫草の花言葉を」 そのようなことを気にしたことはなかった ただ俺ができる精一杯のことをしたのだ 「それはな、"永遠の愛"なのだ。君が彼らに育んだ愛は長らくこの村になかったものだ。君がそれを変えてしまったお陰で、また我はここの鈴守をせねばならん。全くもって面倒だ」 そういって気だるそうに俺へジト目を向ける それに、と 「"あなた"は、どうやらもう1つの魂へも愛を育んだようだね」 すると俺の着物の中へ忍ばせていた紫炎鈴が服を飛び出し、彼の人の手へと渡る どこかその鈴を愛おしそうに眺める彼の人は、俺へ"最期"にこう告げた 「ありがとう。あなたの愛で"私"の魂も解放されたみたい。"次に"会う時は、あなたと同じ種族であることを祈るわ」 そうして"彼女"は紫の柔らかな炎に包まれ、山へと還っていったのだ これが永遠の愛というのならば、俺も来世で、あなたのことを待ちます 紫草の君 【追記】  紫草(ムラサキ)という植物は実在します。絶滅危惧1B類の貴重な植物です。2007年に滋賀県「東近江市の花」として選定されました。  こちらの創作物語と他のコメント欄にて提供しました、自分自身の作品を少々改変と追加をさせていただき、pixivにて投稿しました。本動画の投稿主様より許可をたまわっております。  ここまでのご精読ありがとうございました。それでは素敵な幻想世界へいってらっしゃいませ。

  • @user-oc1zr9kw7s

    @user-oc1zr9kw7s

    4 ай бұрын

    私のコメントに返信してくれてありがとうございます! ちゃんと読みました! とても面白かったです!

  • @yoyyo4228

    @yoyyo4228

    3 ай бұрын

    これはあなたの想像ですか、それとも民話ですか?

  • @yoyyo4228

    @yoyyo4228

    3 ай бұрын

    とても美しくて悲しい物語です

  • @Toubi_Issui212

    @Toubi_Issui212

    3 ай бұрын

    コメントありがとうございますm(__)m​ はい!こちらは自分自身の創作の物語になります。BGMよりインスピレーションが湧きまして、綴らせて頂きました。  実在する紫草を調べ上げ、物語に組み込みましたので、民話ではないかと存じます。

  • @yoyyo4228

    @yoyyo4228

    3 ай бұрын

    ​@@Toubi_Issui212 なるほど! 紫草について注意深く調べていただき、このような美しい物語を書いていただきありがとうございます!

  • @omretsu_1111
    @omretsu_11114 ай бұрын

    こういう和風で幻想的な曲めっちゃ好き…

  • @user-oc1rz2uu7u
    @user-oc1rz2uu7u4 ай бұрын

    曲とイラストがマッチしてて好き

  • @maimika9347
    @maimika93474 ай бұрын

    和風のBGMの神

  • @user-oj8hr6de1b
    @user-oj8hr6de1b4 ай бұрын

    ちょっと妖しい感じ好き。

  • @user-bc7he3uj7e
    @user-bc7he3uj7e4 ай бұрын

    素晴らしいです イラストの世界観も良くとても引き込まれます😊

  • @user-fe1kh8oh3q
    @user-fe1kh8oh3q4 ай бұрын

    こういうの好きッ!!てなりながらひとつ物語を失礼 人気の無い空(くう)に朝が生まれるその前。 石畳の上を鈍く光らせる炎のような、 それでいて優しくはない紫の光りがうろうろと蔓延っていた。 次にはくゆるように紫煙が辺りから漂ってくる。 「ああほら……綺麗でしょう?」 愛でようとする手つきで彷徨く紫へ、 手を翳す女の肩にずり落ちた襟が見える。 不穏な気配がする、と観ていた貴方は思うだろう。 だが、怖がることはない。 あなたは心地良いだけの夢物語に迷い込んだだけなのだから。 あなたは、もう苦しむ現世には帰ることなどないのだから。 彼女と共に紫炎の園で鈴ノ音に微睡むことを許されるといい。

  • @airia1261
    @airia12614 ай бұрын

    藤紫の美しい髪、竜胆の着物を身に纏い、ワタリビトは何処へ向かう。 行き先など誰も知らぬ。 神輿を導くは紫炎鈴。 空に鈴の音響かせて、紫炎を咲かせる夜の花。 現世を彷徨う虚を燃やし、彼岸へ導く標(しるべ)の花。 風に吹かれる綿毛のようにゆらゆらと飛ぶ灯火は、ワタリビトを現世に迷う魂の元へ誘う。 "闇夜に燃える藤色の、祭り囃子の音を聞けば、迷いは真宵へ彼岸の道へ" 「彼岸への手向に紫炎鈴はいかがかな?」

  • @user-cn5zv1jl5n
    @user-cn5zv1jl5n4 ай бұрын

    このチャンネルのBGMは本当に神だなぁ 素晴らしいです

  • @beki.
    @beki.4 ай бұрын

    ※長文注意   ________。 あの鈴の音。 この町の古くからの言い伝え。 ここにいるヒトは皆聞いたことがある。 でも、誰もその鈴を知らない。 私が初めて聞いたのは、幼い頃、祖母の家にある蔵のそばで弟と遊んでいたときのことだった。 ________。 蔵の方からだった。 私と弟は気になって蔵に近づく。 鍵がかかってないのは知っていた。 いつもは特段、用がないだけだった。 私は重い扉を開けた。 目を疑った。 紫陽花が床一面に咲いていた。 燃えるような紫。 今にも燃え尽きてしまいそうな紫。 蜘蛛の巣なんかはなく、妙に小綺麗だった。 「ねえね、帰ろうよ。」 さすがに気味悪く感じたのか、弟が私に訴える。 でもなぜか私は聞く耳を持たなかった。 奥の台にひとつ、鈴に目を奪われていた。 紫陽花を踏み締めるたびに意識が遠のく。 あと少し、あと-- 目覚めはいつもの寝室だった。 横にはヒトが二人いる。 弟と祖母だった。心配してくれた。 「大丈夫そうで良かった。」 私も弟を心配した。 「だから言ったじゃん。あんな何もない薄暗いだけのとこ、早く帰ろうって。」 「何も...ない...?」 「うん、そしたらねえねが急に倒れるから、慌ててばっちゃん呼んだの。」 「全く、あんたも若いんだから無理するんじゃないよ。」 祖母が優しく微笑んだ。 「でも、私はあの鈴を見てみようとしただけで...」 「鈴?そんなのあったかしら。...まああんたも疲れてるんだよ。ゆっくり休みなさい。」 祖母の言う通り、自分で思っているより疲れているようだった。 気付けば翌朝だった。 あれから数年。 私は、あの鈴の音を聞いていない。 今日は祖母の命日。 早朝から親戚の集まりで、久しぶりに祖母の家に来ている。 最後の思い出として覚えていたのは、あの話ぐらい。 ついでに蔵を掃除するらしい。 売れそうなものは全部売るのだそう。 親戚たちは盛り上がっているけれど、若い人は私ぐらいで退屈にも程がある。 私は軽い襖を開けた。 一足先に外に出る。 夜明けの空は綺麗に色付いている。 燃えるような、 すぐに 消えてしまいそうな、   ________。

  • @user-hj2uo5tl9w
    @user-hj2uo5tl9w4 ай бұрын

    長文失礼致します! 『鈴音の商い』 しゃん、と音が聞こえたならば目を開けて。 灯火を前に出せるなら足を進めて。 揺るがぬ心持ちならば振り返らずに。 ──そら、紫の地が見えるでしょう? 「いらっしゃい」 不自然に浮かぶ箱も、 不気味な風音に合わせて揺れる紫も。 あなたは恐れないでしょう。 「あなたはこの商いを承知してくださったもの」 掲げる灯火が、強く強く燃えてゆく。 「さぁて、その命の半分を対価に、誰の運命を奪いたい?」 隣の芝は青く見える、とはよく言ったもの。 人は妬み、憎み、憧れる。 少しばかりの命を削り、他者の運命を、未来の可能性を、己が運命と取り替える。 『俺は這い上がるんだ!』 『私は幸せになるのよ!』 『あいつばかり許せない』 灯火の木片をその手で切り離していただきまして、この舟に乗せてください。そして鈴をおひとつその手に。 さぁ、成立いたしました。 お客様のその喜びの笑みは、この上なく励みとなります。 あぁ、なんと 「──なんと楽な、商いでしょう」 自ら赴く重労働も、継続して使う妖力もありません。 ただ、人がそれぞれ持つ運命の波を入れ替えてしまうだけ。 『騙したわね!』 『どういうことだこれは!』 そのような叫びが地の底から聞こえてくることも。合わせて鈴を鳴らすと大変良い聞き心地となります。 あぁ、また足跡が聞こえます。 「お静かに」 我が大元の紫炎が地を飾る花のように輝いて。 さぁ、今宵のあなたはどのように現世を渡ってゆくのでしょうか。 「いらっしゃい」

  • @user-zv7uy2fn9l
    @user-zv7uy2fn9l4 ай бұрын

    ゆらゆら、ゆらゆらとその淡紫のあやかしの光は輝いて揺蕩う。 かすかに聞こえるさざめきは明け方の野山の鳴き声か、はたまたあやかしの宴の音か。 それすら構わず、ゆらゆらとその化け物 は宙を行く。 通りゃんせ。通りゃんせ。 これなるはあやかしよろづ店、ワタリビトの行商店なり。 紫炎鈴がお買い得。 くるりん、ちりんと回っては看板妖怪のひときわ大きい猫炎鈴が楽しげな音を立てる。 ちりん、けらけら。笑いながら、幾度も同じ言葉を繰り返す。 きゃらきゃらと荷台に積まれた小さな鈴たちも同じように笑う。 さあ、買うも買わぬも自由。商売を得意とする奇怪なあやかしが、本日はこの村に来るようだ。

  • @user-oc1zr9kw7s
    @user-oc1zr9kw7s4 ай бұрын

    この怪しい感じ・・・いい!! では此処でちょっとした物語を。 【夕暮れの幽巫女様】 ふわふわと妖しい雰囲気を宿した宮船は空を漂う 「今宵は・・・どのようなものに会えるかの茜」 「分かりませんよ。幽巫女様・・・そろそろです」 茜と呼ばれた少年の妖狐が指を差した先には薄暗い街があった。 まさに妖が出そうな暗く妖しい雰囲気を纏っている。 「もう着くのか。では例の通りに・・・」 〜妖冥楼〜 そう唱えた瞬間桜の色をした蝋燭の先に付いている鈴が鳴り響く。そして提灯に薄い桃色の炎が灯る。 「では参りましょう。幽巫女様」 笛と太鼓の音が青と桃色のグラデーションの空を支配し桜光が闇を照らしていく。 夕暮れ時に桜光を見たらご注意を。 彼女等の仲間にされたくなくば・・・光を見ぬことをお薦めしよう。 彼女等の仲間になれば、もう二度と現世には帰れない。 この世界に飽き冥府へ行きたいのであれば別ですが・・・。 「お主らに会えること楽しみにしておるぞ・・・クフフ・・・」 幽巫女様は今日も行く。 お供の妖を連れて。 生者を仲間に誘う為に。 以上です! 最後まで読んでくださった方ありがとうございました! 僭越ながらpixivにて小説を上げている者です。 ここでその名を使わせていただきます。 夜風の小説部屋2第目というものです! 良ければ読んで下さい! ちゃっかりな宣伝本当ごめんなさい。 長文失礼しました!

  • @Toubi_Issui212

    @Toubi_Issui212

    4 ай бұрын

    自分も同じくpixivにて小説を書いています!折角の縁ですので見てきますね😊 今回自分もお話を書いたのでコメント欄のどこかにあります。 そしてこの音楽を聞いてからこの曲を二次創作として小説に書きたいなーと思っていたところです。できた物語を消化させたくて。

  • @koda3403
    @koda34034 ай бұрын

    いいね👍

  • @shi_-zv6ov
    @shi_-zv6ov3 ай бұрын

    一面の紫がそよ風に吹かれる。 藤がひらり、空を舞う。 風が止む。 ふわり、藤色が落ちてくる。 あぁ、この綺麗な色に燃え尽きてしまいたい。 一つ、藤色を己の手中に閉じ込める。 しゃん 鈴の音がした。 一面の紫にそよ風が吹く。 藤が再び空に舞う。 しゃん 鈴の音がする。 "それは、命を食らうもの" 一つ、瞬きをする。 その鈴は妖しく、雅やかに燃えていた。 しゃん、 一面に鈴の音が鳴り響く。 その音は優しく、何処までも澄んでいる。 一つ、炎を己の手中に閉じ込めている。 揺れる藤色を纏うそれを鳴らす。 "それは、己を食らうもの" しゃん 鈴の音がした。 音と共に、音の波紋の様に紫が己を呑み込む。 あぁ、私の目にはもはや藤しかうつらない。 しゃん 一つ、紫炎に燃え尽きる音がした。 ―――――――――――――――――― お目汚し失礼しました。 これまた眠れぬ夜に書いた雰囲気駄文です。 書いている自分でも意味はよく分からないですが、その意味のわからなさがとても楽しくて大好きです

  • @user-pc7og1dc8u
    @user-pc7og1dc8u3 ай бұрын

    文豪ネキニキたちはどやって思いついてんのこの手のポエム あと色んな曲のオムニバスと思いきや1曲を1時間流してるタイプみたい

  • @user-xs5xf9ez2z
    @user-xs5xf9ez2z4 ай бұрын

    急ごう、急ごう、あの子の元へ。天のひかりがついえる前に。 願おう、願おう、あの子の心を。夜のとばりがおりる前に。 船はどこまでも進み、どこまででも私を運ぶ。夜の蝶が私のいく先を照らす。だいじょうぶ、きっとあの子に届く。 この世の全てに愛され、昼と夜の祝福を受ける愛しきあの子。この身が朽ち果てようとも守ると決めた愛しきあの子。 急ごう、急ごう、あの子の元へ。天のひかりがついえる前に。 願おう、願おう、あの子の心を。夜のとばりがおりる前に。 紡ごう、紡ごう、あの子の命を。全てが眠るその時までは。

  • @user-rn6kl1fy2m
    @user-rn6kl1fy2mАй бұрын

    「ん、、、」 目を覚ますとそこには 藤の花がいっぱ咲いていた 此処はどこだろうと 歩いていると 「カラン、コロン と可愛らしい音を鳴らして 一人の綺麗なお姉さんが向かってきた。 (顔の整った綺麗な人ね、) 見とれているとお姉さんが口を開いた 「あら、貴方は今から旅の 支度かしら、この紫炎鈴を 持って行って、 きっと迷わないで逝けるわ 気をつけてね。」 と言うとお姉さんはどこかに 行ってしまった。

  • @user-cp1mz3vh3b
    @user-cp1mz3vh3b3 ай бұрын

    「ふぅ、まったく。この仕事も楽ではないのう」 灯火の群れを見送り、桜色に染まった薄い唇から吐息が漏れる。お代は命半分、今世の命を代償に。それを押しても叶えたい、そんな想いを引き受ける。 つぅっと眼尻の上がった横長の眼差しの虹彩は黒く、するりと滑らかな輪郭の顔(かんばせ)の、その肌は柔白(やわしろ)い。紫紺の髪が温い風に靡いた。 「なんじゃ、おぬし、まだおったのか」 女の流し目がこちらを捉える。なぜだか睨めつけられているようで、ひどく居心地が悪い。 「お代は命半分。確かに引き受けた。これで今世のお前の嫁子も幸せになろう。そら、逝くといい。」 そう、命が短いことを悟ったわたしは、命半分を代償に願いを叶える神社に誓いを立てた。そうして妻と子の先の幸せを願って数年後、バタリと死んでしまったのだった。 導かれるまま遠くに臨む黄泉の入口に向かう。ややあって振り返ると、紫紺の髪と一緒に、纏う白い着物がたなびくのが見えた。 御魂が黄泉へと消えた後、鈴が灯火を導いて、ゆっくり、ゆっくりと、山を下っていった。 山の上は黄泉の入口、そういう信仰がある。桜が咲き乱れる天辺を、座した女と船がゆく。

  • @user-et5ec2gg4d
    @user-et5ec2gg4d4 ай бұрын

    -紫炎鈴 それは紫色に燃える不思議な鈴 その鈴を鳴らせばあら不思議 亡くなった自分の大切な人を蘇らせることが出来るんだとか 紫色の提灯を見かけたら近づいてみると良い 髪の長い娘さんがあなたを待っている 自分の命が惜しいなら踵を返して戻ろう 故人の命が惜しいなら娘さんに声をかけてみよう きっと娘さんは妖しくてどこか悲しそうな笑顔を浮かべてその鈴をくれるだろう 命は大切に、、、

  • @119apologizetome
    @119apologizetome4 ай бұрын

    その紫焔は、彼誰時に仄めくもの。 すべてが峻烈な光の中へ薄れゆく間際の、名残を惜しむような夜の灯の色。 わたしにはこう見えたけど物語が書けません。文豪ニキネキ、何方かそんな話を書いて下さいませんか…

  • @Toubi_Issui212

    @Toubi_Issui212

    4 ай бұрын

    少し短いですが、こんなものはどうでしょう? 晩秋を折に、日は途端に短くなる 冬へ刻々と闇の時間が、空を覆う 私はその秋空を折り、空いた場所へ色を継ぎ足す するとどうだろう、淡く光る紫は消え失せない 他の色は闇にのまれても、この焔は灯り続ける 暫時の間に刻むのは紫に紛れる鈴の音だ リン_____ 誰そ彼 そこに人影が立つ 遠き空との紫焔を薄くのせる、私と人影 リン_と響くは人影の市女笠 空と同じ紫の焔を纏いし鈴がそれの体を囲う まるで三日月のようにニイっと弧を描いた口元を見て、私は意識を手放した___ 暗闇の意識の中、1つ、また1つと鈴が鳴る その度に闇の中で焔が仄めく まるであの空のように、私のことを名残惜しむ紫焔は私の心で灯り続けた

  • @119apologizetome

    @119apologizetome

    4 ай бұрын

    文豪ニキ!(ネキだったらごめんなさい) 妖しくどこか切ない、魅力的な物語をありがとうございます💕 どっちかというと、彼は誰…明け始め頃の印象でしたが、読後いつの間にか晩秋の宵にイメージが引き込まれてました。 大事に読んで物語の空気に浸りたいです。家宝にします!

  • @Toubi_Issui212

    @Toubi_Issui212

    4 ай бұрын

    誰は彼でしたか!!それは大変失礼いたしました。m(__)m 確かに動画のイラストに描かれる神聖な空気感は朝の宵に合いますね!  では夜を反転させ、朝へ物語を繋ぎましょう____ 私を呼ぶ鈴はとめどなく届く その度に仄かに光るそれらを探る しかしどこにあるか 私の指は暗闇をすり抜ける 私にあるのは紫焔だけ それは心へと入り、灯りを内へ閉じ込めてしまった どの位時が経ったのか この闇と焔だけでは暁を拝めまい… すると闇を劈(つんざ)く光人が現れる 私の意識は闇から急速に浮上する 闇と光の狭間に見るは遠くの暁と紫焔 誰は彼 そこに人影が立つ 暁に呼び出されるは焔の心を宿し私 そして白き衣を纏いた淡き光人 夜が開けるのを伝えに来たのごとく佇む者 明星の弧を描く口元は鈴の音を紡ぐ __その心の灯火を絶やすでないぞ 市女笠を宙へ放つ 鈴は踊り、笠は車舎となる それは、ワタリビトだ 村に伝わる魂をあの世へ導く仲人だ 車舎は暁の空を横切る 紫焔の鈴と共に 彼らが行く先は、遠く遠く 紫焔が燃え盛る朝宵への入口だ 晩秋の朝に冷えた露でも 私の心に灯る紫焔は消え失せない いつまでもいつまでも燃え続ける 命の灯火が"再び"消えるまで____ 【ご返信】 家宝にしていただけるとは……そのお心を自分は忘れません。こちらこそありがとうございますm(_ _)m ニキネキの意味を恥ずかしながら初めて知りました。お好きなように読んで頂いて構いません。性別不詳で活動しておりますので。 自分の名前が唐灯ですので、あなた様の「灯」がとても眩しく見えました。「夜の灯の色」という素敵な言葉を届けてくださりありがとうございました

  • @user-ub6zt2rl9x
    @user-ub6zt2rl9x4 ай бұрын

    あらすじ作ったので誰か続きを…… 愛した人にもう一度会えるなら……。 人生の折り開始地点、緩やかな下り坂に差し掛かる頃。およそ人生の絶頂にあった男の世界は事故により一変した。 訪れたのは絶望の日々。 妻子を失った男は哀しみに暮れる。体の傷は癒えど、心は直らない。 噂話を耳にした。 嘘かまことか、此岸と彼岸の橋渡しをする存在がいるという。その対価は余生の半分。安いものだ、愛した人に、もう一度会えるのなら。 「……貴方が望むのなら、向こう岸に連れていってあげましょう」 そう語ったのは一見して死人のような女だった。長い黒髪に静脈が透ける程の淡い肌、白装束と鈴の音を纏う女。彼女はその名を“ワタリビト”と名乗り―――――

  • @user-xn7ks7be4c

    @user-xn7ks7be4c

    4 ай бұрын

    ----その女はどことなく不穏な笑みを浮かべた。 「では契を結びましょう。この鈴に貴方の魂半分を貰い受けます」そう言って鈴に花弁を1枚入れて息をふきかけた。 すると鈴から淡い青色のような炎が立ち上る。 周りの紫炎の鈴とはまた違う 「契の儀は終わりました」 これでまた会える。愛した妻に、、、娘に 「では参りましょう」 案内されたのは少し不思議な社。浮かぶ舟には紫炎を纏う鈴たち。 「ここでございます」 「鈴の音が3度なるまでに戻ること。入口も出口も一つだけ迷うことのないよう...」 うるさい。そんなことはどうでもいい。早く会いたい。 話をさえぎり彼岸へ渡る。 走る、道には彼岸花。 場所は聞いていないが妻達がいる方角がわかる気がする。 花道を踏み荒らしながら進む。だけど走れど走れど見つからない。 -----リン----- 1度目の鈴の音がなる。 やっと森をぬけた。湖だ。 そこまで大きくないはずなのに中心の島がずっとずっと遠くにあるような。そんな湖。 いる。あの島にいる。舟は見当たらない。泳いでいくしかない。----リン---- 2度目の鈴がなる。 泳ぐしかない。いくら泳いでも進んでいる気がしない。 方法を変えなければ。 どれだけ探してもワタル道が見つからない。 -----リン----- 3度目の鈴の音がなった。 島から人影が近づいてくる。 胸が高鳴った。だが違った。 あの女だ白装束を着た。 私はすがった。どうやって行く?あそこにいるはずなんだ! 「出来ません」 「もう3度の音がなりました」 だからなんだ。 「貴方は契を破った。罰が課せられます」 「ですが貴方は此岸の者。 この場合先に彼岸に渡っている家族や配偶者を対象にいたします」 なんだそれ、、ふざけるな聞いていない。罰なら俺が受ける。 「罰はもう始まっています。 先程渡した鈴をみなさい。 貴方への罰は忘花」 鈴の淡い青色だった炎が少し、本当に少しだけ色が紺色になっている気がした。 「妻子への罰は輪廻から外れること」 二度と転生をすることは出来ないそうだ。俺のせいだ。もう情けなさと自己嫌悪とぶつけようのない怒りが込み上げる。戻ったら自ら命をたとう。わかった。帰してくれ。 「だから出来ません」 は?どういうことだ 「罰は始まっていると言ったでしょう。まあ帰れるのなら自力でどうぞ」 ふざけるな。死にもできないなんて。帰る。走る。 だけど道が分からない。 もう、、妻娘に会うことも出来ない。自ら命を絶つことも出来ない。彼岸をさまようしかない。そう気づいたのはどれだけ走り回ろうが疲れない。鈴が紫の炎に包まれ始めた頃だった。すずの中に吸い込まれるように。 「綺麗な紫炎鈴になりましたね」「美しい命だこと」 鈴に吸い込まれても意識が途切れない。あの舟にくくられて揺れる紫炎鈴は俺と同じ成れの果てだったんだ。それを理解するのはあまりに遅すぎる。ダメだ。来るな。そう思っても声は出ない。 「......貴方が望むなら、向こう岸に連れて行ってあげましょう」 そういった白装束を着た彼女はワタリビトと名乗り------

  • @user-ub6zt2rl9x

    @user-ub6zt2rl9x

    4 ай бұрын

    @@user-xn7ks7be4c 完璧な導入……👏

Келесі