常磐線は2012年より特急列車『スーパーひたち』にE657系特急型電車が運用され、2015年には上野東京ライン開業に合わせて運用範囲を品川駅まで伸ばすとともに料金面でも現在のスタイルとなり、列車名も速達型は『ひたち』・区間運行型は『ときわ』として運用されています。
本年10月より観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン」が開催されることにちなみ、昨年末よりE657系の一部編成がかつて常磐線で運用されていたE653系電車のカラーリングに順次変更されています。
E653系は2013年まで常磐線の区間運行型タイプ『フレッシュひたち』として運用された車両で、常磐線在籍時は編成ごとに異なる5種類のカラーがありましたが、これがE657系5本に順次施され、本年7月時点では4種類のカラーリングが登場しています。
なおE653系は常磐線を離れて新潟エリアの特急列車として運用されていますが（これも編成ごとにカラーリングが異なります）、波動輸送用の車両として7両1本が新潟エリアから常磐線に復帰しており、国鉄特急のカラーリングになっています。