サン セバスティアンは世界的に有名な美食の街。その都市圏の人口は50万人にも満たない小さな都市なのにミシェランの星レストランが何軒もあり、スペインバルでよく見かけるピンチョスはサン セバスティアン発祥。最近日本でもよく見かけるバスクチーズケーキもここが発祥地。世界の美食家が集まるなんて記事も見かける。その旧市街にはたくさんのバルがあり、いくつものお店のピンチョスを食べ歩くバル巡り、27km歩いたご褒美として、やってみた。これがホントにマジでとんでもなく素晴らしい。まず旧市街の街の雰囲気と、夜の酒場の雰囲気が素敵。みんな楽しそうでオシャレだ。次にお値段。1軒につき2人でお酒を1杯ずつ、ピンチョスも1つずつ食べて2000円行かない(注文するものによるけれど)。円安だったらスーパー安い。そして、何を食べても美味しい。ピンチョスは一見ジャンクフードのように感じるのだがとんでもない。どちらかというと素材を活かす味付けで、でも素材だけで美味いというわけでもない。絶妙で本当に美味しい。バスク料理すごい。このバル巡りをするためだけにサン セバスティアンに旅行に来る価値があると思う。