3."土の中の銀河" 微生物多様性が支える地球生命圏|横山和成

里山資源を使った、新しい地域経済成長モデルを考える。
バイオガスの原料となる"含水有機廃棄物"は、人々の生活がある限り、安定的な供給が想定でき、地元の嫌気性微生物の働きによってガス化される。
各種関連施設により地域の成長と雇用の創出が期待される
また、ほとんど未踏であった土壌微生物の多様性の素晴らしい役割が明らかになってきている。
微生物の多様性と豊かな土は密接にかかわり合い、品質や収穫量に直結している。
これら二つの事柄について研究発表を行った。
SATOYAMA『銀の匙』実現化研究会とは
尚美学園大学松田義幸理事長を中心とし、里山資源を有効活用する方法を研究するために発足した。
映画化された『銀の匙』舞台の十勝・帯広の乳牛畜産牧場では、既に乳牛の尿を原料とした"バイオメタンガス発電"による売電で、本業からの利益とほぼ同じ額の利益を享受中である。
先進的な例を参考に、里山資源を活かし食料・環境・エネルギーの様々な問題を解決する方法を研究している。
今回は、3月27日に公益財団法人全国学校農場協会主催で行われた「東北里山イニシアティブ 3Fフォーラム東北」を受けて補足的な説明をかねて、当財団にて研究発表を行った。

Пікірлер: 1

  • @odawara-u16u
    @odawara-u16u8 жыл бұрын

    講演「土の微生物と奏でる生命のシンフォニー」 (2016/05/03 Tokyo) 生きたものは、すべて、必ず生きた土として生き変わり、生き変わらせてくれる無数の 微生物たちが常にはたらき続けて、一つ一つの様々な生命みんなが 互いに尊重し協力協調しあった時、それは美しいシンフォニーとなって私たちの暮らしを、そして人生を豊かに心地よいものへと誘ってくれます。

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