7月3日、20年ぶりに新紙幣が発行され、高知県内の銀行でもさっそく引き出す人の姿が見られました。新しいお札を手に取った反応は？
2004年以来20年ぶりの紙幣の「改刷」により今回は1万円札・5千円札千円札の3種類が新しくなりました。肖像は1万円札が実業家の渋沢栄一。5千円札は女性の教育に尽力した津田梅子。千円札は近代日本医学の礎を築いた北里柴三郎です。肖像が立体的に回転して見える「3Dホログラム」が世界で初めて紙幣に採用されるなど、最新の偽造防止技術が使われています。
3日午前8時すぎの日本銀行高知支店にはー。札束の山が。こちら1万円札・総額40億円。奥は千円札・総額4億円です。全国で発行された新紙幣は1兆6000億円で、このうち日本銀行高知支店ではきょう1日（3日）で新紙幣およそ146億円を発行しました。これは去年(2023年)7月に1カ月で発行した紙幣209億円のおよそ7割に相当し、20年ぶりに発行される新券の需要がとても高いことが伺えます。
これらの紙幣は県内の金融機関に引き渡されることになっていて、警備員が札束をケースに詰めていきました。そして、真新しい紙幣は県内の銀行へー。