ライター砂崎良による、平安情報チャンネルです。Sazaki Ryo プロフィール文化系ライター。著書『平安ものことひと事典』『源氏物語ものことひと事典』(朝日新聞出版)、『1日1原文で楽しむ源氏物語365日』(誠文堂新光社)、『マンガでわかる源氏物語』(池田書店)、『ぐでたまのぐうたらいんぐりっしゅ』(ナツメ社)等。東京大学文学部卒。
光源氏の物語は有り得ない事を成し遂げるヒーローの物語なのに対して、宇治十帖は有り得る事ばかりで話のネタにもならない事をやっている。そこには多くの人間にとって、詰まらない事ばかりなのが真実なのだ。と言わんばかりに物語を創り上げている。この物語は悟りを開いた人間でないと書けない。
「光る君へ」が源氏物語のエピソードを放り込んでいるのが何気に多いです。源氏物語を知っているからこそ、この大河ドラマを楽しめると思います。
これをふまえて大河の「光る君へ」見るとニヨニヨが止まらない
平安にもメンヘラっているんですね
六条御息所は元皇太子妃だから超ハイスペックなんよね 作中でも祟り的な部分は名指しされてないし
とても勉強になりました。平安時代の貴族たちは、日用品であるお香がまさかこんな使われ方をしたり、こんな意味を持つなんて夢にも思っていなかったでしょうね…
こういう「最古」って、世界範囲でっていうことなんだ……日本の歴史のなかで「最古」だと思ってたから恋愛小説のくだりで急に世界出てきて「エッ世界?!」てなった笑😅
砂崎、脳内が平安してますので、ついつい宇津保や落窪を真っ先に考えてしまうのですが、「世界最古」というなら、古代ローマとかの偉業の方がふつうに古いしなぁ…とw
主人公がサイコの小説と言うことか
薫は性格ヒネた人間ですが、…だからこそ人間らしくて魅力的でもあります(笑)
生徒に見るよう促します! とてもわかりやすいです!
ありがとうございます!
ハイ、自分も納得、同感です!
砂崎様。二条あつこと申します。この度『源氏物語の玉鬘は紫の上を定子にするため登場した?~新・玉鬘系後期挿入説~ 定子の公式シリーズ②「魔法の公式」で最大級ミステリー「玉鬘系」が解明される!紫式部や一条天皇、藤原道長の真意もスッキリ分かる! 』を書きまして発行した者です。目次「玉鬘系は後から挿入されたのですか。」において、この動画を引用させていただきました。素晴らしい動画を作ってくださってありがとうございます。 玉鬘系挿入説を分かりすく書いたつもりだけど小中学生にもわかってもらえるだろうか…と思っていた時にこの動画に出会い、これは玉鬘系挿入説を世界で最も分かりやすく説明しているものだ!と驚き嬉しくなり、URLを紹介させていただきました。 何より優れているのは、物語とは流れであり、玉鬘十帖が存在することでスムーズに流れなくなる部分があるという問題が、視覚的にスッと頭に入ってきてくれることです。文章では得られない効果があります。 砂崎様に、新しいメディアで源氏物語を語ろうという意欲、分かりやすく動画を作成するセンスの両方があることによってそれが可能になっており、感銘を受けます。 子どもたちはテレビよりもKZreadに親しんでいるとも言われる今の時代、このような動画は源氏物語の普及、特に子どもたちに分かりやすく伝える点において意義深いものです。私自身も砂崎様の動画を本当に楽しんでいます。今後のご活躍も心よりお祈りいたします。
二条さま、コメントいただき有難うございます!また、過分のご評価も光栄です。御著作の方、さっそく拝読させていただきますね。仰るとおり、今の若い世代の方々にはKZreadが身近なツールなので、ぜひ源氏物語にも親しんでいただきたいものと、ほそぼそと動画をアップしております。今後もご覧くださり、またご感想お寄せいただけますと幸甚です。
めちゃくちゃわかりやすw
頭中将は女性の多さを除けばまぁまぁいい人ですよね。 特に友情に厚くて意外と胆がすわっていたんですね☺️ 光る君へ でいくと公任のイメージでしょうか。それとも斉信?意外と実資だったりして🤭 音声さん、今のお声がいちばん可愛くて聞きやすくて素敵です!
コメントありがとうございます、励みになります!…頭中将、「光る君へ」だと公任さんでしょうかね(笑)
宇治十帖、個人的には好きなんですが…宇治と憂しを掛けてる、と言われるくらい暗いですよね。でも、ある意味現代的とも言える男女の群像劇の形が新鮮… 正編(光る君の物語がそうとすれば)からは大分スケールダウンしますが、その分妙に生々しい、直ぐ側にありそうなドラマ?として当時受け入れられたのではという気もします。登場人物も関係がまあまあわかりやすい。そして、どうしても道長→頼通 って流れを思ってしまいます😅
ご覧いただき有難うございます!確かに正編より、ぐっとスケールダウンしていますよね。「匂兵部卿」巻での薫の登場は、いかにも主人公という大げさなものだったのに、その後きゅーっと等身大に縮まってしまう(その結果、文学的には進化した訳ですが)。ただ、後続の狭衣物語の狭衣が薫そっくりであることを考えると、当時の世相には合っていたのかな、とも感じます。
頭中将好きー
宇治の平等院そもそもは道長の別荘だったところを頼通が改装したのが真相だったのは驚きでしたね。
とってもわかりやすい!女三の宮に藤壺の影を求めて結婚しただけかと思ってましたが、政治的闘争も絡んでたんですね。
末摘花の良さは第15帖の蓬生に出ています、けなげな女性(私は源氏物語の登場女性の中でも好きな人です)と表面だけ取り繕う光源氏の対比も面白いですね。
宇治十帖、面白いですよね 心理描写の細やかさ どの人物にも感情移入してしまい(めんどくさい薫を除く。これが光源氏ならもっと話は早いのにと思わない箇所はない)、1行ごとに、だよねぇ、そうなるよねぇと… そしておっしゃる通り、ラストで衝撃を受けました😅
Xよりご来訪ありがとうございます♪ 大河特需のおかげで忙しく、こちらの更新が滞ってしまっておりましたが、近々再開いたします。あつかって欲しいテーマ等ございましたらお知らせください!
良清が明石入道親子の話をするシーンを初めて読んだ時、こんな序盤からもう出てくるんだと驚きました 人相見の予言がどう実現するのか、第一部の御伽噺的なプロットは若紫が全て起点だったんですね 藤壺と源氏の不倫はスキャンダラスだけど禁忌じゃない、なぜなら男系天皇は守られてるから!ですよね!
桐壺は割と読みやすかったんですが、箒木の冒頭で、はぁ?ってなってかなり苦戦しました 玉鬘系とかA系とか、執筆順の学説とか、エライ先生のが研究がまどろっこしく、要はサイドストーリーが割り込んでるんですよね 最初からこちらの動画のようにすっきり説明しといてくれよって感じです😅
はじめまして!Xから参りました わかりやすく整理された内容で、専門書のご紹介もいただき、興味深く拝聴しました そーですよね 源氏物語を解説するのに、どうしても有名な女君で項目立てされるので、色恋話しか語られなくて、源氏の君サイテーとか言われて非常に寂しく思っておりました 通してちゃんと読むと、がっつり宮廷政治の話で、今やっている「光る君へ」でもそのあたりのことが描かれていて、とても参考になります 他の動画も見させていただきますね!
少し舌足らずな親しみやすい声だったのに、なんでこんな合成音声になっちゃのさ(悲)
「親しみやすい声」と仰っていただき本当に嬉しいです。持病の喘息が起きて発声できなくなった時に音読さんを使ったら、意外と好評だったもので…。
@@SazakiRyoファンとしては、いつか砂崎さんの声が戻ってくるのを待ってます。
いつもありがとうございます🙇 本を出版なさっていらっしゃるのですね😮😮😮
明けましておめでとうございます🙇 いつもわかりやすい解説ありがとうございます😊 一条天皇も、源氏物語の愛読者だったのですよね?
ハイ! 紫式部は「意地悪い同僚が私を『日本紀の御局』なんて呼んだ件」にまぎらわせて誤魔化していますが、「陛下が源氏物語をわざわざ朗読させてお聞きになっている」ことが実は誇らしく、しっかり書き記したものと思われます。
@@SazakiRyo 明後日、いよいよ【光る君へ】 スタート! 一緒に楽しみましょう😊 放送を観た後も、砂崎さんの動画で、復習します🤗
紫式部と清少納言は同時期に宮仕えしていないと言われていますが、それでは面白くない。 993年に清少納言が中宮定子に仕えたときに紫式部も応募したが、陽キャラの清少納言に陰キャラの紫式部が採用試験に負けたことにすれば面白いのでは。漢文に博識をひけらかす清少納言に奥ゆかしい紫式部が落選して後で日記で悪口を書くのは当然かと思われます。
昨日、紫式部についての動画を拝見して チャンネル登録しました! こちらは源氏物語についてのアカウントのようですが 大河も始まりますし、自分としては平安時代当時のリアルな政界、社会の状勢もいろいろうかがいたいなと思っています。 いかがでしょうか。よろしくお願いします🙂
コメントありがとうございます!源氏物語には、当時の政界・社会への批判がさりげなく入っていいますので、それを読み解くには史実も知る必要があります。一条天皇の治世が核になってきますので、大河とも合いますし、動画つくろうと思っております。
いつもありがとうございます🙇 源氏物語文字鎖🔗 わかりやすいです🙌
いつもありがとうございます🙇 確かに、ボロクソ😮 次の動画、楽しみです❤
「源氏物語」への知識は全くと言って無知な私です。来年の大河ドラマを楽しく理解して視聴するためにも先生のお話を真面目に聞こうと思います。 もう2年前からyoutube開いておられたのですね?これから追いつきますのでよろしくお願いします。
見つけてくださり有難うございます。「こんなことを訊きたい」というものがあったら是非、コメントお寄せください!
また来年一年楽しみです。一年お付き合いをお願いします。231126693
いつもありがとうございます🙇 パトロンは、誰ですか?
あああ、わかりにくくてごめんなさい!藤原道長・彰子親子です。
@@SazakiRyo いえいえ、私が無知でスミマセン🙇 道長、パトロンだったのですね😮
清少納言や紫式部が活躍した時代、藤原氏を中心として誰が誰やら、覚えるだけでも大変ですね。 いわゆる「根暗」(陰気、内向的)だったといわれる紫式部を吉高由里子さんがどう演じるか、楽しみです。
藤原氏ばっかり、近親結婚ばかりですからね(^^;) 髪型・衣服も似通ってしまいますし。役者さんの個性に期待です。
平安時代に87歳まで生きられた彰子様、驚きです。よほど恵まれたお体と精神力をお持ちになり、また運にも恵まれたのでしょうね。 長生きした分、身内や知っている人を何人も見送ることになったことでしょう。 私はネクラな式部さんも知識をひけらかし、ひたすら定子様を敬愛し続けた清少納言さん、どちらも好きですねえ。
紫式部の娘さんは、大変長生きしましたよね。そこで疑問、歌人でもある娘が、当時すでに知れていた「源氏物語」の事や、母親の生活ぶりや、そしてどのように死んでいったかなど、なぜ書き残さなかったのだろう、もしあったなら、研究者が泣いて喜ぶ大変な資料ですね。
「書いたけれど失われてしまった」可能性が高いと思います。紫式部自身、自身の和歌を歌集をまとめているので、当時「我こそは!」と自負する歌人は秀歌集を作ったでしょう。ただ、よほどの名歌人でなければ、書写されることはなかったでしょうから…。 また、物語じたいが新興ジャンルで、いわば昭和期のマンガのように「子供の玩具」と思われていた訳です。評価され収集・校訂が始まったのは約140年後のこと。いくら「流行作家」でも、まともに研究しよう/資料を保存しよう、とは、ならなかったのでしょうね。
なるほどそういうことも考えられますね。わからないからこそ、より神秘的なんだよね。
素晴らしい。感動です。
「光る君へ」は期待できるだろうか、道長との恋愛ドラマにだけは、してもらいたくない、道長に対して愛はあっただろうか?事実は紫式部にしかわからない。紫式部は内気な性格といわれているが、本当はキリリとした、わりと面白い女性のはず、それは小説から分る。深刻な場面でも、面白く読ませようとする意図は多々あるではないか、この大河ドラマは、紫式部のイメージを、堕落させてしまうのではないか、そんな心配も日ごとに深まります。
当時の現実として、女房(侍女)集団の花形に主筋男性の「お目が留まる」ことはあったでしょうが、紫式部はそこまで身分高くなく、また「若いキレイどころ」女房でもなかった気がするんですよね…。大河ドラマはあくまでドラマ、これをきっかけに興味を持って下さる方がいれば幸せです♪
茶道の歴史は安土桃山、千利休からです! 江戸時代と一緒にしないで下さい。 今どきの若い人が何も知らないと思ったら大間違いです。 安土桃山から盛んになったのが江戸時代、なんて言う言い訳は聞きませんから。
コメントありがとうございます。「若い人が何も知らない」などと思ったことは一度もございませんよ。平安分野でも、優秀で研究熱心な若手が続々育ってきて、まさに「後生畏るべし」と刺激と頂いております。 ご指摘の件、「安土桃山」「千利休」の重要性は存じておりますが、町人層に浸透するのは江戸時代かと考えておりました。砂崎、茶道史は専門外ですので、誤りがございましたらご教示いただけますと幸甚です。
なるほど、血筋が近いからですね。
来年模低視聴率間違い無なし。マラソンおじさんやおむすびおばさんより少し上かな。かなりの苦戦。吉高さん、可哀そう。
もっと良い妻 女三ノ宮のことですか? 私はこの方が可哀想で涙がでます。 一方的な横恋慕によってレイプされ、子をうまされて出家なんてどこまで受け身に生きた方なんでしょうね。
今、吉井勇訳の朗読を聴いてきたところです。 第一部、第二部は少々あくび交じりの聴いていましたが、うぢ十帖にはいってきたら、すっかり目が覚めて聞き入ってしまいました。作者が同じ方とは? ですねぇ
「夕顔という女」という本を読んでから、それ=頭中将の解釈での夕顔像が自然でそのイメージが自分の中に定着しました。
あれはアツい本でしたね!源氏物語を読むに当たって一番の敵は「自分の思い込み」なのだということを、がつんと教えて頂きました。
めちゃくちゃわかりやすかったです!
冗談と思われ兼ねないですが明治の先祖の親、親と辿ると頼通、道長となります。兼家は6人の子供、道長は7人の子供が直系先祖で、道長が先祖か天皇にも繋がり多くの偉人が先祖です。 鎌倉13人も頼朝と政子は傍系先祖ですが彼らの兄弟姉妹、義時と子供5人他が直系先祖でした。来年光る君も発表された24人の 安倍晴明の5代前が先祖の陰陽寮の陰陽頭の安倍道守。 藤原頼忠は兼家の従兄弟で息子が公任、藤原実質は同じく兼家のいとこの斉敏の息子。 清少納言の曾祖父の清原深養父と先祖の清原業恒が兄弟。 藤原惟規は先祖の紫式部の弟。 6人が傍系先祖、18人が直系先祖でした。 連休に廬山寺、興福寺、平等院、上賀茂神社、下鴨神社等、先祖の縁の地を巡りました。去年家系が判明し驚きの連続です。紫式部の娘の大弐三位こと藤原賢子の息子の高階為家が先祖で繋がってます。 紫式部が先祖と分かり女子としては嬉しいのですが、学生の頃は古文が大嫌いでした。改めて源氏物語を読もうと思ってます。長々と失礼致しました。
ものすごいバクチやね。 爆死か大ヒットか…
マジ((((゜д゜;))))ニ作品合戦場面しばらくナイナラ大河ドラマも進化したと思う!合戦場面したいナラ日本🎦映画や民放ドラマに海外🎦映画でも構わない!?
越前は一年中冬では無いですし、春夏秋は見違える程美しいです。京都も雪降りますし、盆地の方が寒いのでは? それに食べ物織物、都を支えるあらゆる物を作っている越前です。物資に恵まれています。 何より天皇、貴族、時の権力者がステータスとして欲しがった越前和紙は1500年前から作られています。 和紙を伝えたのは神話的伝説的になっている姫神ですが、皇族の子孫だと思います。 何しろ、色々天皇、貴族、源氏平氏の子孫が越前が好きで、自ら住み着いていましたよ。そのうちの一人が頼まれて継体天皇になりました。 ですから、年増になった紫式部は結婚で帰京したのでは? 私の家もそうですが、宮廷武士や○○天皇の子孫が身近に住んでいますよ。
越前は仰るとおり、歴史と文物に富む素晴らしい土地柄ですね。平安時代にも「大国」に位置づけられていましたから、式部の父・為時にとっては最高の赴任先でした。 ただし、式部自身が越前で詠んだ歌は、ひたすら都を恋うものばかりです。これは越前のせいではなく、当時の姫君の考え方として、「都が一番!」「地方へ行くなんて姫としてのステイタスが下がる!」という空気があったためでしょう。 何しろ、宇治育ちの大君中君でさえ「私たち田舎者は…」と劣等感に苦しんだくらいです。「平安京の中」で暮らすということは、それほどのステイタスだったのです。
万世一系の皇統 という点において大きなタブーを犯しているようにも思えるのですが、時の 一条天皇 もしっかり読まれているという事から( あくまで ものがたり ですけれども )それほどな禁忌ではなかったのか?( なぜ受け入れられていたのか?)の理由がちょっぴり分かるようにもなりました。式部さんも問題作っていう ものがたり を書こうとは思いませんでしたでしょうし。あるいは ものがたり 前提でそれはゆるされていたのでしょうかね? ただ 過去・現代 においての類似例は大いに参考にされたのでしょうね。 「垣間見」のところは『式部日記』にある 藤原公任 が 廂の間を覗きこまれて … あなかしこ このわたりに若紫やさぶらふ というシーンに繋げて読んでしまいます。 場面ごとの解説はその意義が分かりやすく解説されていて理解の助けになります👍
とても分かりやすい解説でした。「小柴垣の垣間見」という舞台がなかなかのシーンと言いますか、個人的には大好きなところです。現代ではギリギリセーフかアウト!? でも 桐壺・藤壺・若紫 の 似ている・似ている … は理解しやすい(しにくいと言われる方もいますけれど)ように思えますw。
聞くところによると、最近は研究書でも「このような覗く行為は現在では犯罪だが当時はそうとは考えられていなかった」云々と、注をつけたものが出現しているとか(^^;)
Пікірлер
光源氏の物語は有り得ない事を成し遂げるヒーローの物語なのに対して、宇治十帖は有り得る事ばかりで話のネタにもならない事をやっている。そこには多くの人間にとって、詰まらない事ばかりなのが真実なのだ。と言わんばかりに物語を創り上げている。この物語は悟りを開いた人間でないと書けない。
「光る君へ」が源氏物語のエピソードを放り込んでいるのが何気に多いです。源氏物語を知っているからこそ、この大河ドラマを楽しめると思います。
これをふまえて大河の「光る君へ」見るとニヨニヨが止まらない
平安にもメンヘラっているんですね
六条御息所は元皇太子妃だから超ハイスペックなんよね 作中でも祟り的な部分は名指しされてないし
とても勉強になりました。平安時代の貴族たちは、日用品であるお香がまさかこんな使われ方をしたり、こんな意味を持つなんて夢にも思っていなかったでしょうね…
こういう「最古」って、世界範囲でっていうことなんだ……日本の歴史のなかで「最古」だと思ってたから恋愛小説のくだりで急に世界出てきて「エッ世界?!」てなった笑😅
砂崎、脳内が平安してますので、ついつい宇津保や落窪を真っ先に考えてしまうのですが、「世界最古」というなら、古代ローマとかの偉業の方がふつうに古いしなぁ…とw
主人公がサイコの小説と言うことか
薫は性格ヒネた人間ですが、…だからこそ人間らしくて魅力的でもあります(笑)
生徒に見るよう促します! とてもわかりやすいです!
ありがとうございます!
ハイ、自分も納得、同感です!
砂崎様。二条あつこと申します。この度『源氏物語の玉鬘は紫の上を定子にするため登場した?~新・玉鬘系後期挿入説~ 定子の公式シリーズ②「魔法の公式」で最大級ミステリー「玉鬘系」が解明される!紫式部や一条天皇、藤原道長の真意もスッキリ分かる! 』を書きまして発行した者です。目次「玉鬘系は後から挿入されたのですか。」において、この動画を引用させていただきました。素晴らしい動画を作ってくださってありがとうございます。 玉鬘系挿入説を分かりすく書いたつもりだけど小中学生にもわかってもらえるだろうか…と思っていた時にこの動画に出会い、これは玉鬘系挿入説を世界で最も分かりやすく説明しているものだ!と驚き嬉しくなり、URLを紹介させていただきました。 何より優れているのは、物語とは流れであり、玉鬘十帖が存在することでスムーズに流れなくなる部分があるという問題が、視覚的にスッと頭に入ってきてくれることです。文章では得られない効果があります。 砂崎様に、新しいメディアで源氏物語を語ろうという意欲、分かりやすく動画を作成するセンスの両方があることによってそれが可能になっており、感銘を受けます。 子どもたちはテレビよりもKZreadに親しんでいるとも言われる今の時代、このような動画は源氏物語の普及、特に子どもたちに分かりやすく伝える点において意義深いものです。私自身も砂崎様の動画を本当に楽しんでいます。今後のご活躍も心よりお祈りいたします。
二条さま、コメントいただき有難うございます!また、過分のご評価も光栄です。御著作の方、さっそく拝読させていただきますね。仰るとおり、今の若い世代の方々にはKZreadが身近なツールなので、ぜひ源氏物語にも親しんでいただきたいものと、ほそぼそと動画をアップしております。今後もご覧くださり、またご感想お寄せいただけますと幸甚です。
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頭中将は女性の多さを除けばまぁまぁいい人ですよね。 特に友情に厚くて意外と胆がすわっていたんですね☺️ 光る君へ でいくと公任のイメージでしょうか。それとも斉信?意外と実資だったりして🤭 音声さん、今のお声がいちばん可愛くて聞きやすくて素敵です!
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宇治十帖、個人的には好きなんですが…宇治と憂しを掛けてる、と言われるくらい暗いですよね。でも、ある意味現代的とも言える男女の群像劇の形が新鮮… 正編(光る君の物語がそうとすれば)からは大分スケールダウンしますが、その分妙に生々しい、直ぐ側にありそうなドラマ?として当時受け入れられたのではという気もします。登場人物も関係がまあまあわかりやすい。そして、どうしても道長→頼通 って流れを思ってしまいます😅
ご覧いただき有難うございます!確かに正編より、ぐっとスケールダウンしていますよね。「匂兵部卿」巻での薫の登場は、いかにも主人公という大げさなものだったのに、その後きゅーっと等身大に縮まってしまう(その結果、文学的には進化した訳ですが)。ただ、後続の狭衣物語の狭衣が薫そっくりであることを考えると、当時の世相には合っていたのかな、とも感じます。
頭中将好きー
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とってもわかりやすい!女三の宮に藤壺の影を求めて結婚しただけかと思ってましたが、政治的闘争も絡んでたんですね。
末摘花の良さは第15帖の蓬生に出ています、けなげな女性(私は源氏物語の登場女性の中でも好きな人です)と表面だけ取り繕う光源氏の対比も面白いですね。
宇治十帖、面白いですよね 心理描写の細やかさ どの人物にも感情移入してしまい(めんどくさい薫を除く。これが光源氏ならもっと話は早いのにと思わない箇所はない)、1行ごとに、だよねぇ、そうなるよねぇと… そしておっしゃる通り、ラストで衝撃を受けました😅
Xよりご来訪ありがとうございます♪ 大河特需のおかげで忙しく、こちらの更新が滞ってしまっておりましたが、近々再開いたします。あつかって欲しいテーマ等ございましたらお知らせください!
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桐壺は割と読みやすかったんですが、箒木の冒頭で、はぁ?ってなってかなり苦戦しました 玉鬘系とかA系とか、執筆順の学説とか、エライ先生のが研究がまどろっこしく、要はサイドストーリーが割り込んでるんですよね 最初からこちらの動画のようにすっきり説明しといてくれよって感じです😅
はじめまして!Xから参りました わかりやすく整理された内容で、専門書のご紹介もいただき、興味深く拝聴しました そーですよね 源氏物語を解説するのに、どうしても有名な女君で項目立てされるので、色恋話しか語られなくて、源氏の君サイテーとか言われて非常に寂しく思っておりました 通してちゃんと読むと、がっつり宮廷政治の話で、今やっている「光る君へ」でもそのあたりのことが描かれていて、とても参考になります 他の動画も見させていただきますね!
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「親しみやすい声」と仰っていただき本当に嬉しいです。持病の喘息が起きて発声できなくなった時に音読さんを使ったら、意外と好評だったもので…。
@@SazakiRyoファンとしては、いつか砂崎さんの声が戻ってくるのを待ってます。
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明けましておめでとうございます🙇 いつもわかりやすい解説ありがとうございます😊 一条天皇も、源氏物語の愛読者だったのですよね?
ハイ! 紫式部は「意地悪い同僚が私を『日本紀の御局』なんて呼んだ件」にまぎらわせて誤魔化していますが、「陛下が源氏物語をわざわざ朗読させてお聞きになっている」ことが実は誇らしく、しっかり書き記したものと思われます。
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コメントありがとうございます!源氏物語には、当時の政界・社会への批判がさりげなく入っていいますので、それを読み解くには史実も知る必要があります。一条天皇の治世が核になってきますので、大河とも合いますし、動画つくろうと思っております。
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見つけてくださり有難うございます。「こんなことを訊きたい」というものがあったら是非、コメントお寄せください!
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あああ、わかりにくくてごめんなさい!藤原道長・彰子親子です。
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清少納言や紫式部が活躍した時代、藤原氏を中心として誰が誰やら、覚えるだけでも大変ですね。 いわゆる「根暗」(陰気、内向的)だったといわれる紫式部を吉高由里子さんがどう演じるか、楽しみです。
藤原氏ばっかり、近親結婚ばかりですからね(^^;) 髪型・衣服も似通ってしまいますし。役者さんの個性に期待です。
平安時代に87歳まで生きられた彰子様、驚きです。よほど恵まれたお体と精神力をお持ちになり、また運にも恵まれたのでしょうね。 長生きした分、身内や知っている人を何人も見送ることになったことでしょう。 私はネクラな式部さんも知識をひけらかし、ひたすら定子様を敬愛し続けた清少納言さん、どちらも好きですねえ。
紫式部の娘さんは、大変長生きしましたよね。そこで疑問、歌人でもある娘が、当時すでに知れていた「源氏物語」の事や、母親の生活ぶりや、そしてどのように死んでいったかなど、なぜ書き残さなかったのだろう、もしあったなら、研究者が泣いて喜ぶ大変な資料ですね。
「書いたけれど失われてしまった」可能性が高いと思います。紫式部自身、自身の和歌を歌集をまとめているので、当時「我こそは!」と自負する歌人は秀歌集を作ったでしょう。ただ、よほどの名歌人でなければ、書写されることはなかったでしょうから…。 また、物語じたいが新興ジャンルで、いわば昭和期のマンガのように「子供の玩具」と思われていた訳です。評価され収集・校訂が始まったのは約140年後のこと。いくら「流行作家」でも、まともに研究しよう/資料を保存しよう、とは、ならなかったのでしょうね。
なるほどそういうことも考えられますね。わからないからこそ、より神秘的なんだよね。
素晴らしい。感動です。
「光る君へ」は期待できるだろうか、道長との恋愛ドラマにだけは、してもらいたくない、道長に対して愛はあっただろうか?事実は紫式部にしかわからない。紫式部は内気な性格といわれているが、本当はキリリとした、わりと面白い女性のはず、それは小説から分る。深刻な場面でも、面白く読ませようとする意図は多々あるではないか、この大河ドラマは、紫式部のイメージを、堕落させてしまうのではないか、そんな心配も日ごとに深まります。
当時の現実として、女房(侍女)集団の花形に主筋男性の「お目が留まる」ことはあったでしょうが、紫式部はそこまで身分高くなく、また「若いキレイどころ」女房でもなかった気がするんですよね…。大河ドラマはあくまでドラマ、これをきっかけに興味を持って下さる方がいれば幸せです♪
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コメントありがとうございます。「若い人が何も知らない」などと思ったことは一度もございませんよ。平安分野でも、優秀で研究熱心な若手が続々育ってきて、まさに「後生畏るべし」と刺激と頂いております。 ご指摘の件、「安土桃山」「千利休」の重要性は存じておりますが、町人層に浸透するのは江戸時代かと考えておりました。砂崎、茶道史は専門外ですので、誤りがございましたらご教示いただけますと幸甚です。
なるほど、血筋が近いからですね。
来年模低視聴率間違い無なし。マラソンおじさんやおむすびおばさんより少し上かな。かなりの苦戦。吉高さん、可哀そう。
もっと良い妻 女三ノ宮のことですか? 私はこの方が可哀想で涙がでます。 一方的な横恋慕によってレイプされ、子をうまされて出家なんてどこまで受け身に生きた方なんでしょうね。
今、吉井勇訳の朗読を聴いてきたところです。 第一部、第二部は少々あくび交じりの聴いていましたが、うぢ十帖にはいってきたら、すっかり目が覚めて聞き入ってしまいました。作者が同じ方とは? ですねぇ
「夕顔という女」という本を読んでから、それ=頭中将の解釈での夕顔像が自然でそのイメージが自分の中に定着しました。
あれはアツい本でしたね!源氏物語を読むに当たって一番の敵は「自分の思い込み」なのだということを、がつんと教えて頂きました。
めちゃくちゃわかりやすかったです!
冗談と思われ兼ねないですが明治の先祖の親、親と辿ると頼通、道長となります。兼家は6人の子供、道長は7人の子供が直系先祖で、道長が先祖か天皇にも繋がり多くの偉人が先祖です。 鎌倉13人も頼朝と政子は傍系先祖ですが彼らの兄弟姉妹、義時と子供5人他が直系先祖でした。来年光る君も発表された24人の 安倍晴明の5代前が先祖の陰陽寮の陰陽頭の安倍道守。 藤原頼忠は兼家の従兄弟で息子が公任、藤原実質は同じく兼家のいとこの斉敏の息子。 清少納言の曾祖父の清原深養父と先祖の清原業恒が兄弟。 藤原惟規は先祖の紫式部の弟。 6人が傍系先祖、18人が直系先祖でした。 連休に廬山寺、興福寺、平等院、上賀茂神社、下鴨神社等、先祖の縁の地を巡りました。去年家系が判明し驚きの連続です。紫式部の娘の大弐三位こと藤原賢子の息子の高階為家が先祖で繋がってます。 紫式部が先祖と分かり女子としては嬉しいのですが、学生の頃は古文が大嫌いでした。改めて源氏物語を読もうと思ってます。長々と失礼致しました。
ものすごいバクチやね。 爆死か大ヒットか…
マジ((((゜д゜;))))ニ作品合戦場面しばらくナイナラ大河ドラマも進化したと思う!合戦場面したいナラ日本🎦映画や民放ドラマに海外🎦映画でも構わない!?
越前は一年中冬では無いですし、春夏秋は見違える程美しいです。京都も雪降りますし、盆地の方が寒いのでは? それに食べ物織物、都を支えるあらゆる物を作っている越前です。物資に恵まれています。 何より天皇、貴族、時の権力者がステータスとして欲しがった越前和紙は1500年前から作られています。 和紙を伝えたのは神話的伝説的になっている姫神ですが、皇族の子孫だと思います。 何しろ、色々天皇、貴族、源氏平氏の子孫が越前が好きで、自ら住み着いていましたよ。そのうちの一人が頼まれて継体天皇になりました。 ですから、年増になった紫式部は結婚で帰京したのでは? 私の家もそうですが、宮廷武士や○○天皇の子孫が身近に住んでいますよ。
越前は仰るとおり、歴史と文物に富む素晴らしい土地柄ですね。平安時代にも「大国」に位置づけられていましたから、式部の父・為時にとっては最高の赴任先でした。 ただし、式部自身が越前で詠んだ歌は、ひたすら都を恋うものばかりです。これは越前のせいではなく、当時の姫君の考え方として、「都が一番!」「地方へ行くなんて姫としてのステイタスが下がる!」という空気があったためでしょう。 何しろ、宇治育ちの大君中君でさえ「私たち田舎者は…」と劣等感に苦しんだくらいです。「平安京の中」で暮らすということは、それほどのステイタスだったのです。
万世一系の皇統 という点において大きなタブーを犯しているようにも思えるのですが、時の 一条天皇 もしっかり読まれているという事から( あくまで ものがたり ですけれども )それほどな禁忌ではなかったのか?( なぜ受け入れられていたのか?)の理由がちょっぴり分かるようにもなりました。式部さんも問題作っていう ものがたり を書こうとは思いませんでしたでしょうし。あるいは ものがたり 前提でそれはゆるされていたのでしょうかね? ただ 過去・現代 においての類似例は大いに参考にされたのでしょうね。 「垣間見」のところは『式部日記』にある 藤原公任 が 廂の間を覗きこまれて … あなかしこ このわたりに若紫やさぶらふ というシーンに繋げて読んでしまいます。 場面ごとの解説はその意義が分かりやすく解説されていて理解の助けになります👍
とても分かりやすい解説でした。「小柴垣の垣間見」という舞台がなかなかのシーンと言いますか、個人的には大好きなところです。現代ではギリギリセーフかアウト!? でも 桐壺・藤壺・若紫 の 似ている・似ている … は理解しやすい(しにくいと言われる方もいますけれど)ように思えますw。
聞くところによると、最近は研究書でも「このような覗く行為は現在では犯罪だが当時はそうとは考えられていなかった」云々と、注をつけたものが出現しているとか(^^;)