中村元 - 仏教とは ミリンダ王の問いの解説
●紀元前2世紀後半にインド北部を支配したギリシャ人の国王メナンドロス1世と仏教徒のナーガセーナとの仏教に関する問答の解説。
●この経典はブッダの語録ではありませんが、ギリシア人とインド人の文化や考え方の違いを通じて、仏教の基本思想である五蘊(ごうん)や縁起(えんぎ)、無我(むが)、涅槃(ねはん)等について説いており、ミャンマーでは仏典として扱われ、東南アジア諸国では仏教の教科書として用いられています。漢訳経典では那先比丘経と題されています。
●解説は中村元 先生(なかむら はじめ、1912.11.28-1999.10.10)
インド哲学の世界的権威で、多くの論文や著作を記され、東京大学教授、同大学文学部長、同大学名誉教授を歴任された後、東方学院の開設や比較思想学会を創設。世界各地で講演された他、NHKにも度々出演されました。
本動画は中村先生の著書「ミリンダ王の問い」に基づいています。
●中村元先生関連の動画を私のplaylist「中村元 Hajime Nakamura - ブッダ」に収めています。 • 中村元 Hajime Nakamura - ブッダ
●中村元先生の著書「ミリンダ王の問い」の主要な箇所を文字に起こしておられるサイトをご紹介します。ご参考まで。
one-zen-temple.blogspot.com/20...
●索引
ミリンダ王とは・・・・・00:00
パーリ語原典の朗読・・・08:31
ミリンダ王の来訪・・・・11:57
ナーガセーナとは何者か・13:41
五蘊について・・・・・・18:09
車とは・・・・・・・・・20:01
縁起によって起こる・・・23:21
無我説について・・・・・28:16
真の対論とは・・・・・・30:23
涅槃に入るとは・・・・・33:30
念仏の功徳・・・・・・・38:08
@KaoruGreenEmerald
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この動画をご覧いただいてありがとうございます。お礼にこの動画の中でご紹介しましたパーリ語の原典「The Milindapañho」(1880年にロンドンで発行)と、それを英訳した「The questions of King Milinda」(1890年にロンドンで発行)の全文を開示いたします。ご興味をお持ちの方は参照下さい。 パーリ語版 : archive.org/details/milindapahobeing00tren/page/n3/mode/2up 英語版 : archive.org/details/questionsofkingm01davi/page/n7/mode/2up
2年前から毎朝、聴いてますが毎回違う気づきがありとても有意義な時間を過ごすことが出来てます。とても感謝してます。ありがとうございます😊😭
大変貴重な動画をありがとうございます。このチャンネルと出会えてよかったです。
Happy Weekend dear Kaorun 🐧🌹
@KaoruGreenEmerald
5 жыл бұрын
Schönes Wochenende liebe Esther ❤❤
キリスト教で説く「悔い改めれば救われる」という思想はこの仏典にあったのですね。 念仏の力を観音経の他この仏典でも認めていることは勉強になった。
中村元講義を聴けるのは、たいへんに嬉しいです。 おばあちゃんなので、パーリ語経典の紙版があると助かるなあと思いました。いやいや、贅沢な望みかなあとも思ったりします。
ミリンダ王の問いは、昔、NHK の番組▪シルクロードでも紹介されていた。学生の頃なので、かなり昔の事だと思う。
アショカ王は聞いたことがあります。ミリンダ王も聞いたことがありますが、この話は難しいですが、goodです。
@KaoruGreenEmerald
5 жыл бұрын
n oritoさん、こんばんは(^_^)/ はい。奥の深い問答なので、まだ消化できてません。 調べの途中でパーリ語の仏典に出会えたことがうれしいです。 コメント下さってありがとうございます。
これこそ今の世に引き継がれている感覚ですよね、倫理観であり概念。この説話が原点、ファンが集まったり物事が積み上がる原点。だと思います、ちゃいまっか？
仏法ここにあり