軽便鉄道『 遊覧走行-5 』旧 頸城鉄道 くびき野レールパーク DC92 ディーゼル機関車 ホジ3 ト5 ハ6 新潟県 上越市 頸城区 百間町

年間5回のみ開催される、くびき野レールパーク。
2023年最後の定期開催日である、10月14.15日の二日連続で5回目が開催された。
天候は14日晴れ(22℃)、15日は生憎の雨(19℃)模様となった。
保存車輌のホジ3は雨漏りもある。
ハ6も板金の歪みや、簡易補修なのか屋根にテープ補修された部分があり、その剥がれも見られ、屋外上部の修繕が課題となっている。
今回の動画は14日の午後に行われた遊覧走行-5をご覧頂きます。
【 解説 】
1971年(昭和46年)旧 頸城鉄道廃線。
2004年(平成20年) 兵庫県六甲山中にて旧 頸城鉄道の車輌を発見。その後、旧頸城村に里帰りした。
2008年(平成20年)10月にくびき野レールパークがオープン。
2023年(令和5年)旧客車庫と旧頸城鉄道本社の二棟が国登録有形文化財に指定された。
《 保存車両 》
DC92 ディーゼル機関車
1954年(昭和29年)福島県の協三工業にて製造。
2007年(平成19年)動体復活。
脚周りは、今は無き蒸気機関車1号機の動輪を採用しているので、動画でも注目して欲しい部位である。
内燃客車 ホジ3
1914年(大正3年)日本車輌製造で元々は特別客車ホトク1で日本初のお座敷客車の説あり。
これにエンジンを搭載して自走出来る客車に改造したものである。
1932年(昭和7年)頸城鉄道工場にて改造。
1951年(昭和26年)ディーゼルエンジンに換装し、翌年には密閉式の車体に改造された。
1971年(昭和46年)
ホジ3は頸城鉄道の廃線直前に車との事故に遭い、フロント部分の破損により、本来フロント側面下部のデザインは掻き込みデザインが前後左右に見られるが、廃線直前の出来事でもあり、下部端末の掻き込みを復活させずに直線的に木部フロント板張り修繕を施されていた。
因みにフロントバルブ周りにも事故の影響で破損し、前後のデザインを見比べるとフロントだけ違うものに仕上がっている。
オリジナルは現在でも後ろ側にて確認が出来る。
2012年(平成24年)10月新しくディーゼルエンジンを載せて動体復活を果たしている。
無蓋貨車 ト5
1914年(大正3年)日本車輌製造。
2011年(平成23年)外装復元。
二軸客車 ハ6
1911年(明治44年)新潟鉄工所製造の説など諸説ある。
元々は魚沼鉄道の木造二軸客車ロハ1で二等と三等の合造車だった。
現在でも魚沼鉄道時代の合造車の仕切りの跡が残る。
1949年(昭和24年)頸城鉄道ハ6となる。
2006年(平成18年)外装復元。
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