共依存を考えるとき、そもそもの依存が重要になってきます。
今回の動画は、依存を整理したうえで、共依存を見ていく内容になっております。以下、補足解説。
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12巻からは、八幡は彼女たちに自発的に接触することが多くなっていきます。しかし、慎重であることは間違いありません。
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動画ではカットしましたが、八幡にとって、「支えてもらうこと」が「依存」であるというのは、厳密には間違いです。 彼のよく言う言葉に、業務委託やらアウトソーシングやらがあります。 つまり、彼自身、手段的に何かに支えてもらうことは、許容しています。 換言すれば、目的が別にあって、対価を払い、合理的にそれを利用することは、彼にとって依存ではありません。支えてもらうことそのものが目的になって、その恩恵を甘受してしまうことが八幡にとって依存と言えます。
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支え合うという点で言うなら、地味に重要なのは、6巻（文化祭編）です。雪ノ下雪乃が、実はそれほど自律的な存在ではないことが行為から描写されており、11巻以降の依存というキーワードに繋がっていく分水嶺になっている巻です。 彼女は6巻で「壁にもたれかかっている」ことが多いです。これは、5巻以前では（管見する限り）見られません。これは、彼女が1人で立てなくなっている状態を暗示しており、14巻の「一人でも立てる」という八幡の傍白と対比の関係にあります。彼女の成長がうかがえますね。
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