YONAGUNI ISLAND 2022 February

To your nostalgia.
2月に与那国島と台湾の東引島とオンライン交流会がありました。その時に、東引島の方々へ向けて制作した与那国紹介動画です。15分尺に納めなければいけなかったので、たんたんと島の日常が過ぎていきます。観光向けの紹介動画とは違ったその時の与那国を味わってほしくてつくりました。
与那国島の冬は雨季。
晴れの日少なく、どんよりした毎日。雨風強い中で草を食む牛、与那国馬。
冬から春にかけては黒糖の原料となるサトウキビ刈りの季節。キビを山盛り乗せたトラックが島を走り回る。
年中半袖短パンの島の子供たちは、久しぶりの晴れの日に心躍らせ学校帰りに海へ行く。
黒潮流れる与那国島は、ここでしか生まれない美味しい海塩が焚き火でじっくり手塩にかけてつくられる。
言わずも知れた与那国島の泡盛は60度の花酒をつくることを許された島。昔から人もあの世も神様もこの島酒が繋いできた。
人の別れに唄と三線鳴り響く、おじぃおばぁが手を合わせ紡ぐは失われつつある島言葉。
太鼓の音が響けば祭りの合図、大人子供が駆け寄るその中心に獅子が舞い踊る。
シティ祭(毎年旧暦8,9月に行われる厄除けの祈願祭)
水平線に沈まぬ夕日は、日本最後の西陽で島を照らしながら台湾の山陰に吸い込まれていく。
はしっこの小さな島
おだやかな日常
いつまでも、いつまでも、
私たちの島がここに在りますように。
Special Thanks
あらーぐ ふがらさゆー
比川小学校のみなさん
与那国海塩有限会社
崎元酒造
K・I さん
与那国島のみなさん

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