土岐市 流鏑馬 妻木町 八幡神社 2023-10-08

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八幡神社(黒田正直宮司)と、
土岐市流鏑馬行事保存会(渡辺慶信会長)は、
土岐市指定無形文化財の
「流鏑馬」(やぶさめ)神事を、
八幡神社(岐阜県土岐市妻木町)に奉納した。
あいにくの雨天に見舞われたが、
少年騎手らは勇ましく馬を走らせた。
八幡神社の流鏑馬は、
江戸時代初期の元和9(1623)年に、
妻木の領主だった妻木雅楽助家頼
(旗本7500石)が旅所を造営し、馬1頭を、
八幡神社に寄進したことが始まりとされる。
そのため、今年、令和5(2023)年は、
400年の節目の年に当たるため、
「流鏑馬四〇〇年祭」と銘打った。
明治3(1870)年を最後に、
流鏑馬は廃絶したが、
明治14(1881)年に再興。
明治14(1881)年の再開以降、
矢を射らない、弓を引くだけの流鏑馬
(弓取り式)を行ってきたが、
平成30(2018)年からは、
矢を上空へ放つようになり、
さらに令和2(2020)年からは、的を設置し、
馬を静止させた状態だけではなく、
走らせた状態からの騎射も行うようになった。
そのため、令和4(2022)年から、
「馬上射芸」を正式に復活させた。
平成30(2018)年に、
サラブレッドから木曽馬に変更。
今年の馬は9頭で、
土岐市流鏑馬行事保存会が飼育している
木曽馬「新一」と、木曽馬の里木曽馬乗馬センター
(長野県木曽郡木曽町)が所有する木曽馬7頭、
三国ウエスト農場(愛知県瀬戸市)が所有する
道産子(北海道和種)「松風」1頭に騎乗した。
流鏑馬の少年騎手(乗り子)と、
お神楽の巫女(みこ)は、
土岐市立妻木小学校の5・6年生が務めた。
馬を走らせながら矢を放つ「馬上射芸」は、
流鏑馬保存会指導部の中学生1人と、
高校生4人の合計5人が披露した。

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