2つの疑問。リーランドは、ケーンの仕打ちを、brutal thingとかbehave like a swineとか表現してるし、バーンスタインも似たようなことを言っている。これは、解雇して、充分すぎる年金を与えることを指すんだろうか? もう一つは、ローズバッド。これは、ケーンが後見人サッチャーを殴打した雪ゾリのメーカーの名前だった。……彼はいつ、それを手に入れたんだろうか? 少なくとも、リーランドは、それを知っていた。何故なら、リーランドは、ケーンに、その雪ゾリを発見する筈だった夜に、スーザン アレキサンダー出会ったと、語らせているからである。彼は、エミリーノートンと同じダンス教室に通っていた。ことによるとつきあっていたのかもしれない。 ケーンが最初に、ローズバッドとつぶやいたとき、そのとき、彼は、彼が旅立ったときの母の心情を理解したのだろう。そして、二度目に、発せられたその言葉は、リーランドへのメッセージではなかったのか? スーザンへの酷評をケーンが完成したのとは反対に、彼の秘められた意図を持ったストーリーを、リーランドが完成した、と僕は考えている。
Пікірлер: 21
監督がこの映画を制作するに当たって一番着想で影響を受けたのは映画「資本家ゴルダー」です。
サン・テグジュペリの「星の王子さま」的な薔薇っぽい
こんなすごい解説をただで聞けるのに、まだ5万人しか聞いてないんなて、なんとまぁもったいない
最近息子(と言っても30代ですが)にこの映画を見せたところ、仕事が忙しくて普段あまり映画など見ないにも拘わらず没入して最後まで見て「面白いな」の一言。その前夜「シャイニング」も同様でした。チャップリンの「キッド」や「黄金強時代」は今でも見るたびに笑い、泣けます。よい作品は年月を越えると思います。
町山さんの話し聞くと、毎回納得できる
「ローズバッド」と「薔薇物語」。なるほどな〜と納得し、感心しました。
10:30 若い頃の市民ケーンはディカプリオそっくり。 やっぱり!!
町山さんの解説はいつも具体的な事実に基づいてるから説得力がある。
刀剣乱舞のネタも知ってる町山さんw
2つの疑問。リーランドは、ケーンの仕打ちを、brutal thingとかbehave like a swineとか表現してるし、バーンスタインも似たようなことを言っている。これは、解雇して、充分すぎる年金を与えることを指すんだろうか? もう一つは、ローズバッド。これは、ケーンが後見人サッチャーを殴打した雪ゾリのメーカーの名前だった。……彼はいつ、それを手に入れたんだろうか? 少なくとも、リーランドは、それを知っていた。何故なら、リーランドは、ケーンに、その雪ゾリを発見する筈だった夜に、スーザン アレキサンダー出会ったと、語らせているからである。彼は、エミリーノートンと同じダンス教室に通っていた。ことによるとつきあっていたのかもしれない。 ケーンが最初に、ローズバッドとつぶやいたとき、そのとき、彼は、彼が旅立ったときの母の心情を理解したのだろう。そして、二度目に、発せられたその言葉は、リーランドへのメッセージではなかったのか? スーザンへの酷評をケーンが完成したのとは反対に、彼の秘められた意図を持ったストーリーを、リーランドが完成した、と僕は考えている。
この映画を今の時代に見て何がそんなに凄いん?って思うのはごく当たり前よな。後の映画に真似されちゃってるんだもん。元祖が画期的に見えなくなるのはある意味当然。 ただこの作品は見ておいて損はない。少なくとも映画ファンなら。
@user-bc7vf4iq3k
Ай бұрын
凄いとか凄くないとかいうより、色んな見方を楽しめるのがこの作品の面白いところ。そういう意味ではまだ新作です。映画史的評価は100年後です。
アメリカの「全て」を描写したから、「アメリカ」に嫌われた映画🎞🎬🎦あの時代で、それを表現したオーソンウェールズ。
@user-bc7vf4iq3k
Ай бұрын
私はアメリカ映画の全てを描写したからだと思います
最強の「映画解説者」。著述でもっと凄い人はいるかもしれないが、映画を語るという事においては、町山さんより優れた人を知らない。「ローズバッド」の解釈には唸った。マリオンデイビスの…で思考停止してた
@user-bc7vf4iq3k
Ай бұрын
有名な逸話ですよ
米アニメの『タイニー・トゥーンズ』を観ていたら『市民ケーン』のパロディ回で '(第13話『Citizen Max』)驚いた。 大人向けアニメとも思えないし、あれは観ているアメリカの子供もちゃんと 判っているんだろうなぁ。
ナイトクラブのネオンと屋上にカメラが移動するシーンは、風景がミニチュアに思えるが。
@user-bc7vf4iq3k
Ай бұрын
ミニチュアが使用されていると思います。雷ピカッで室内に入る場面が面白い。