※1/11 午前0時51分追記 入管法24条4号の2が適用されないことについては、今回は威力業務妨害罪の罰金刑であるということもそうですが、ジョニーソマリ氏が短期滞在の在留資格である場合にも適用される余地はありません。 また、話題になったXのポストにあわせて「再入国」という言葉を使いましたが、正確には一度出国した後の「上陸」です。なお、法務大臣の裁量で上陸拒否がなされる可能性はあります。 ※R6.1.22午前9時頃に大阪出入国在留管理局　調査第二部門に、念のため以下のとおり問い合わせました。 「刑事裁判中にオーバーステイになった場合、罰金刑を受けたときは退去強制の対象にならないと思うが、裁判が終わったらそのまま入管の収容施設に収容されるという理解をしているが合っているか」 →入管「その認識で良い」 「その場合、強制退去の対象になるか、出国命令の対象になるかという問題があると思うが、出国命令の場合「自ら出頭」の要件が必要であるところ、当該要件を満たさないから出国命令の対象にはならないと理解しているが良いか」 →入管「その認識で良い」 「一時期話題になったジョニーソマリ氏は出国命令の対象にならないということで良いか」 →入管「そのとおり」 www.moj.go.jp/isa/about/region/osaka/index.html?hl=ja 普段は人事労務に関する投稿をしております。 ショート動画では「毎日サクッと労働裁判例」というシリーズを毎日更新しておりますので、チャンネル登録していただけますと大変励みになります。

@user-jh4op9re8x

6 ай бұрын

有罪が確定する前は無罪と推定されるのに、ビザ更新は認められないって理不尽

@bengoshun

6 ай бұрын

@@user-jh4op9re8x コメントありがとうございます。 その点については批判されることもありますね。 制度上は逮捕されたことが在留期間の更新等の際に不利な事情として考慮されてしまいます。

国外追放はともかく、再入国の是非(入国時の役所の裁量で実際はどうなってるのか)は気になっておりました！

@bengoshun

6 ай бұрын

コメントありがとうございます！ お役に立てたのであれば光栄です。

質問なのですが、ソマリさんの在留資格が短期滞在なら、判決の時点でオーバーステイになって、入管法24条4号ロに当てはまることはないのでしょうか？？？

@bengoshun

6 ай бұрын

ご質問ありがとうございます。 在留資格がはっきりしないので触れませんでしたが、短期滞在であれば更新が認められることもないでしょうから、彼が逮捕された時期的にオーバーステイになっていると思われます。 そのため、おっしゃるとおり、入管法24条4号ロの退去強制事由に該当し、同法5条1項9号ロにより退去日から5年間は上陸できないということになるかと思います。

@bengoshun

6 ай бұрын

@@diwalinishishi8047 コメントありがとうございます。 出国命令の場合は１年入国できないということについてはおっしゃるとおりです。 もっとも、出国命令の要件の一つとして「自ら出入国在留管理署に出頭した」ことが必要です。 オーバーステイとなっている者については、判決の際に法廷からそのまま入管の収容施設に収容されるため、「自ら」の要件を満たさないです。 彼が静かなのは現在収容されていることによると思われます。

日本で無賃乗車する様子などを撮影した動画を公開した外国人ユーチューバー フィディアス・パナイオトゥ氏についても解説お願いしたいです。