皆さん、こんにちは。株式会社火燵です。
▼KZread分析ツール
kotatsu.tv/
今日は「誰でも簡単！プロレベル！動画広告のデザイン作成方法」ということでお伝えしてきます。明日からデザイン性が高い動画がどうしても仕事で必要という方、ぜひチェックしてみてください。
0:00 概要説明
1:00 この動画上の「構図」と「デザイン」の定義
1:35 サンプル動画１「和香園茶舗の動画広告」
2:26 サンプル動画１のデザイン方法を説明
6:09 「構図」の参考を探すポイント
7:48 「デザイン」の参考を探すポイント
9:42 サンプル動画２「某社スニーカー動画広告 A」
10:37 サンプル動画３「某社スニーカー動画広告B」
11:19 まとめ
◆この動画で紹介する「動画広告のデザイン方法」
私たちが紹介する動画広告のデザイン方法は、動画のデザインを「構図」と「デザイン」に分けて考えてそれぞれの参考となるものを画像検索して、お手本を用意します。そこから、お手本を、それぞれの要素に分解して、抽出して作成するというです。かなり難しいこと書いてますけども、この方法を使うと才能やセンス、経験に関係なくプロレベルのデザインを作れます。お手本画像はランディングページのまとめサイトで探します。参考となる「構図」と「デザイン」をそれぞれ別々に探して、ここから必要な要素をピックアップしていく方法です。別々に探すので著作権違反をすることにはほぼの場合なりません。
◆まずはこの２つのキーワードを覚えておいてください。(1:23)
「構図」と「デザイン」です。この二つのキーワードの概念をしっかり頭の中に入れておいてください。１つ目が「構図」とは何か？ここでは、素材や文字の大きさ位置は「構図」という概念に当てはまると思ってください。2つ目、「デザイン」とは何か？いうとこですけども、ここでは、色、素材、テイスト、フォントなどが「デザイン」の概念に当てはまると思ってください。「デザイン」は「構図」以外の全ての要素をさします。この動画内では、この2つの概念「構図」という言葉と「デザイン」という言葉が上記のように設定されていることを必ず頭の中に入れといてください。
◆サンプル動画で紹介１
動画の 1:35 をご覧ください。このデザイン方法で作った動画です。和香園茶舗という架空のsns動画広告ですので、実在しないお茶屋さんの動画になります。尺は１分の動画です。こちらは100% 、Adobe Stock の素材で作っています。この、サンプル動画１が、どのように作成したかについて分解して説明していきます。
(2:48)
シーンは１から４番までで構成されています。シーン１と４、２と３ってのが似たような「構図」になってます。
(3:03)
サンプル動画１の制作で参考にしたLPは２つです。左側が「構図」参考で、右側が「デザイン」です。今回はスマホ用の縦長動画を作成することを意識してLPを選んでます。JPから縦長に参考を切り取る作業を行います。皆さんも、自分が作成する動画が、横長なのか？縦長なのか？で参考するLPを選んでください。「構図」の参考、「デザイン」の参考、それぞれ1つ以上選びます。
◆シーン１の「構図」参考の解説(3:40)
作業の順序としては「構図」から決定して「デザイン」を当てはめていくという作業順序になります。「構図」参考のスクショが左側です。そこから作成した「構図」が右側になります。「構図」参考から、構図を確定する際は表示画面に対して文字の面積率は忠実か？配置された位置は忠実か？ということを、しっかりと確認してください。完成した「構図」に対して次は「デザイン」の参考を検討します。
◆シーン１の「デザイン」参考の解説(4:15)
左側の決定した「構図」に対して「デザイン」の要素をピックアップして「構図」に配置していくという作業になります。ここで大事なのが作成した「構図」に対して「デザイン」を忠実に当てはめるという事です。面積や位置は直さないでください。コンテンツの数も増やしたり減らしたりしないでください。配色はスポイトで正確にとってください。フォントも同じフォントか似たフォントで雰囲気を忠実に再現します。写真や映像素材の雰囲気は必ず寄せるように加工していくということになります。最初は特に、「忠実に当てはめる、再現する」てことを大事に作業して見てください。
◆シーン２の「構図」参考の解説 (4:55)
左側が「構図」の参考スクショ。上下に写真があって中ほどに文字要素がある帯がある感じの画像です。右側が確定した「構図」です。上記と同じですが、文字の面積や配置場所、どの位置に素材が配置されているか忠実さをしっかりと確認してください。
◆シーン２の「デザイン」参考の解説( 5:08)
シーン２の「デザイン」作成についてです。シーン１と同じやり方です。同じように作成した「構図」に「デザイン」を忠実に再現、当てはめていく作業になります。シーン３、４も同じ方法ですので説明は省きます。
◆シーンが完成したら
シーンが全て完成したら、ファイル形式はなんでも構いません。それぞれ編集ソフトに読み込んで必要に応じて、アニメーションやトランジッションを加えて思い通りの動画にしてください。
◆「構図」の参考を探すときのポイント
１）LPから必要な縦横比で切り出す
LPをどの形で切り出すかは、皆さんが作る動画の縦横比で決めましょう。
１６対９、９対１６、１対１、公開するサイトやSNSの仕様で確認しましょう。
２）LPのどの部分を参考にするか
動画のオープニング部分は、LPのメイン部分。要するにLPの一番上です。動画広告は最初が肝心です。LPも一番最初に力が入ってることが多いです。動画の中盤部分はLPの真ん中部分ですね。商品の詳細とか説明をしてる部分ですね。こちらから切り出すのがベストです。理由としては、動画の時間軸がLPの上から下へのスクロールの流れによく似ているというところです。動画の起床転結がLPの上から下の流れにぴったり合います。それぞれに物語やストーリーがあるのです。動画のオープニングはランディングページの最初から、説明はランディングページの中盤から選ぶのがおすすめです。文字量や雰囲気が似るため、「構図」と「デザイン」の参考を探すのが楽になります。
３）「構図」参考は全く違うLPからスクショ取ってきてもOK
「構図」参考に関してはLPが全てバラバラでもOKです。文字数やレイヤー数であるものがあれば、バラバラのLPから決めてOKです。全て同じLPから決める必要はないです。
◆「デザイン」の参考を探すときのポイント
１）「デザイン」参考で迷うならペルソナ設定
「デザイン」参考が決められないなら「ペルソナ設定」を行いましょう。ターゲットが女性か男性か。年齢は？趣味、仕事は？趣向は？どんな人に向けてアピールする動画なのか？そう言った設定を行えば、必然的にターゲットに見せるべきデザインが固まって迷わなくなります。例えば４０代女性と20代男性で夜遊びに行くのが好きな人では配色やデザイン、テイストが大きく異なると思います。前者は落ち着いた配色、後者は少し派手配色になるでしょう。そういった形で
選んで行くと迷わずに作業できます。
◆著作権違反は厳禁気をつける
「参考」にするという事と「盗む」ことは違います。前者は著作者の許可が不要です。後者は違法行為です。「参考」でも、結果的に全て真似をすると著作権違反の可能性が大いにありますので「構図」と「デザイン」で分けて、参考にすることでオリジナルの作品の盗用にならないように細心の注意をはらいます。
◆サンプル動画２(10:06)
こちらのサンプル動画２は「構図」参考と「デザイン」参考をそれぞれ同一のLPで作成しています。商材が白と黒のみで展開するスニーカーになりますので、スタイリッシュでシンプルなイメージというのをLPに求めた形になりました。
◆サンプル動画３(11:07)
こちらのサンプル動画３は、サンプル動画２と、同じ商材(スニーカー)で動画を作ってます。「構図」参考と「デザイン」参考のLPも同じものです。こちら誰でも知ってる、有名な代理店さんですね。素晴らしいクリエイティブです。実際に作成した動画が上側、下側が参考にしたLPになります。
◆最後に
プロのデザイナーさんが活躍してるのは理論研究と現場実践の積み重ねがあるからです。技術のみならず作業スピードも一流であるには、長年の経験は必須です。そこには血の滲むような努力や、膨大な時間をかけたから成立する工夫があります。この方法では既にあるプロのノウハウが凝縮された実例作品から要素を分解して、そこから「各参考」を「抽出」してある一定のクオリティを担保するというやり方になります。要素を切り分けて選択するという行為だけで良いデザインを作ることができるというのがこの技の良い所になります。しかし、著作権違反は絶対にあってはいけません。LPをご覧になる際はそのLPの利用規約を必ずチェックして作業されることをお勧めします。
不明点は連絡ください。
その際はチャンネル登録をお忘れなく。
#動画広告​ #動画内製化​ #デザイン​
▼株式会社火燵のWEBサイト
kotatsu.info/