シラハマ校舎 Room-83

Музыка

近隣に住みながら世情に疎い私は、6年経ったと言う廃校利用の施設を今日に成って訪れた。探訪と写真を撮りたかったと言うのが目的だった。遠くから数枚撮っている内、最初に、点在する宿泊施設と思われるコティジの準備をされている方に出会った。「どうぞ、中に入って観ていって下さい。他の方の工房もありますが、今、開けているのは、私の作品等が展示されているブース(教室)がありますから観てって下さい」と快く促された。平屋の旧校舎の中に入った。五月晴れの光が校舎の窓から注ぎ、コントラストが強い。校舎という長い年月を経て、そして、それぞれの固有のブースに6年と言う月日が流れていた。撮りたい場所を撮った。声を掛けてくれた主のブース(教室)は、"Room-83"と名付けられていた。何をされている方か、全く前理解が無く訪れたが流木アートをされていた方だったようだ。唯一、開放された入口から見えるライティングに誘われるように中に入りながらデジカメの動画ボタンを押した。ワンカットで撮れるだろうか?と思いながら。
 それがこの映像だ。数々の拾われてきた流木、骨、小石、レーザーで刻印された文字や図形、そして色紙などには、意味があった、それは、後で窓の外に置かれていた一台の車を観て了解した。
 私が心を惹かれたのは、ドイツ語で書かれた額装された黄色いポスターだった。ルンガッハ ハープ(コンサートハープ)の演奏会であろうか、ヘンデル、ボッケリーニ、クリストフ・シャフラート、アルバート・ローゼル、そして、デ・ファリャの名前があった。
 貴重な物もあったろうに、最後まで主は、表で作業を続けていた。帰り間際に、動画を撮ったが、KZreadに挙げて構わないかを尋ねると、快諾された。そこで、黄色いポスターに書かれていた、マニエル・デ・ファリャのピアノ作品をBGMにしようと心に決めた。帰って、リカルド・レケホ演奏のファリャのピアノ作品全集のCDを掛け、VT62PPで二つの樽スピーカーを鳴らして採録し、映像に貼り付けた。
 つまりは、ファリャの音楽を聴くために"Room-83"の映像を使わして頂いた事になる。
撮影機材:Sony Cyber shot DSC -RX100 撮影場所:シラハマ校舎
音声は、窓を開けて採録しているので、鳥の声や、車が通った音が記録されている(笑)私の映像音声は、収益が目的では無いので、ほぼ、著作権に抵触するものばかりだ(笑)
Sony DVP S-7000 / Dyna Pre / LINE TRANSFORMER TAMURA 600Ω : 600Ω by Shigeo Fujimori / VT45PP (4WX4W) by by Tadao Suzuki & Kouichi Harada / 左: 北日本音響 10cm F00106H2 右 : Technics EAS-10F10 / 15L ワイン樽
採録:スマホ HUAWEI EVA-L09 モノーラル機種 空気録音

Пікірлер

    Келесі