手術において患者が「予期せぬ死亡」  高知医療センター“医療事故調査制度”初適用し原因究明へ

高知医療センターは今年6月に手術において”予期しない患者が死亡する事故”があったと発表しました。センターは「医療事故調査制度」を初めて適用し、原因究明にあたるとしています。
高知医療センターによりますと今年6月、手術において患者が合併症を引き起こし、死亡したということです。死亡した原因は分かっておらず、患者の年代や性別についても調査中だとして明らかにしていません。
高知医療センターは2015年の医療法の改正に基づきスタートした「医療事故調査制度」を初めて適用し、今後、原因を究明するため院内の調査委員会と共に、外部の医師に委員を委嘱し、調査を進めるとしています。
高知医療センターでは手術や検査、処置など、医療行為に伴う合併症や副作用は公表対象の医療事故ではないということですが、今回の事故については報告書が完成次第、速やかに報告し再発防止に努めるとしています。
このほか、今年上半期に点滴台を押して院内の廊下を歩いていた患者が転倒し死亡した事故など合わせて3件が県・高知市病院企業団議会議員協議会の中で報告されました。

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