四万温泉は、草津・伊香保とともに「上毛三名湯」に数えられ、四万（よんまん）の病に効く伝説の湯。宮城県の峩々温泉、大分県の湯平温泉と共に、胃腸病に効く「日本三大胃腸病の名湯」と呼ばれており、上毛かるたでも「世のちり洗う四万温泉」と詠われている。
1954年（昭和29年）には酸ヶ湯（青森県）・日光湯元温泉（栃木県）と共に国民保養温泉地の第1号に指定されている。今回宿泊した四万やまぐち館は江戸延宝年間に創業した老舗旅館。「南無妙法蓮華経」のお題目を刻んだ大岩があるお題目大露天ぶろ、温泉薬師様がまつられている薬師の湯など七つのお風呂が楽しめます。清流四万川に沿って建っており、客室やロビー、露天風呂からその渓谷美を眺めることができます。
女将の紙芝居も楽しい。女将の巧妙なトークと、「マッチ売りの少女」の紙芝居など、昭和レトロな嗜好が満載の旅館です。
帰りに、『千と千尋の神隠し』の「油屋」のモデルになったのではないかという老舗旅館「積善館」を見学。そして、見たこともない程の鮮やかな碧い色「四万ブルー」に染まる奥四万湖や、数万年もの長い月日をかけて、自然が作り出した大彫刻「四万の甌穴群」など自然を満喫。
[目次]
00:00 四万温泉に向けて出発
00:29 今回の旅行の訪問地紹介
01:23四万温泉に到着
02:21 四万やまぐち館に到着
03:32 四万やまぐち館ルームツアー
04:00 和洋室特別室「そよ風」紹介
10:30 部屋付き半露天風呂
11:34 「お題目大露天風呂」「渓流露天四万川の湯」「薬師の湯」紹介
14:55 女将の紙芝居
17:01 「谷の茶屋」での夕食
20:09 夜の部屋付き半露天風呂
20:57 朝食
22:02 「積善館」
23:03 奥四万湖「四万ブルー」
25:21 四万の「甌穴群」