山本周五郎の感動短編 『新三郎親子』 朗読七味春五郎 発行元丸竹書房
※夕方に配信した動画の、二と三がいれかわっておりましたので、新たに作成し直しております。すでにお聞きなられた視聴者の皆さん、まことに済みませんでした。教えてくださったみなさん、ありがとうございます😀
1933年(昭和8年)8月 『キング』
著者の物語には度々登場の、池田光政、今回は君臣ではなく、親子のお話。
江戸にて、儒者の叔父に、文武にきびしくしつけられた新三郎は、叔父の死の間際に、実の父が生きていたことを知らされる。父の在は岡山。母・津禰は父親についてはかたくなに語らず、岡山に住んでのちも、父の居所を明かそうとはしなかった。
侍の母のいきざまを描く、山本周五郎戦前の名品。
■登場人物
平井新三郎……江戸で育った文武両道の青年。父に会うために岡山へくる。
津禰……新三郎の母。父親は死んでいたと息子には伝えていた。
貞江……勘兵衛に娘。隣りに越してきたことから、新三郎親子の世話を焼くように。
永松勘兵衛……池田藩士。
江神楚雲……新三郎の叔父で、儒者。江戸で親子の面倒をみる。
池田光政……岡山藩主
林田一馬、山県祐八、小野佐次郎……岡山藩士。新三郎にいんねんをつける。
■用語集
潮垂れた……みすぼらしいようす
怒罵……ドバ・怒り罵ること
凡手……ボンシュ・平凡な腕
膝下……シッカ・自分の庇護
落魄……ラクハク・おちぶれること
厚志……コウシ・深い思いやりの気持ち
凡下……ボンゲ・平凡
稟質……ひんしつ・天から受けた性質
陋巷……ロウコウ・狭くむさ苦しいまち
香盒……コウゴウ・香を入れる小さな容器
不為……フタメ・ためにならないこと
矢頃……ヤゴロ・矢を射るのにちょうど良い距離
不念……ブネン・不注意
直裁……チョクサイ・当人が直接採決すること
■この動画の目次
0:00 新三郎親子 一
新三郎親子 二
新三郎親子 三
新三郎親子 四
新三郎親子 五
新三郎親子 六
新三郎親子 七
新三郎親子 八
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#山本周五郎#時代劇#三年目
Пікірлер: 4
武士とは… 物語とは言え山本周五郎先生の作品にはそこここに武士道の根本が描かれていますね 古の良き武士の我慢感服いたしました
このお話しの筋は、この上もなく大好きな内容でございます。 もう何回も朗読をお聴きして、何度も胸を熱くして目頭も熱くなっております。 良いお話しを聴かせて頂きまして、誠に有難う御座います。
@音本
11 ай бұрын
ご視聴ありがとうございます😀わたしもすきな作品でして、いま岡山にいるので、ますます感情移入してしまいました😀
クリーンなお話でした。昔はこう言う素直な作品が多かったですね。