人質司法の闇と黙秘権~「ガキ」呼ばわる取調べ動画あり【裁判から見える日本の現実① CALL4×デモクラシータイムス】20240702
「ガキ」呼ばわり、執拗な侮蔑と嘲りで挑発し黙秘を突破しようという56時間に及ぶ検事の取調べ。2024年7月18日、東京地裁は黙秘権保障の趣旨に反する検事の取調べ等を違法として110万円の国家賠償を認めました。その事件の詳細をお届けします。
公共訴訟を支援するプラットフォームCALL4とコラボして、訴訟の当事者と代理人に話を聞きながら日本の闇を解剖していきます。
第一回のテーマは、大川原化工機事件、プレサンス事件で注目される「人質司法」。誰でも突然直面するかもしれない日本の刑事司法のリアル、いったん被疑者被告人になると、捜査側のストーリーに沿う供述をしない限りいつまでも身柄を拘束されるという日本の現実を取り上げます。
みなさんは、密室の取り調べはどんなものか見聞きしたことがありますか。
検察官は机も叩くし、事件とは関係のない人格批判、仕事振りへの罵倒、皮肉、あざけり、家族や弁護人への信頼を傷つける揶揄、要は、こころのやわらかいところを抉ることばの言いたい放題。そもそも日本では、「黙秘権」が守られていません。
今回は、実際の取り調べの録画の一部も見ながら、「人質司法」に捕らわれた当事者江口さんが黙秘権を侵害され虚偽自白に追い込まれるシステムの実情をリアルに話し、江口さんの弁護人、黙秘権を問う訴訟の代理人である宮村さんが問題の構造を解説します。
取調べ映像はこちら➡ • 川村政史検事による取調べ動画(法廷再生版)
出演者は、
宮村啓太(日本の黙秘権を問う訴訟・代理人)
江口大和(日本の黙秘権を問う訴訟・原告)
井桁大介(CALL4副代表/弁護士)
丸山央里絵(CALL4共同代表)
2024年7月2日 収録
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★江口さんの取り調べ時の動画はこちらからご覧になれます
• 川村政史検事による取調べ動画(法廷再生版)
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Пікірлер: 55
とてもとても良い番組でした。人質司法はかなり問題のあるものだと知っていましたが、具体的に分かりました。
重い議題でしたが升味さんの明るい司会で良かったです。
日本国憲法があるのに人質司法に違憲判決が出ないのはなぜですか?
休日の2回目の配信✨
人質司法は、裏金問題と並ぶ大テーマになるでしょうね。
単に爪を剥がすような拷問道具が使われないだけの拷問ですね。
この取調官はパワハラしていますよね? 録音していることを承知で言っているなら尚更おかしいと思います。取調をするに罵詈雑言を浴びせて勾留することしか方法がない日本は異常だと思います。司法・検察はいったい誰のためにあるのでしょうか。検察がこんなレベルだからアベも逮捕出来なかったんだと思います。この国は本当に人権軽視が酷いと思います🙇
CALL4……若い人がなんと頼もしい動きを……。
検察官は恐ろしい人達ですね、人として軽蔑します。
今三権分立が機能して無い
精神科の強制入院とかと似てる、、、、
カルゴス ゴーンさんも(海外逃亡は違反ではあるが)日本の人質手法には本当に参ったらしい
取調べの模様は容疑者や被告となった人からの証言で聞くことはありますが、実際に映像で見るとあまり酷いの一言。。
過酷な処遇に耐えかねたカルロスゴーン氏の「逃亡」も、当時は日本中が彼を「極悪非道な奴」と非難しましたが、極悪非道なのは「人質司法」に代表される日本の刑事司法だったのです。
大変良い企画でした
ありましたね、その事件。足利事件を雪冤した弁護人が担当した事件でした。真犯人の無罪を主張したジャーナリストが少なからずいました。
冤罪の記録はいろいろ読んだけれども、取り調べ室での恐怖は、とても追体験できるものではないのだろうな。
今更ながら酷い国ということがわかりました。黙秘権も無視、また政権側は公選法違反も許されるなど無茶苦茶でごじゃる。いずれ天罰が下ることを望みます。良い番組でした。
ありがとうございます!
結論ありきの操作では冤罪が生じるのは当然。