ルーマニア発着の大西洋直行便20年ぶり 米国路線就航で航空史に名を残す

ハイスカイ航空が7日、国内のオトペニ国際空港からニューヨークへの直行便を就航させ、同国発着の大西洋路線が20年ぶりに復活した。
09時00分、ブカレストを離陸したハイスカイ便H4101が大西洋を越えてニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港へ向かう。約10時間の直行便で、同社がエアバスA330-200型機を投入。275席をビジネスクラスとエコノミークラスに分けて運航する。
HiSkyによると、この路線開設により同社は「ルーマニア航空史上、米国への定期便を運航する唯一の民間航空会社」となる。2003年に国営ルーマニア航空が米国路線を撤退して以来、約20年ぶりの快挙である。
機長を務めたのは、HiSkyのゼネラル・ディレクターであるイウリアン・スコルパン氏。経験20年以上の同氏が、歴史的な初便の舵を取った。スコルパン氏は「ルーマニア人が再び直接、アメリカへ渡航できるようになった記念すべき日だ」と喜びを語った。
ニューヨーク線の就航で、ルーマニアからニューヨークへ向かう旅客の需要に応えられるようになった。HiSkyはこれまでヨーロッパ各地への路線を中心に運航してきたが、「多大な努力の末にようやく海外長距離線の運航を実現できた」としている。
ニューヨーク線は週4便、月曜、水曜、金曜、土曜の運航。ブカレストからニューヨーク線の乗り継ぎも可能となり、クルージュナポカやキシノウなど主要都市からの旅客の利便性が高まる。
HiSkyは現在、ルーマニア国内2位の航空会社。主力のブカレスト線に加え、ヤシ、バイアマーレ、ティミショアラなど国内各地からの路線も展開している。輸送実績や運航路線網から、同国有数の航空会社に成長した。今回の長距離国際線の就航で、さらなる成長が期待される。
#ルーマニア航空史 #直行便復活 #A330長距離線 #民間航空会社 #ルーマニア米路線復活 #記念日 #長距離路線 #新規就航
引用:
stirileprotv.ro/stiri/actuali...
「VOICEVOX:剣崎雌雄」

Пікірлер