日本最大のからくり人形=三重県四日市市

三重県四日市市で毎年8月第1週の土日に開かれる大四日市まつりで、今年も日本最大のからくり人形と言われる「大入道」(県指定有形民俗文化財)が披露された。大入道は首を長く伸ばすことができる人形で、山車と合わせて最長9メートルに達する。大入道が太鼓やどらに合わせて両腕を前後に振りながら首を伸ばし、舌を出したり、目をギョロッと動かしたりすると観衆から歓声があがった。
 大入道の通常時の全長は4.5メートルで、首は2.7メートル伸びる。この日は、白黒縦じま模様の着物姿に同市の市制施行120周年を記念したたすきを身に着けて登場。8人の人形師が操った。
 中納屋町大入道保存会によると、大入道は江戸時代後期の文化2年(1805年)に製作された。町で悪事を働くタヌキを驚かせるために作られたなどと由来が民話で伝えられている。市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のモチーフになった。【時事通信津支局】
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