大和市では、ひきこもり状態にある方を「こもりびと」と呼称しています。今回の講演では、こもりびとの皆さんの実情を知っていただくことで偏見をなくし、支援の輪を広げることを目的としています。また、こもりびとの皆さんやそのご家族の方に対しては、「だれかに頼ってほしい」との思いをお伝えします。
【前編のあらすじ】
８０代の親が、ひきこもる５０代の子供の生活を支える状況を、「８０５０問題」といいます。この問題は、多くの場合、親世代とその子供たちとの価値観の違いによって生じています。バブル崩壊以降、我が国の経済状況や価値観は、親世代が生きた時代から大きく変化しました。この違いが、親子で共有できないことによって、お互いの理解が進まないという問題があります。
またこれまで、こもりびとの皆さんへの支援は、病気や障がいなどの「診断ありき」で進められてきました。多くのこもりびとの皆さんは、社会的要因によってその状態となっています。現代の世の中では、だれでもこもりびとになる可能性があります。
前編では、主にこもりびとの皆さんの実情をお伝えします。
※後編の動画はこちら
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