岐阜県各務原市水道水の水源で、発がん性が指摘される化学物質「ＰＦＡＳ」が検出された問題で、市長が１７日初めて会見を開き、謝罪した上で、今後の対策を発表しました。
各務原市　浅野健司市長：
「市民のみなさまに不安を与えていることを改めてお詫び申し上げたい」
この問題は各務原市内の水道水の約半分をまかなう水源で有機フッ素化合物「ＰＦＡＳ」が国の暫定目標値を超えて検出されていたものです。
これを受け、各務原市の浅野健司市長は、今後の対策として、水源から水が供給されている市立の小中学校や県立高校などに２学期が始まる前に、合わせて約７００個の浄水器を設置すると発表しました。
また、水源地には今月から活性炭による浄化システムを順次導入し、濃度低減を目指すとしています。市では３年前から「ＰＦＡＳ」が基準値を超えていました。
【2023.8.17放送】
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