【平井久志にきく】北朝鮮の金正恩総書記を悩ませる「思想づくり」とは

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2024年1月、北朝鮮の金正恩は、韓国を「平和統一の対象」ではなく「第一の敵対国」と位置づける考えを明らかにした。
北朝鮮の若者たちは、ひそかに韓国の映画やドラマを入手し、隣国への憧れを募らせている。それは、祖国・北朝鮮への反発心を引き起こす可能性もある。今回の決定は、韓国を敵対国とし、徹底的に情報を遮断することにより、北朝鮮国内の統制を保つためであるとも考えられる。
北朝鮮はこれまで、「思想」により自国民を徹底して支配してきたが、その支配に揺らぎが生じてきている。北朝鮮の「思想」とは如何なるものか、今後も北朝鮮は「思想」により民衆をまとめ上げることができるのか--。『金正恩の革命思想』(筑摩書房)を上梓した平井久志氏(共同通信社客員論説委員)に話を聞いた。(聞き手:関瑶子、ライター&ビデオクリエイター)

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