音楽：Yuto
イラスト：ノーコピーライトガール
【歌詞】
言葉を奪ったrainy
意味もなく沈む情景
嵐は止むんだきっと
それまでは僕で居よう
期待したいほどに光った
僕たちの想像は
心の中仕舞って
大人になっていく
痛いくらい泣いたあの日の
羨望と欲求は
雨に流されたまま
薄くなっていく
青い春過ぎた梅雨には
夢と希望なんて
跡形残さず全て
消えていったのか
歩いてもまた戻される
窮屈な現実と
謳う声響いても
耳が痛いだけ
どうせ死ぬと分かるなら
魂ごと叫んでよ
保守的な態度なんて
君を殺すだけ
理想だけと嘆くなら
それ以外を間に受けろ
痛みすらない度胸で
何を語れるか
言葉を奪ったrainy
音もなく消えてく憧憬
嵐は止むんだずっと
分かってる、僕で居よう
心に刻んだ憂いに
過ぎていく今を重ね
自分で選んだ今日に
噛みついて生きていこう
愉快犯とも取れるような
統制の越権は
甲斐性のない意志全て
心外に飲んでゆく
卑屈さを抱え目指した
窮屈な偶像は
エゴに任した小謡の
口火を切るだけ
夢を追った少年が
誘惑に追われたまま
終わっていく世界など
お前だけでいい
夢を捨てた青年が
拾い集めた怒りを
ぶち撒けるのは更々
飽きてきてんだな
言葉を奪ったrainy
「日々」と書く「命」繋げ
はち切れるくらいの想いも
そこになら繋がっていく
僕らが選んだ愛に
泥を塗る日々の惨状
嵐が来たって僕は
いつまでも僕で居たい
子供の頃に語った言葉
青春あとの梅雨が攫うようで
言葉を繋いでrainy
湧き出した夢を追って
嵐を呼ぶんだきっと
それまでも僕で居るよ
いつしか広い晴天に
夏が来る風を感じ
薄れたその情景を
取り戻す僕で居よう