のとじま水族館の『ジンベエザメ入れ替え』に密着! 普段と違う様子に警戒も…放流と搬入が無事終了

石川県七尾市の「のとじま水族館」で親しまれてきた2頭のジンベエザメが新たなジンベエザメと交代しました。大がかりな入れ替え作業の様子に密着しました。
2019年にのとじま水族館にやってきた2頭のジンベエザメ。一般公募で「スズベエ」「ナナベエ」と名づけられた2頭は多くの人に愛されすくすくと育ってきました。
ただ、のとじま水族館ではジンベエザメが6メートル近くまで成長すると水槽で飼うことができず、新たな個体と入れ替えることになっています。
午前5時半…。
(リポート)
「3年間のとじま水族館で愛されてきたナナベエ、今日お別れの時を迎えます」
クレーンを使い、専用の容器が水槽に運び込まれました。スズベエは28日すでに搬出されていて、29日はナナベエの番です。4.6メートルの大きな身体を引き上げるため、水族館におよそ20人いる飼育職員が総動員で作業にあたります。
(リポート)
「これからダイバー5人ほどがナナベエを誘導するようです」
ダイバーたちが近づきますが、ナナベエは多くのダイバーの姿に驚いたのか水槽の底を泳ぐばかり。3人のダイバーたちがナナベエの身体を触りながら誘導しています。
のとじま水族館 高橋勲さん:
「飼育員が多くいたり容器があったり、いつもと違う様子にナナベエなりに何か感じていたのかもしれません」
別れを惜しむナナベエとダイバーたちの格闘が続き、いよいよ…。
(リポート)
「あ、今!かなり抵抗しています!でも今、容器に入りました!」
その後クレーンで引き上げられ、ナナベエは29日午前11時ごろ、能登半島沖で放流されました。
そして29日は新たに8月志賀町沖で捕獲されたメスのジンベエザメが無事搬入されました。
高橋勲さん:
「これまでの2頭も愛着はあるんですけど、新たな2頭が入って入れ替え作業の方もケガとかトラブルなく無事に終わってほっとしています。このあとも元気に大海原を泳いでくれればなという思いです」
新たに搬入されたジンベエザメは28日搬入された個体とともにすでに展示されています。のとじま水族館では今後2頭の名前を一般公募する予定です。
石川さんLiveNewsイット www.ishikawa-tv.com/minnano_n...
(2022年9月29日放送)
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